521系電車(JR西日本)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.68】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除く在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.68は、JR西日本の交直流近郊形電車・521系です。

521系は直流の近郊形電車として導入された223系(特に5000番台)の交直流版として、
2006年の敦賀直流化時に福井県・滋賀県の費用負担のもと1次車が導入されました。

そして2009年以降、JR西日本の経営判断で2次車が増備され、419系を完全淘汰して475系も半減するに至りました。

さらに2013年以降にも3次車が増備されましたが、このグループは225系に似た前面形状となり、
併結運転対策で先頭部にも転落防止幌が常時設置された状態で運転しています。
まるで競走馬のチークピーシーズみたいですねwww

基本仕様は223系と同じく片側3扉・転換クロスシート主体ですが、車端部はロングシートです。
側窓レイアウトも223系と同様で、225系タイプの3次車についても側面は1次車、2次車と同じです。

ちなみに、521系は2両編成のみが在籍しています。
419系や475系の3連を521系2連で置き換えた列車も多く、混雑の激化を招いています。


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3次車の車内です。
扉間は223系と同じく転換クロスシート主体です。
3次車も側窓配置は223系と同様で、シートピッチと窓割が一致しています。
225系もこの3次車と同じ側窓配置にしてほしいですね。
また、情報案内装置は側扉上に千鳥配置されています。


JR西日本の521系電車に対する私の勝手な評価(平均値)は
外観・デザイン21点
車両性能24点
車内・居住性22点
乗りたい度20点
合計 87点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、87点になりました。転換クロスシート主体なので、座れれば快適な旅ができます。


521系は当初、製造費用を負担した福井県と滋賀県での運用が中心でしたが、
のちにJR西日本が補助金に頼らずに増備をした結果、
北陸本線の富山以西では主力車両の座を射止めるに至りました。

今後も北陸地区で末永い活躍が期待できる一方、
一部車両は2015年春に北陸新幹線が金沢まで延伸されると同時に誕生する
石川県と富山県の三セク会社に譲渡される予定です。

まぁ、521系自体は乗車・撮影を急がなくても北陸へ行けばいつでも乗れます。

今回をもちましてJR西日本編は終了です。
意外と気動車の形式が少なくて電車の形式が多かったですね。

(参考:Wikipedia)