東レ三島工場専用線の廃線跡(プチ廃線跡探訪) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回のプチ廃線跡探訪コーナーは、かつて三島駅から分岐して北口側にある東レ三島工場までの間を結んでいた、
東レ三島工場専用線の廃線跡を超簡単に紹介いたします。

  

東レ三島工場で使用するボイラーの燃料である重油、そしてエチレングリコールの輸送で専用線が使用されていましたが、2007年に燃料が都市ガスへ転換された事で取扱量の過半数を占めていた重油輸送が終了し、専用線は廃止されました。1998年までは有蓋車による貨物輸送も行われていました。現在は大半の設備が撤去されたそうですが、一部残存していました。

  

今後、廃線跡を正式に探訪した際には、廃線跡探訪の記事を改めてUP致します。

  
  

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東レ三島工場専用線は東海道本線の三島駅神戸方(西方)より北へ分岐し、東海道新幹線の三島駅と三島車両所検修線の検修庫の下を左へカーブしながらアンダークロスします。全長111mのトンネルで、在来線列車の車窓からトンネルの入口を確認できます。

  
  

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三島駅北口側の、専用線跡が東海道新幹線をアンダークロスして北側へ出てきた地点です。
警報器が残存しています。

  
  

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新幹線下のトンネル内部にはレールが残っていました。

  
  

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また、踏切から東レ三島工場側を見ると、こちらにもレールが撤去されずに残っていました。

  
  

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1本北の道路へ移動しました。警報器と竿が残存しています。写真は新幹線方を望む。

  
  

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上写真と同一地点より東レ三島工場方を望む。こちらの廃線跡は駐車場に転用されていました。

  
  

(おしまい)  

  

  
注意点  

東レ三島工場専用線は全長約1kmと短いです。三島駅下車のついでに訪問が可能ですが、
南口側の改札外からですと北口側へ回るのに時間がかかるのでご注意を。

  

機会があれば再探訪してみたいですね。

  

(2015年撮影。参考:地理院地図、Wikipedia)