東武小泉線(その1・館林~西小泉) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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西小泉駅にて。8000系電車です。

  

今回より2回に分けて、群馬県館林市から大泉町を経て太田市までを結ぶ東武鉄道の支線、
東武小泉線を紹介していきます。

  

第1回目は、館林から西へ進み、太田方面列車との乗換駅である東小泉を経由して大泉町の市街地を通って西小泉へ至る区間、
館林~西小泉を紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)   

  
  

路線名   区間・営業キロ   備考  
東武鉄道:小泉線  館林~西小泉(12.0km)、太田~東小泉(6.4km)  軌間1,067mm  
  
  
今回紹介の区間   
区間   営業キロ  備考  
館林~西小泉  12.0km   全区間単線・直流1,500V電化  

  

  

踏破達成時   2007年8月  
撮影時   2011年11月ほか  

  

  

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起点の館林駅にて。
2面5線の構造で、小泉線列車は西側の島式ホーム北側を切り欠いた4番線を使用します。
かつては中間改札がありましたが、『 PASMO 』の導入に伴い撤去されました。

  

館林を発車すると左へカーブして、伊勢崎線、佐野線と分かれます。

  
  

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その後は住宅地の中を西へ走りますが、国道122号線をアンダーパスすると田畑の中を走るようになり、成島に着きます。

  
  

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成島を発車後は多々良沼の南側に広がる農村風景の中を走り、右へカーブすると群馬県・館林市から邑楽町(おうらまち)へと変わります。

  

右手に工場を見ながら右へカーブすると整然とした住宅地の中へと入り、今度は左へカーブすると本中野に着きます。

  

本中野を発車後は住宅と田畑の混在した風景の中を西へ走り、篠塚に着きます。

  
  

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篠塚駅にて。ローカルな雰囲気が漂っています。

  

篠塚を発車後は田園地帯を走るようになり、国道354号大泉邑楽バイパスを潜ります。その後は大泉町へと変わり、住宅地を走るようになると東小泉に到着します。

  
  

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東小泉駅にて。小泉線の運転系統は館林~西小泉と東小泉~太田(~赤城)に分割されており、館林~太田を小泉線経由で移動する場合は東小泉での乗換を伴います。また、接続時間が長くなるケースもあるので、館林以遠~太田以遠を利用する場合は遠回りの伊勢崎線経由の方が乗換なしで便利です。

  

東小泉を発車すると太田方面へ向かう線路が右へ分かれ、住宅街の中を西へ走ると小泉町駅に着きます。

  
  

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小泉町駅にて。駅の南側は市街地になっています。

  
  

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小泉町駅を発車後は市街地を走行し、左手に小泉城跡を見ながら左へカーブし、進路を南南西へ変えるとほどなくして終点の西小泉に到着します。

  
  

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西小泉駅は島式ホーム1面2線の構造で、西側には側線と使われなくなったホームがあります。
尚、1976年までは当駅より先に貨物線の仙石河岸線が延びていました。

  
  

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西小泉駅にて。駅舎は古く、おそらく昭和16年(1941年)の開業当時からの駅舎かと思います。
駅の周辺には工場が多く、また大泉町は外国人人口の比率が高いことで有名です。

  

(つづく)  

  

  

乗り鉄の注意点  

小泉線では普通列車のみの運転で、前述の通り館林~西小泉の系統と東小泉~太田・赤城の系統に分割されています。例外的に朝方と深夜のみ西小泉~東小泉~太田を結ぶ列車が運転されています。したがって、館林~太田を直通する列車は小泉線経由では設定されていません。

  

朝方と夕方~夜間は概ね1時間当たり2~3本が運転されますが、利用の少ないデータイムは毎時1本の運転です。
尚、小泉線経由でも館林~太田を移動できますが、東小泉で少々待ち時間があります。結果として伊勢崎線経由の方が速く移動できるケースが多いです。

    

使用車両は8000系2連です。

   

区間ごとの所要時間は、館林~東小泉で13分、東小泉~西小泉で5分、東小泉~太田ですと9分です。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
館林駅   東武鉄道:伊勢崎線佐野線  
東小泉駅   東武鉄道:小泉線(太田方面)  
西小泉駅   東武鉄道:仙石河岸線の廃線跡(貨物線。1976年廃止)  
  
(参考:Wikipedia)