豊川稲荷駅にて。6800系電車です。
今回は、名鉄名古屋本線の国府駅から分岐して、豊川市街を東へ進んで豊川稲荷駅へ至る、全線が愛知県豊川市内を走る路線で、今となっては名鉄唯一の軌道路線である
名鉄豊川線を紹介します。
名鉄豊川線を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
名古屋鉄道:豊川線 | 国府~豊川稲荷 | 7.2km | 全線単線・直流1,500V電化。軌道線 |
踏破達成時 | 1999年8月 |
撮影時 | 2013年6月ほか |
国府駅にて。島式ホーム3面6線の構造で、豊川線の列車は東側の4・5・6番線を使用します。
国府を発車するとしばらくの間、名古屋本線と住宅地の中を並走します。
やがて左へカーブして名古屋本線と分かれると田園地帯を東へ進みます。
そして高架区間になると住宅地を走るようになり、八幡に着きます。駅の北側は住宅地、駅の南側は工場です。
八幡を発車後は地平区間に戻り、右へカーブして住宅地を進みます。そして県道21号と踏切で交差すると諏訪新道信号場を通過します。
その後は軌道線らしく(?)道路の中央を走るようになり、諏訪町に到着します。
諏訪町を発車すると住宅地の中、大半の区間で道路の中央を走り続け、稲荷口に着きます。
稲荷口駅にて。島式ホームの延長上に駅舎と改札口があります。
稲荷口を発車後は左へカーブし、右側から来た複線の飯田線としばし並走すると、終着駅の豊川稲荷に到着します。
豊川稲荷駅は頭端式ホーム1面2線で、終端部に改札口・駅舎があります。
豊川稲荷への参拝客輸送を考慮してか、名鉄の駅にしてはホームが広いです。
豊川稲荷への参拝客輸送を考慮してか、名鉄の駅にしてはホームが広いです。
豊川稲荷駅にて。写真左側にはJR東海・飯田線の豊川駅があります。
JR東海は割引きっぷなどを発売して、対名古屋輸送で名鉄と競争していますが、私の見た感じでは名古屋方面は名鉄、豊橋方面はJRと方面別によって使い分けられているような印象でした(違うかもしれませんが…)。
JR東海は割引きっぷなどを発売して、対名古屋輸送で名鉄と競争していますが、私の見た感じでは名古屋方面は名鉄、豊橋方面はJRと方面別によって使い分けられているような印象でした(違うかもしれませんが…)。
豊川稲荷駅から西へ10分弱の場所に豊川稲荷があります。
多くの参拝客で賑わっています。
多くの参拝客で賑わっています。
豊川線では快速特急・特急(ともに一部特別車)が朝の名古屋方面のみ各1本運転されています。また、朝~昼は名古屋本線直通の急行(主に名鉄一宮まで運転)が毎時2本、夕方以降は名古屋本線直通の準急(主に名鉄一宮まで運転)が毎時2本運行されていますが、いずれの優等列車も豊川線内は各駅に停車します。
そして普通列車は東岡崎発の1本を除き全列車が国府~豊川稲荷の線内運転で、普通と急行または準急を合わせて毎時4本の運転です。但し、早朝と深夜は減便となります。
また、かつては正月に豊川稲荷への参拝客輸送のために多数の臨時列車が運転されていましたが、現在は通常ダイヤでの対応となっています。
使用車両は、特急系統が2200系と1700-2300系6連で、国府で前部に3100系または3150系の2連を増結して名古屋方面へ向かいます。
急行・準急については3000番台(3R)の各系列6連が基本ですが、6000番台(6R)の各系列も一部列車で入線します。
普通は基本的に6800系2連による運行です。
急行・準急については3000番台(3R)の各系列6連が基本ですが、6000番台(6R)の各系列も一部列車で入線します。
普通は基本的に6800系2連による運行です。
国府~豊川稲荷の所要時間は、11分~14分です。
最後に、乗り鉄や乗りつぶしで名鉄で豊川稲荷~豊橋を移動される際は、国府駅での接続が悪い場合もあるので、事前に確認してからご旅行下さい!
(参考:Wikipedia)