八栗ケーブル(香川県高松市牟礼町。2004年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
八栗山上駅にて。1964年の再開業(1931年に開業したが戦時中に休止、戦後に一度廃止)以来
使用され続けているコ-1形(写真は1号)です。

 

今回は、香川県高松市(旧・牟礼町)の八栗山(五剣山)山頂近くにある四国第八十五番札所の五剣山八栗寺への参詣路線として賑わっているケーブルカー路線、
八栗ケーブル(やくりけーぶる)を簡単に紹介します。

 

尚、かつては約3km西の屋島にも別会社による運営の屋島ケーブルがありましたが、残念ながら2004年に休止され、その後廃止となってしまいました。

 
 

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用)

  

  

四国ケーブル:八栗ケーブルの概要  

区間  全長  高低差  方式 
八栗登山口~八栗山上  684m  167m  ケーブルカー(定員127名)。軌間1,067mm 
  
訪問・撮影時   2004年9月  

  

  

イメージ 3
山麓駅に相当する八栗登山口駅にて。琴電(ことでん)志度線の八栗駅から徒歩20分~30分を要します。
駅舎の造りに年代を感じます。


 

イメージ 4
八栗登山口駅ホームにて。波動輸送に対応するためか、広々としています。
写真の車両(コ-1形)は2号車です。


 

イメージ 5
八栗登山口駅を発車しました。この付近の勾配はケーブルカーにしては緩いです。


 

イメージ 6
中間地点にて八栗山上駅を発車した車両(1号)と行き違います。
ケーブルカーでは、進行方向にかかわらず1号は必ず右側を、私が乗っている2号は必ず左側を通ります。


 

イメージ 1
八栗登山口を発車して4分、山頂駅に相当する八栗山上駅に到着しました(写真の車両は1号)。
コ-1形の車体は当時流行の(?)ボンネットスタイルになっています。


 

イメージ 7
八栗山上駅ホームより八栗登山口駅方を望む。
浅い掘割上の区間を走る割合が高く、あまり眺望は期待できません…。


 

イメージ 8
八栗山上駅にて。実感しにくいですが、四国最北端の駅です。駅舎は小ぶりです。
ここから八栗寺の本堂へは徒歩5分ほどです。

  

  

情報(2013年2月現在)  

営業期間  通年。 
営業時間  5時(毎月1日)・7時(日・祭日)・7時30分(平日)~17時15分。 
運転間隔  15分毎(毎時00・15・30・45分)。多客時は随時運転。 
所要時間  片道4分。 
運賃  上り片道550円、下り片道450円、往復900円(小人は上り280円、下り230円、往復450円)。 

  

  

乗り鉄の注意点  

ダイヤ・営業時間等については上の情報欄を参照下さい。

 

最大の注意点は、公共交通機関では八栗登山口駅まで到達できないことでしょうか。
バス路線もないので、八栗駅から徒歩またはタクシーでしかアクセスできません。
徒歩の場合は上り坂が続くので時間に余裕を持ってお出かけ下さい。

 

また、お遍路のバスツアー客などと重なった場合はスムーズに乗れない場合があるので注意が必要です。

 

尚、マイカーですと高松市街より約15分で、八栗登山口駅前に駐車場が400台分あります。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
八栗登山口駅  高松琴平電気鉄道:志度線 (八栗駅まで徒歩20~30分)  
(※) JR高徳線・古高松南駅まで八栗登山口駅から徒歩30~40分。   
  
(参考:四国ケーブルのHP、Wikipedia)