旧佐賀線・筑後川昇開橋(プチ廃線跡探訪) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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今回のプチ廃線跡探訪コーナーは、
佐賀と福岡県の瀬高を結んでいたものの1987年に廃止された佐賀線のうち、
佐賀・福岡両県を隔てる筑後川に架橋されていた鉄道用可動式橋梁【昇開橋】の
筑後川橋梁(案内上は『筑後川昇開橋』)を超簡単に紹介します。
今後、佐賀線の廃線跡を正式に探訪した際には、廃線跡探訪の記事を改めてUP致します。
⇒廃線跡記事(簡易版)はこちら


 

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瀬高方(福岡県大川市)から筑後川昇開橋を渡りました。
橋梁の手前には筑後若津駅跡があり、駅舎を模した休憩所や記念碑があります。


 

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橋を渡ります。筑後川昇開橋は佐賀線廃線後に遊歩道として整備されました。
橋の両岸には門扉があり、昇開橋可動時は危険防止のため閉鎖されます。
尚、通常時、昇開橋は下降状態で、対岸へ通り抜けが可能です。
(稼働時刻はネットなどで事前に調べて下さい)


 

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橋を歩き、昇開橋部分へと差し掛かります。
現在はここにある小屋(写真右側)に係員がいて(昇開橋稼働時間内のみ)、私はパンフレットを貰いました。
この小屋は昇開橋の機械室(操作室)を兼ねているようです。現役時はどこで昇開橋を動かしていたのでしょうか?
また、筑後川昇開橋では今後の施設維持に向けて募金をしています。募金箱がここにあります。


 

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可動部分を通ってさらに西へ行きます。


 

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橋から見る北側の風景です。


 

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こちらは南側の風景です。意外にも筑後川昇開橋から有明海(河口)まで遠く、8kmほどあります。


 

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間もなく昇開橋を渡り終え、佐賀県側に着きます。


 

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佐賀県側より福岡県側を望む。


 

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佐賀県側の河岸には駅はありませんでしたが、諸富鉄橋展望公園として整備されています。


 

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こちらは下降状態の筑後川昇開橋です。


 

(おしまい)

  

  
注意点  

筑後川昇開橋へのアクセスは路線バスが便利で、西鉄柳川駅または佐賀駅からアクセス可能です。
路線バスは30分に1本走っています。西鉄バスなので『Suica』も利用可能です。
機会があれば今度は佐賀線の廃線跡を探訪したいですね。

  

(2016年撮影。参考:Wikipedia)