![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/fa/53/j/o0550041214425188938.jpg?caw=800)
今回は、茨城県を走る鹿島臨海鉄道の路線の内、1978年~1983年の間のみ旅客営業を行っていて現在は貨物線となっている鹿島臨港線を紹介します。
尚、今回は2010年11月にイベントで旅客営業を実施した際に乗車した時の記事で、その時の臨時列車は鹿島サッカースタジアム~神栖(10.1km)のみの運転だったので、当該区間を中心に紹介いたします。
また、乗車した際の私のポジションが鹿島サッカースタジアム方の運転台付近(助士側)だったために、神栖から順に紹介させて頂きます。ご了承下さい。
また、乗車した際の私のポジションが鹿島サッカースタジアム方の運転台付近(助士側)だったために、神栖から順に紹介させて頂きます。ご了承下さい。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/65/aa/g/o0800070014425188949.gif?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
鹿島臨海鉄道:鹿島臨港線 | 鹿島サッカースタジアム~奥野谷浜 | 19.2km | 全線単線・非電化 |
踏破達成時・撮影時 | 2010年11月 |
終点駅の浜奥野谷駅は、海に近い石油コンビナートの中にあります。
ここから南へ向けて鹿島臨港線の線路が延びています。ちなみに北側へ延びる線路は各工場への専用線です。
浜奥野谷駅からは西側にある工場に沿って南東へ進み、西側からの専用線と合流してしばらくすると右へほぼ90度カーブして南西へと進路を変えます。そして現在は分岐していた専用線が廃止され、さらに構内の線路が撤去された知手(しって)駅に着きます。その後も南西へ進むと、かつて運転されていた旅客列車の終着駅だった鹿島港南駅跡を通過します。駅跡は踏切になっています。
鹿島港南駅跡を過ぎると再び右へほぼ90度カーブし、今度は北西へと進路を変えて神栖駅に到着します。この間、ほぼ一貫して車窓右側は工場、左側は住宅地です。
鹿島港南駅跡を過ぎると再び右へほぼ90度カーブし、今度は北西へと進路を変えて神栖駅に到着します。この間、ほぼ一貫して車窓右側は工場、左側は住宅地です。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/8d/e9/j/o0550041214425188969.jpg?caw=800)
写真奥には豪華車両の7000形気動車が留置されていました。
また、写真左側(西側)にはホームがありますが、これは旅客営業時に使用されていたホームでしょうか?
確かに住宅地は駅の東側ではなく西側にしかありませんが…。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/31/4f/j/o0550041214425188986.jpg?caw=800)
また、構内には旅客車両の車両基地もあり、普段の日も鹿島臨港線を旅客列車が走る姿を見る事ができます。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/4a/78/j/o0550041214425189003.jpg?caw=800)
この付近は荒地?を通ります。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/ce/ce/j/o0550041214425189020.jpg?caw=800)
旅客営業もしていましたが、利用実績がないとのことで1年以内に旅客営業廃止となりました。
貨物メインで使用されていたようですが、現在は交換設備の遺構(ポイントなど)が残っています。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/f7/60/j/o0550041214425189035.jpg?caw=800)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/b8/7a/j/o0550041214425189050.jpg?caw=800)
鹿嶋市は海(鹿島灘・太平洋)に面していますが意外にも起伏が大きく、掘割を走る区間も存在します。
この付近は鹿嶋市の中心部に近い所を走っています。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/93/e2/j/o0550041214425189057.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/60/68/j/o0550041214425189076.jpg?caw=800)
元々は貨物駅の北鹿島駅で、側線があり貨物列車が停車しています。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/fa/53/j/o0550041214425188938.jpg?caw=800)
当駅は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線とJR鹿島線との接続駅で(駅はJR東日本が管理)、サッカー(Jリーグ・鹿島アントラーズ)の試合がある日やイベント時にしか列車は停車しません。
また、旅客列車は鹿島臨海鉄道の車両しか運用されていません(鹿島神宮前駅まで乗り入れています)。
鹿島臨港線では1983年以降、旅客列車は運転されていませんが、
何年かに1回(主に秋期)、イベントで1日だけ旅客営業が復活しているようです。
何年かに1回(主に秋期)、イベントで1日だけ旅客営業が復活しているようです。
ご乗車されたい方は、こまめに鹿島臨海鉄道のホームページをチェックされることをお勧めします(2012年は10月20日に運転されました)。
ちなみに私の乗車時(2010年)は、神栖駅にて下車できませんでした。運賃は往復のみ500円でした。
(参考:Wikipedia)