今回は、兵庫県川西市にある能勢電鉄妙見線の山下駅と兵庫県猪名川町の阪急日生ニュータウンの間を結ぶ新設路線で、平日ラッシュ時は妙見線と阪急宝塚線を経由して日生中央と梅田を結ぶ直通特急『特急日生エクスプレス』が運転されているニュータウン路線、
能勢電鉄日生線(にっせいせん)を紹介します。
能勢電鉄日生線(にっせいせん)を紹介します。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/80/de/p/o0640048014425248602.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
能勢電鉄:日生線 | 山下~日生中央 | 2.6km | 全線複線・直流1,500V電化。軌間1,435mm |
踏破達成時 | 1999年10月 |
撮影時 | 2009年4月 |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/4e/1b/j/o0550041214425248616.jpg?caw=800)
川西能勢口駅からの電車は妙見口方面と日生中央方面で半数ずつ直通運転します。直通しない側へは山下を始発・終着とする区間運転電車が補完しています。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/7b/8b/j/o0550041214425248637.jpg?caw=800)
写真は山下始発日生中央行きの区間電車が上り線から下り線へ転線している場面です。
この区間運転の電車は3号線に発着する川西能勢口発妙見口行き電車からの乗換客を同一ホーム向かい側、上り用の2号線で受け入れて発車し、一旦川西能勢口方へ進んで写真のように下り線へ転線します。そして下り線にてスイッチバックして山下駅の1号線に到着して客扱いを行い、日生中央へ向けて発車していきます。したがって、この下り区間電車は山下駅にて2度客扱いを行います。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/9c/3f/j/o0550041214425248662.jpg?caw=800)
すぐに下り勾配で左へカーブしている線形から、こちら側に渡り線を設置するのが困難であると推察されます。
日生線の下り区間運転電車が前述のような運転形態を取っているのも頷けます。
山下を発車すると、右へカーブして分かれる妙見線を見ながら左へカーブして初谷川を渡ります。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/c1/ed/j/o0550041214425248673.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/74/05/j/o0550041214425248695.jpg?caw=800)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/4b/4d/j/o0550041214425248710.jpg?caw=800)
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/b1/ba/j/o0320024014425248725.jpg?caw=800)
日生中央駅ホームにて山下方を望む。すぐにトンネルを潜ります。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/04/97/j/o0320024014425248743.jpg?caw=800)
日生中央駅ホームにて終端方を望む。8両編成対応の留置線が2本あります。
この線形を見ていると、将来は延伸されるのでは?と思ってしまいます。現に阪急日生ニュータウンの西側に位置する猪名川パークタウンへの延伸計画があるようですが、実現には至っていないようです…。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/15/s-limited-express/5f/fd/j/o0550041214425248765.jpg?caw=800)
駅前には商業施設があります。また、駅を少し離れると住宅地が広がっています。
尚、阪急日生ニュータウンの「日生」は、ニュータウンの開発元の一社である「日本生命保険」から取られています。
日生線では全種別が各駅に停車します。
殆どが普通電車で、データイムは川西能勢口~日生中央間の妙見線直通電車と山下~日生中央間の線内電車が交互に運行され、日生線内は不等間隔ながら毎時6本の高頻度運転になっています。
また、平日には阪急梅田直通の『特急日生エクスプレス』が朝の上り、夕方の下りで数本ずつ運転されています。妙見線内では通過運転を行います。『日生エクスプレス』が運転されない土曜日には停車駅が同じ『日生急行』が朝の上りのみ3本運転されています。
殆どが普通電車で、データイムは川西能勢口~日生中央間の妙見線直通電車と山下~日生中央間の線内電車が交互に運行され、日生線内は不等間隔ながら毎時6本の高頻度運転になっています。
また、平日には阪急梅田直通の『特急日生エクスプレス』が朝の上り、夕方の下りで数本ずつ運転されています。妙見線内では通過運転を行います。『日生エクスプレス』が運転されない土曜日には停車駅が同じ『日生急行』が朝の上りのみ3本運転されています。
使用車両は、『特急日生エクスプレス』が阪急宝塚線所属の6000系、7000系、8000系の8連が、山下~日生中央の日生線内列車には主に1500系2連が、その他の列車は『日生急行』を含めて1700系4連、3100系4連です。
山下~日生中央の所要時間は3~4分です。山下始発の列車は前述のように駅構内でスイッチバックをして2度客扱いを行うので、2号線から乗車された場合は4分以上を要してしまいます。
能勢電鉄ではICカード『PiTaPa』が利用可能で、『ICOCA』もOKですが、能勢電鉄は「交通系ICカードの全国相互利用サービス」の対象外で、『Suica』などは利用不可なので注意が必要です。
乗換駅 | 乗換路線 |
山下駅 | 能勢電鉄:妙見線 |
(参考:Wikipedia)