シグナス森林鉄道(能勢電鉄。兵庫県川西市。2009年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回は、兵庫県川西市の妙見山中腹にある妙見の水広場前にて、能勢電鉄が手作りで建設して運営している本格的な『トロッコ鉄道』型の観光遊覧鉄道(鉄道事業法による鉄道ではない)、
シグナス森林鉄道を簡単に紹介します。

 

尚、車両のまともな写真や沿線風景などの写真がありませんが、ご了承下さい。
また、2022年2月1日に廃止されました。  

 
 

区間  全長   方式 
ベガ駅~アルタイル駅  一周340m(?)  全線単線・非電化。軌間381mm。  
(※)当路線は鉄道事業法による鉄道ではない(遊具扱い)。  

  

訪問・撮影時   2009年4月 (未乗) 

  

  

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シグナス森林鉄道では、乗車・降車共にベガ駅で行います(一周乗車で途中下車不可)。
ベガ駅は妙見リフト(現・妙見の森リフト)の「妙見の水広場前」駅のすぐ近くにありますが、妙見ケーブルのケーブル山上駅からは5分ほどを要します。
車両ですが、1両のバッテリー機関車が2両の客車を牽引しています。軌道間隔は381mm(15インチ)です。


 

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ループ線の途中にあるベガ駅を発車するとすぐに左へカーブし、最急勾配が138‰のラックレール区間を登ります。
ラックレール区間はリンゲンバッハ式で、10mほどと短いです。



 

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ラックレール区間が終わるとすぐにループ線区間も終わり、
妙見ケーブル上部線の代替路線である妙見リフト(現・妙見の森リフト。妙見ケーブル上部線の廃線跡に設置)に沿って勾配を上ります。その後は右へカーブしてリフトとは離れます。
しばらく進むと再びループ線区間へと入り、折り返し点に当たるアルタイル駅にて一旦停車します。
アルタイル駅では下車して周囲を散策したりは不可能ですが、希望があれば一旦下車して撮影が可能です。また、手持ちのカメラで運転士が撮影してくれるサービスなどがあります。

 

ループ線上にあるアルタイル駅なので列車はそのまま前方へ発車し、やがてループ線が終わると先程通った線路を下ります。
そしてラックレール区間のある線路と分かれると再びループ線へと入り、今度は緩やかに坂を下ってベガ駅へと戻ってきます。

 

私も乗りたかったのですが、タイミングが悪くて乗車できませんでした…

  

  
情報 (2012年の推定データ)  

営業期間  (※1) 3月下旬~12月上旬(冬期運休。また営業期間中も運休多し)。
営業時間  11時~15時30分。お正月は11時~15時
運転間隔  最短10分間隔でしょうか?(推測)。10分より開いている可能性あり。
所要時間  一周7分。
料金  大人(中学生以上)200円、小人(3歳以上)100円。
(※1) 2011年のケースでは、お正月3が日に臨時営業しました。  

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
ベガ駅   能勢電鉄:妙見ケーブル 【現・妙見の森ケーブル】 (ケーブル山上駅まで徒歩5分)  
ベガ駅   能勢電鉄:妙見リフト【現・妙見の森リフト】 (妙見の水広場前駅まで徒歩1分)  
  
(参考:能勢電鉄のHP、シグナス森林鉄道のHP(非公式)、Wikipedia)