今回は、国内有数の観光地である「箱根」の、ケーブルカー駅のある早雲山駅(強羅地区)から大涌谷(おおわくだに)駅を経て芦ノ湖沿岸の桃源台駅へ至る
箱根ロープウェイを紹介します。
1回目は第Ⅰ期線の早雲山~大涌谷を紹介いたします。
箱根ロープウェイを紹介します。
1回目は第Ⅰ期線の早雲山~大涌谷を紹介いたします。
尚、私の訪問時は大涌谷駅から早雲山駅へ向かって乗車しましたが、レポートは早雲山駅→大涌谷駅の順に記しています。
また、早雲山駅付近は天気が悪く風景写真を撮影できませんでしたが、ご了承下さい。
また、早雲山駅付近は天気が悪く風景写真を撮影できませんでしたが、ご了承下さい。
(Yahoo!地図を使用)
区間 | 全長 | 高低差 | 方式 |
早雲山~大涌谷 | 1512.35m | 280.80m | 複式単線自動循環式普通索道(フニテル。18人乗り搬器) |
訪問・撮影時 | 2007年12月 |
早雲山駅(標高767m)の駅舎です。早雲山駅はケーブルカーとロープウェイの乗換駅で、ケーブルカーは右側へ、箱根ロープウェイは左側へ進んで行きます。
駅周辺には大雄山箱根別院などがあります。
駅周辺には大雄山箱根別院などがあります。
早雲山駅の乗り場です。箱根ロープウェイはフニテル方式を採用しています。
循環式ながら搬器は大型で、18人乗りです。約1分毎に次々と発車していきます。
循環式ながら搬器は大型で、18人乗りです。約1分毎に次々と発車していきます。
早雲山駅を発車しました。天気が悪くて駅舎しか見えません…。
また、前半は強羅の温泉街や別荘地を見ながら上昇しますが、天気が悪くて写真を撮れませんでした…orz
また、前半は強羅の温泉街や別荘地を見ながら上昇しますが、天気が悪くて写真を撮れませんでした…orz
斜面を登りきると、後半は大涌谷の噴煙地を見下ろしながら相当な高所を進んで行きます。
早雲山駅を発車して約8分、間もなく大涌谷駅に到着します。
到着直前に早雲山駅方を望む。谷からは噴煙がわき上がる様子が見て取れます。
大涌谷駅に到着しました。姥子駅・桃源台駅(芦ノ湖方面)へは乗換となります。
尚、旧ロープウェイは早雲山駅から桃源台駅まで直通していて、当駅は純粋な中間駅でした。
尚、旧ロープウェイは早雲山駅から桃源台駅まで直通していて、当駅は純粋な中間駅でした。
また、ホームには「幸福の鐘」なるものが設置されています。
大涌谷駅の駅舎です(2007年撮影)。
駅舎は現在建替え中で仮駅舎による営業ですが、ロープウェイは通常営業しています。
駅舎は現在建替え中で仮駅舎による営業ですが、ロープウェイは通常営業しています。
大涌谷駅からは、「大涌谷」の絶景を望めます。
火山ガスが噴出していますが、硫黄の匂いがします。
火山ガスが噴出していますが、硫黄の匂いがします。
また、地熱を利用して作られたゆで卵が販売されていますが、
硫黄成分によって殻が黒く変色していて「黒玉子」と呼ばれています。
1個食べると寿命が7年延びるというふれこみで、軽食やお土産として人気があります。
硫黄成分によって殻が黒く変色していて「黒玉子」と呼ばれています。
1個食べると寿命が7年延びるというふれこみで、軽食やお土産として人気があります。
当時私は気付きませんでしたが、山の中腹にある「玉子茶屋」で作られた黒玉子が、
貨物用の小型ロープウェイによって斜面の下にある売店まで随時運ばれているそうです。
(当然、玉子茶屋でも黒玉子を購入、食べることができます)
今度訪問した際は、その小型ロープウェイを撮影したいですね。
貨物用の小型ロープウェイによって斜面の下にある売店まで随時運ばれているそうです。
(当然、玉子茶屋でも黒玉子を購入、食べることができます)
今度訪問した際は、その小型ロープウェイを撮影したいですね。
(つづく)
営業期間 | 通年。 |
営業時間 | 8:45~17:15。12月~2月は9:15~16:15、8月は8:45~17:30。 |
運転間隔 | 約1分間隔で18人乗りのゴンドラが各駅を発車しています。 |
所要時間 | 約8分。 |
片道料金 | 大人820円(小人410円)。尚、早雲山~桃源台は大人1,330円(小人660円) |
往復料金 | 大人1,470円(小人740円)。尚、早雲山~桃源台は大人2,340円(小人1,170円) |
乗換駅 | 乗換路線 |
早雲山駅 | 箱根登山鉄道:鋼索線【箱根登山ケーブルカー】 (箱根登山電車方面) |
大涌谷駅 | 箱根ロープウェイ(姥子駅・桃源台駅方面) |
(参考:箱根ロープウェイのHP、Wikipedia)