箱根登山ケーブルカー(神奈川県箱根町。2007年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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早雲山駅にて。ケ100・ケ200形客車です。

 

今回は、箱根登山鉄道の【登山電車】の終点である強羅(ごうら)駅からさらに上昇し、箱根ロープウェイとの接続駅である早雲山(そううんざん)駅へ至るケーブルカー路線、
箱根登山ケーブルカーを紹介します。

  

尚、道中の写真はすべて強羅方を撮影しています。
また、本文は強羅→早雲山の順で紹介していますが、実際に乗ったのは下りの早雲山→強羅の順です。
さらに訪問時は天気が悪く、まともな風景写真がありませんが、どうかご了承下さいm(_)m

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   全長   高低差  方式  
箱根登山鉄道:鋼索線  強羅~早雲山  1.2km  214m   ケーブルカー。軌間983mm  
  
  
訪問・撮影時   2007年12月  

  

  

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山麓側に位置する強羅駅(標高553m→541m)は、登山電車の駅と一体になっていて乗換は便利です。
車両は2両連結のケ100形(強羅方)・ケ200形(早雲山方)で、冷房装置が搭載されています。
頭端式ホーム2面1線の構造で、向かって手前側(左側)が乗車ホーム、反対側が降車ホームです。

  
  

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強羅駅を発車しました。箱根登山ケーブルカーは終始、別荘地や旅館街の中を登って行きます。

  
  

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1駅目の公園下駅にて。両側にホームがあり、さらに両側から乗降可能です。
また、箱根登山ケーブルカーは全長1,200mで、途中駅が4か所、240m毎に等間隔に設置されています。

  
  

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2駅目の公園上駅を発車し、中間地点にて反対側からの車両と行き違います。
鉄道と違い、ケーブルカーでは両側の車両が走行したまま行き違います。

  
  

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中強羅駅にて。
線路の中央に、強羅方を走行中の車両に繋がれているケーブルを見ることができます。

  

ケーブルカーはさらに勾配を登り、上強羅駅を経て終点の早雲山駅に到着します。

  
  

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標高761m→750mの早雲山駅に到着しました。当駅も強羅駅と同じく頭端式ホーム2面1線です。
大涌谷や芦ノ湖へ向かう箱根ロープウェイは当駅にて乗換です。

  

また、当駅にてケーブルカー車両の研修が行われます。

  
  

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早雲山駅にて強羅方を望む。
晴れていれば眺望は抜群だったと思うのですが…。
このような写真しか公開できなくて申し訳ございません…orz

  
  

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曇っていてすみません…。
早雲山駅の駅舎です。ケーブルカーは右側へ、箱根ロープウェイは左側へ進んで行きます。

  

  

乗り鉄の注意点  

箱根登山ケーブルカーは公共交通機関でありながら観光色が強く、営業時間が7時台~19時台と短めです。
また、中間駅が4駅ありますが、繁忙期に臨時で設定される直行便(途中駅ノンストップ)を除き、全列車が各駅に停車します。
ケーブルカーは2編成の車両が行ったり来たりしています。両端駅での発車・到着時刻は同じです。

  

また、強羅駅での登山電車との連絡は良いですが、最短で2分となるケースもありますので、乗り継ぎ列車を1本遅らせるなど、ゆとりを持って行動された方が良いでしょう。

  

強羅~早雲山の所要時間は9分~10分です。

  

  
情報(2012年4月現在)  

営業期間   通年。但し、12月29日~1月1日は定休日。  
営業時間   7時41分~19時05分(始発駅基準。終点到着は19時14分)。  
運転間隔   概ね毎時3本(2本/hや4本/hになる時間帯もあり)。  
所要時間   片道9~10分。  
料金   1区間80円で区間毎に80円上昇(小人半額)。但し、強羅~早雲山は410円(小人210円)  

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
強羅駅   箱根登山鉄道:鉄道線【箱根登山電車】   
早雲山駅   箱根ロープウェイ(早雲山~大涌谷の区間)  
  
(参考:箱根登山鉄道のHP、Wikipedia)