今回の【駅】コーナーは、臨港路線である鶴見線の支線・大川支線の終着駅である
大川駅 (おおかわえき。Okawa Station) です。
大川駅 (おおかわえき。Okawa Station) です。
駅名
大川駅 (JI 61)
所在地
神奈川県川崎市川崎区
乗車可能路線
JR東日本:鶴見線大川支線
隣の駅
安善方……安善駅
(※) 途中の武蔵白石駅にホームはありません。
訪問・撮影時
2010年3月、2020年11月
大川駅の駅舎です。無人駅で、木造の簡素な構造です。
駅前の様子です。駅南の踏切東側より東を望む。
周辺は工業地帯で、大小の工場や物流施設が林立しています。
尚、駅周辺にはコンビニ、商店はありません。
尚、駅周辺にはコンビニ、商店はありません。
改札口です(改札内より撮影)。自動改札機はなく、ICカードの簡易改札機が設置されています。
こちらは2020年、改札外より撮影。
手前にはきっぷ回収箱があります。
後方には自動券売機がありましたが撤去され、今は乗車駅証明書発行機のみがあります。
ICカードのチャージは鶴見駅などで行って下さい。
そして、改札の先の階段を登るとホームです。スロープはなく、バリアフリー非対応です。
駅名標は国鉄タイプをアレンジしたデザインです。ベンチの壁面にはJR東日本標準タイプの駅名標もあります。
現在は上写真の建植式駅名標が撤去されて、この駅名標のみです。
JR東日本の標準デザインで、矢印の中央には鶴見線のラインカラーである黄色が表示されています。
駅ナンバリングは「JI 61」です。
また、川崎市内の駅ですが、便宜上、特定都区市内制度における横浜市内駅に指定されているため、右側には「浜」マークがあります。
大川駅は単式ホーム1面1線の構造で、東側には側線が2本あります。安善方を望む。
2020年撮影。安善方を望む。
現在は側線が草に覆われています。
ホーム有効長は3両分、上屋は終端方の約1両分です。
武蔵白石・安善方を望む。大川支線は単線です。線路に並行して道路があり、武蔵白石駅まで徒歩約10分です。
私が大川駅で下車したのは2002年、2010年の2度です。乗り鉄時に終着駅だったので必然的に下車しました。運行本数が少ないだけあり、簡素な駅でした。
東京からですと京浜東北線で鶴見まで行き、鶴見線の大川行きに乗り終点下車。南武線の尻手から南武支線で浜川崎まで行き、鶴見線に乗り換えるルートも使えますが、大川支線との乗換駅は武蔵白石ではなく安善です。
一方、大阪からですと東海道新幹線で新横浜まで行き、横浜線で東神奈川へ。さらに京浜東北線に乗り換えて鶴見からは上記のルートです。大川駅は川崎市にありますが、乗車券の行先【浜】(横浜市内)と記載されていれば新幹線の乗車券で大川駅まで行けます。また、別途運賃が必要ですが品川経由でも到達可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線で新横浜まで行き、横浜線で東神奈川へ。さらに京浜東北線に乗り換えて鶴見からは上記のルートです。大川駅は川崎市にありますが、乗車券の行先【浜】(横浜市内)と記載されていれば新幹線の乗車券で大川駅まで行けます。また、別途運賃が必要ですが品川経由でも到達可能です。
最大の問題点は、大川支線の運転本数が極端に少ない事です。平日こそ朝4往復、夕5往復ありますが、土休日は朝2往復夕1往復のみです。また、大川駅ではすぐに折り返してしまうので滞在時間を長く取る場合は隣の武蔵白石駅まで徒歩(約10分)で移動する手段もあります。東京からは余裕で日帰り訪問可能ですが、大阪からですと夕方の列車でないと日帰り訪問ができません。
食料・飲料について、駅前にコンビニ、飲食店はありません。長時間滞在される場合は事前に用意しましょう。
大阪からはやや遠いですが、ぜひ大川駅へもご訪問下さい!
(参考:Wikipedia)