狸小路電停にて。
今回は、2015年12月20日に開業(正式には復活)した、現存する札幌市電を環状線化するために再開通させた都心部の路線、
札幌市電都心線を簡単に紹介します。
札幌市電都心線を簡単に紹介します。
尚、今回の記事は、駅ナンバリングとは逆方向の、西4丁目~すすきのの順(外回り)で紹介致します。
ご了承下さい。
ご了承下さい。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
(※1) 札幌市電:都心線 | すすきの~狸小路~西4丁目 | 0.449km | (※2) |
(※2) 全線複線(サイドリザベーション方式)・直流600V電化。軌間1,067mm。
踏破達成時・撮影時 | 2016年4月 |
西4丁目電停にて。長らく終着駅でしたが現在は中間駅になりました。
外回りホームは以前からの位置(南1条通)にありますが、内回りホームは札幌駅前通側(南1西2交差点の南側)に設置され、以前の場所からは内回り電車(西線16条方面)には乗れませんのでご注意下さい。
外回りホームは以前からの位置(南1条通)にありますが、内回りホームは札幌駅前通側(南1西2交差点の南側)に設置され、以前の場所からは内回り電車(西線16条方面)には乗れませんのでご注意下さい。
外回り電車は西4丁目を発車すると南1西2交差点を右折して内回り線と離れ、
南北に走る札幌駅前通の南行き車線の歩道側を南下します。
内回り電車は北行き車線の歩道側を北上しており、都心線は道路の中央ではなく側方を走っています。このような路線形態をサイドリザベーション方式と言います。
内回り電車は北行き車線の歩道側を北上しており、都心線は道路の中央ではなく側方を走っています。このような路線形態をサイドリザベーション方式と言います。
両側にビル街を見ながら南下すると、狸小路電停に着きます。
狸小路交差点を発車後は左右に狸小路商店街を見て、
引き続き札幌駅前通を南下します。
そして歓楽街である「すすきの」地区へと入り、
南4西4交差点を右折して内回り線と寄り添うと、
すすきの電停に到着します。すすきの電停は外回り・内回りとも以前と同じ場所にホームがあります。
すすきの電停より先は山鼻線へと入ります。
【すすきの】南4西4交差点より西4丁目方を望む。写真は内回り線です。
環状線となった札幌市電では、中央図書館前をベースとする環状系統『外回り 循環』『内回り 循環』が主に運転されていて、中央図書館前を始発・終点とする電車も設定されています。また、平日の朝ラッシュ時には西線16条~西4丁目~すすきのの系統も運転されています。
データイムは環状系統のみが平日は6~7分間隔、土休日は7~9分間隔で運転され、平日朝ラッシュ時は西線16条発着の区間運転系統も増発され3分間隔になります。平日夕方は若干本数が増えますが、平日の夜間と全日の早朝・深夜は本数が少なくなります。また、データイム以外の時間帯は中央図書館前が始発・終着となる循環系統の電車が多数設定されています。
電車は単行のボギー車が中心ですが、低床車両であるA1200形「ポラリス」も運転されています。
すすきの~西4丁目の標準所要時間は6分ですが、信号のタイミング等により多少前後します。