大町アルペンラインを走る路線バス扇沢線【立山黒部アルペンルート】(長野県大町市。2007年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
信濃大町駅にて。

 

今回は、立山黒部アルペンルートの一端を担うバス路線で、大糸線の信濃大町駅から西へ向かい、大町温泉郷を経て大町アルペンラインを通り、関電トンネルトロリーバスの扇沢駅へ至るバス路線で、
アルピコ交通と関電アニメックス北アルプス交通の共同運行路線、
扇沢線を簡単に紹介します。

 

尚、私の訪問は2007年と8年前で、しかも写真が少ないですが、ご了承下さい。


 

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用)  

  
  

区間   全長   方式  
信濃大町駅~扇沢  約17km  路線バス(他に速達タイプの長野駅東口~扇沢の系統あり)  

  

  

訪問・撮影時   2007年5月  

  

  

イメージ 3
大町アルペンラインを走る路線バス・扇沢線の発着する信濃大町駅です。
JR大糸線では、夏期に東京・新宿からの臨時夜行列車が運行されています。
超繁忙期は信濃大町駅5時30分発の便も設定されているので、両者の運転日が合えば早朝に扇沢まで到達することが可能です。


 

イメージ 4
信濃大町駅にて。天気が良ければ駅からでも北アルプスの山々を望めます。


 

イメージ 5
また、バス停は駅前にあり、乗車券売場もあります。

 

扇沢線バスは信濃大町駅を発車すると大町市街を北上し、北大町駅付近からは県道45号線(大町アルペンライン)を西へ進みます。


 

イメージ 6
県道45号線に入ると長閑な風景の中を走ります。

 

その後は大町温泉郷を経由して、山間部へ入っていきます。
日向山高原を過ぎると籠川の谷を分け入るように山道を進み、途中には落石覆いもあります。
そして周囲が開けて大きな建造物(関電トンネルトロリーバスの扇沢駅)が見えてくると扇沢に到着します。


 

イメージ 7
扇沢駅乗車場にて。バス停は関電トンネルトロリーバスの扇沢駅と直結しています。


 

イメージ 8
扇沢より信濃大町駅方を望む。すぐに山道となります。
歩道はなく、距離的にもここまで徒歩で来るのは困難です。


 

イメージ 9
扇沢駅降車場にて。ピーク時には複数台のバスが停車できる構造になっています。
駅舎の上層階には関電トンネルトロリーバス(現・関電トンネル電気バス)の乗り場があります。

  

  
情報(2015年7月現在)  

営業期間   4/16~11/30。冬期運休。  
営業時間   信濃大町駅発6:15~17:10、扇沢発7:00~17:55。繁忙期は増発・早朝運転あり(要確認)。  
運転間隔   概ね1時間~1時間半間隔。多客時は臨時便を増発することがあります。  
所要時間   片道40分。  
運賃   大人片道1,360円、往復2,500円。小人片道680円、往復1,250円。  
(※)往復券は7日間有効。往復券は車内や扇沢駅では発売していません。  
(※)ICカードは利用不可です。  
(※)『立山黒部アルペンきっぷ』など、扇沢線に乗車可能な企画きっぷもあります。  

  

  
注意点  

バスの乗車定員は限られていて、また指定席は設定されていないので、繁忙期は余裕を持ってお出かけ下さい。
黒部ダム・黒部湖方面へは富山側より信濃大町駅からの方が短時間で訪問可能です。

 

また、扇沢駅は立山黒部方面は標高が高くて平地より気温が低いので、真夏であっても上着を用意しておいた方が無難でしょう。

  
のりかえ  

乗換駅    乗換路線   
信濃大町駅   JR東日本:大糸線  
扇沢駅   関西電力:(※) 関電トンネルトロリーバス【立山黒部アルペンルート】  
(※) 現在は鉄道路線ではなくバス路線の関電トンネル電気バスに変更されました。  
  
(参考:アルピコ交通のHP、Wikipedia)