名鉄羽島線(岐阜県羽島市。2009年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新羽島駅にて。3150系電車です。

 

今回は、岐阜県羽島市を走る名鉄竹鼻線の江吉良駅と、東海道新幹線の岐阜羽島駅前にある新羽島駅とを結ぶ、当初は岐阜市方面や一宮方面の乗客をターゲットにした新幹線アクセス路線として建設されたものの、現在では地域の通勤・通学路線として機能している1区間のみの短距離路線、
名鉄羽島線を紹介します。

 

尚、開業当初は知多新線と同様に『羽島新線』と称していましたが、いつしか『羽島線』へと呼称が変化しています。
また、偶然にも(?)来る2012年12月11日で開業30周年を迎えます。


 

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(Yahoo!地図を使用)

 

路線名  区間  営業キロ  備考 
名古屋鉄道:羽島線  江吉良~新羽島  1.2km  全線単線・直流1,500V電化。軌間1,067mm 
  
踏破達成時   2004年7月  
撮影時   2009年12月  

  

  

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起点の江吉良駅は単式ホーム1面1線の構造で、竹鼻線の大須方面が廃止となった今では中間駅そのものの様相を呈しています。


 

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江吉良を発車するとすぐに右へカーブして、かつては一直線に大須方面へ延びていた竹鼻線の廃線跡と分かれます。


 

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その後は住宅地の中いくつかの踏切を通り、高架橋へと上がります。


 

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そして県道46号線をオーバーパスした後は、区画整理されて開発途上の地域を見下ろしながら西へ走ります。


 

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やがて左手に東海道新幹線の高架橋が見えてくると右へカーブして、


 

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その後は新幹線と並行して走り、間もなく終点の新羽島に到着します。


 

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新羽島駅は島式ホーム1面1線の高架駅です。
したがって、羽島線内には1列車しか入線できません(最も近い交換可能駅は竹鼻線の羽島市役所前駅)。

 

また、電車は車止めのかなり後方に停車していますが、これは2002年1月、雪により電車がスリップして車止めに衝突した影響です。


 

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新羽島駅は以前、駅員が配置されていましたが、『トランパス』導入に伴い駅員が配置されなくなりました。
改札は自動改札化されていて、『manaca』対応です。


 

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新羽島駅の目と鼻の先には、東海道新幹線の岐阜羽島駅があります。

 

羽島線と新幹線の乗換自体は移動が少なくて便利なのですが、新幹線の岐阜羽島停車列車が少なく、また、全列車が停車する隣の名古屋駅から岐阜駅まで東海道本線の快速で最速18分と、名古屋駅利用の方が利便性、所要時間の面で圧倒的に便利なので、あえて岐阜羽島駅で名鉄に乗り換えて岐阜へ向かう乗客はほとんどいないようです。

  

  
乗り鉄の注意点  

羽島線を走る列車は普通列車のみで、全列車が江吉良と新羽島に停車します。
運転間隔についてですが、毎時4本の運転で、概ね15分間隔です。
運転区間は、竹鼻線の笠松~新羽島の系統が大半ですが、朝の下り数本が名鉄岐阜→新羽島の運転で、さらに夕方以降には笠松~新羽島の系統と名鉄岐阜~新羽島の系統が交互に運転される時間帯があります(平日。土休日は上り数本のみ)。岐阜系統は半数以上が名古屋本線の笠松~岐阜を急行としてノンストップ運転します(休日は朝の下りのみ)。

 

使用車両は多岐にわたりますが、2連または4連での運用です。

 

江吉良→新羽島の所要時間は2~3分で、距離の割に時間を要しますが、あっという間に踏破できます。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線
江吉良駅   名古屋鉄道:竹鼻線 (笠松・名鉄岐阜方面)  
江吉良駅   名古屋鉄道:竹鼻線 (大須方面。2001年廃止)  
新羽島駅   JR東海:東海道新幹線 (岐阜羽島駅まで徒歩5分)  
  
(参考:Wikipedia)