海芝浦駅にて。205系電車です。
今回は、京浜工業地帯を走る鶴見線のうち、
浅野駅から海側へ分岐して海芝浦駅へ至る海芝浦支線を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR東日本:鶴見線【海芝浦支線】 | 浅野~海芝浦 | 1.7km | (※1)単線・複線混在。直流1,500V電化 |
踏破達成時 | 2002年8月 |
撮影時 | 2009年11月ほか |
浅野駅にて。ホームはカーブしていて、扇町方面へ至る本線とはホームが分離されています。
同じく浅野駅にて。写真左側が本線のホーム、右側が海芝浦支線のホームです。
海芝浦支線が駅の鶴見方から旧カーブで分岐していく様子が見て取れます。
海芝浦支線が駅の鶴見方から旧カーブで分岐していく様子が見て取れます。
海芝浦支線は全区間で神奈川県横浜市鶴見区内を走行します。
浅野を発車するとさらに右へカーブして道路と踏切で交差し、その後はその道路と並走しながら左手に運河や対岸にある工場を、右手にJFEエンジニアリング鶴見事業所を見ながら複線で南東へ走ります。
浅野を発車するとさらに右へカーブして道路と踏切で交差し、その後はその道路と並走しながら左手に運河や対岸にある工場を、右手にJFEエンジニアリング鶴見事業所を見ながら複線で南東へ走ります。
(海芝浦へ向かって左側車窓)そして左手に奥へ続く運河(旧浜安善駅へ延びる鶴見線石油貨物支線=安善駅構内扱い、の橋梁も見えます)を見ながら走ると新芝浦に到着します。
新芝浦からは単線になります。右側の単線は東芝京浜事業所へ繋がる授受線で、しばらく並走します。左側の車窓風景は変わらず運河で、対岸には工場があります。
新芝浦駅にて。海芝浦行きのホームは運河に面しています。
(浅野方面行き列車より望む)その後、東芝京浜事業所の専用線と分かれると右へ90°カーブして進路を南西へ変えます。
左手に京浜運河や対岸の扇島にある工場、そして左前方には首都高速湾岸線(B)の鶴見つばさ橋を見ながら走ると、ほどなくして終点の海芝浦に到着します。
海芝浦駅は単式ホーム1面1線で、ホームは陸側ではなく海側にあります。ホームからは京浜運河や鶴見つばさ橋を望めます。
海芝浦駅ホームより浅野方を望む。左側には東芝京浜事業所があります。
ちなみに、海芝浦駅は東芝京浜事業所の敷地内にあります。
ちなみに、海芝浦駅は東芝京浜事業所の敷地内にあります。
海芝浦駅の終端方を望む。右側には駅舎がありますが、東芝の関係者以外は駅舎の外(=東芝京浜事業所)へ行くことができません。
なので、ここで引き返すことになります。『 Suica 』の簡易改札機はホームを下りた所にあり、ICカード利用時は必ずタッチしなければなりません。
なので、ここで引き返すことになります。『 Suica 』の簡易改札機はホームを下りた所にあり、ICカード利用時は必ずタッチしなければなりません。
駅の終端部には「海芝公園」があり、一般の乗客も休憩・利用できます。自動販売機もあります。海を眺めることが可能です。
おまけ。2002年の初訪問時、守衛さんに許可を頂いて、駅の外から写真撮影致しました。
海芝浦支線の列車はすべて各駅停車です。
海芝浦支線は通勤路線に特化しているため、平日朝ラッシュ時は毎時2~5本、平日夕ラッシュ時は毎時2~4本と多いですが、それ以外の時間帯は毎時1本が主体です。また、土休日は朝に2~3本/h、夕方に2本/hの時間帯がわずかに見られる以外は全て毎時1本となっていて、乗り鉄難易度は比較的高いです。
運転系統は、平日夕方に弁天橋発海芝浦行きが1本のみ設定されている以外は全て鶴見~海芝浦の系統です。
使用車両は、205系3連です。先頭車両は全て改造車です。
浅野~海芝浦の所要時間は4分、鶴見~海芝浦ですと11分です。
最後に、海芝浦支線では『 Suica 』などの交通系ICカードを利用できます。海芝浦駅では駅の外へ出ることができませんが、ホームを下りた場所に簡易改札機がありますので出場→入場の順でタッチを忘れずに。
乗換駅 | 乗換路線 |
浅野駅 | JR東日本:鶴見線【本線】 |
(参考:Wikipedia)