大和鉄道・田原本駅付近の廃線跡(プチ廃線跡探訪) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回のプチ廃線跡探訪コーナーは、
近鉄田原本線の前身である大和鉄道が戦前に営業していた田原本(現:西田原本)~桜井の区間のうち、
近鉄橿原線との交差部分の廃線跡について超簡単に紹介いたします。

  
  

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西田原本駅にて。現在は近鉄田原本線の終着駅ですが、大和鉄道時代は中間駅でした。
現在は使用されていませんが、大和鉄道時代のホーム跡が残存しています。

  
  

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西田原本駅の終端部を望む。こちらにもホーム跡が残存しています。
かつてはこの先、桜井まで線路が延びていました。

  
  

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近鉄橿原線が大和鉄道線跡をオーバークロスします。
写真は西田原本方を望む。鉄道カーブを描いています。
廃線跡は桜井駅近くまでの大半の区間が2車線道路の奈良県道に転用されています。
尚、近鉄橿原線の方が上を走っているのは大和鉄道線の方が開業が早かったからです。

  
  

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こちらは上写真と同地点にて桜井方を望む。2車線道路が大和鉄道線の廃線跡です。
廃止から半世紀以上が経過し、この付近に遺構は残っていないようです。

  
  

(おしまい)  

  

  

注意点   

西田原本~桜井の廃線跡は大半が道路転用されているので辿りやすそうですが、距離が7.5kmほどあります。
遺構はほとんど望めず、桜井駅付近の橋梁跡にあるくらいかと思われます。

  
  

(2009年、2012年撮影。参考:Yahoo!ブログ「アメマのおとしもの」、地理院地図、Yahoo!地図、Wikipedia)