宮島松大汽船【広島電鉄系】(広島県廿日市市。2013年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
宮島口駅(宮島口桟橋)にて。

  

今回は、日本三景のひとつで、世界文化遺産にも登録されている広島県廿日市市の厳島(宮島)へのアクセス航路である広島電鉄(広電)系の鉄道連絡船、
宮島松大汽船を簡単に紹介します。

  

今回は宮島→宮島口の順で紹介させて頂きます。

  
  

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   航行距離   備考  
宮島松大汽船:宮島航路  宮島口~宮島  約2km   航路  
  
  
乗船・撮影時   2013年7月  

  

  

イメージ 3
宮島駅(宮島桟橋)の駅舎は廿日市市の所有で、JR宮島連絡船と共用しています。

    

世界文化遺産に登録されている厳島神社へは徒歩10分少々です。

    
    

イメージ 4
(画質悪し)宮島桟橋にて。
大量の観光客を捌くためか、船舶は大きいです。

  
  

イメージ 5
宮島桟橋を出航しました。背後には厳島神社が見えます。

  
  

イメージ 1
昼間帯は宮島発の便と宮島口発の便が同時出航するので中間地点で対向の船舶とすれ違います。

  
  

イメージ 6
宮島桟橋を出航して約10分、間もなく宮島口桟橋に到着します。左側の桟橋には宮島連絡船の船舶がいます。

  
  

イメージ 7
宮島口桟橋に着きました。2隻が着岸できる構造になっています。
船舶は全てフェリーで、自動車搭載可能ですが、自動車は一部の時間を除き別建てのカーフェリー便での航送となります。

  
  

イメージ 8
宮島口桟橋は広電宮島線の終着駅・広電宮島口駅の目と鼻の先にあり、鉄道線との乗換自体はJRより広電の方が便利です。
また、写真左側にある宮島口桟橋の駅舎はJR宮島連絡船の駅舎と隣接していて、双方が激しい旅客争奪戦を繰り広げています。

  

  

乗船における注意点  

宮島松大汽船は広電系なのでJRの宮島連絡船で有効なきっぷ及び『青春18きっぷ』を使用できません。しかし、広電のICカード『PASPY』が利用可能で、JR西日本の『ICOCA』も利用できます(『Suica』など他のICカードは利用不可)。また、広電で有効なフリーパスの中で宮島松大汽船に乗船できるものがあります。

  

7時台~20時台にかけて、概ね10分~15分間隔での運航です(間隔が開くこともあり)。多客時は増発されます。
また、カーフェリー(自動車航送便)が概ね毎時2本、別桟橋から並行運航しています(要確認。また、カーフェリーの運航していない17:45以降の時間帯は旅客便に自動車を積載可能です)。当然ながら自動車は航送料金が必要です。

  

宮島航路において就航している船舶は自動車積載可能で、
『宮島』『厳島』『フェリー宮島』『第二みやじま』の計4隻です。

  

運賃は大人片道170円、小人80円で、宮島連絡船と同額です。宮島連絡船の乗車券やJR系の企画乗車券等では乗車できないのでご注意を。
前述のようにICカード『PASPY』が使用可能で、『ICOCA』もOKです(但し、PASPY割引は発生しません)。

  

所要時間は約10分ですが、宮島方面のデータイムについては厳島神社の大鳥居沖を経由する宮島連絡船より所要時間が多少短いです。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線
宮島口桟橋   広島電鉄:宮島線 (広電宮島口駅まで徒歩2分)  
宮島口桟橋   JR西日本:山陽本線 (宮島口駅まで徒歩6分)  
宮島口桟橋   宮島連絡船 (並行航路。宮島口桟橋まで徒歩1分)  
宮島桟橋   宮島連絡船 (並行航路。宮島桟橋まで徒歩1分)  
宮島桟橋   宮島ロープウエー:紅葉谷線 (紅葉谷駅まで徒歩25分)  
  
(参考:Wikipedia)