東京メトロ丸ノ内線【方南町支線】(中野坂上~方南町。2010年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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方南町駅にて。

  

今回は、東京メトロ丸ノ内線の支線で、東京都中野区の中野坂上駅と杉並区の方南町駅を結び、途中の沿線にある中野検車区(車両基地)への出入庫線も兼ねた路線、
東京メトロ丸ノ内線方南町支線】(正式名称:4号線丸ノ内線分岐線)を紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間・営業キロ   備考  
東京地下鉄:丸ノ内線  池袋~荻窪(24.2km)  他に方南町支線(3.2km)あり。  
  
  
今回紹介の区間  
路線名   区間   営業キロ  備考  
丸ノ内線【方南町支線】  中野坂上~方南町  3.2km   全区間複線。直流600V電化(第三軌条)  
軌間1,435mm。  

  

  

踏破達成時・撮影時   2003年12月  
撮影時   2010年7月  

  

  

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本線との分岐駅である中野坂上駅では、支線内を運転する系統(中野坂上~方南町)は中央の2番線より発着します。
両側にホームがあり、かつホームドアがあります。池袋方・荻窪方の双方とスムーズな乗換が可能になっています。
なお、中野富士見町と池袋方面を直通する電車は両端にある本線用の1番線(中野富士見町行)、3番線(池袋方面行)より発着します。

 

中野坂上を発車すると複線になり、青梅街道の地下、丸ノ内線本線の上下線の間をしばらく西へ走ります。やがて左へカーブして下り線をオーバーパス(?)し、主に私有地の地下を通り南へ進みます。その後は右へカーブして神田川を潜ると中野新橋に到着します。


 

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中野新橋駅にて。2010年の時点ではリニューアルされておらず、昭和の香りが漂っていました。

 

中野新橋を発車すると右カーブを終え、神田川に沿って市街地の地下を西へ進みます。やがて左へカーブすると中野富士見町に到着します。当駅を始終着とする出入庫の電車が多数設定されています。


 

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中野富士見町駅にて。当駅はリニューアルされて綺麗になっています。
当駅までのホームが6両編成対応となっています。
中野検車区への回送列車はこの先地上へ出て入庫します。

 

中野富士見町を発車すると神田川に沿って左へカーブし、車両基地である中野検車区、中野工場の地下を走ります。今度は右へカーブして神田川を潜り、市街地を通る都道14号線(方南通り)の地下を西南西へ進んで、方南通りと環七通り(都道318号線)が交差する方南町交差点の手前の地下にある終着駅・方南町に到着します。


 

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方南町駅にて中野坂上方より撮影。頭端式ホーム1面2線で、当時のホームは6両編成に対応していません。
改札は終端側のホームと同じフロアに一ヶ所(西側)、写真の手前側にあるホーム先端の階段を上った所に一ヶ所(東側)あります。
平成24(2012)年度の事業計画では、当駅のホームを6連対応化させるそうですが、現在は工事が進んでいるのかどうか分かりません…。


 

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方南町駅の車止め部より西側改札口を望む。
当初よりこの先へ延伸する予定はなさそうですね。


 

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改札を出て地上へ上がりました。周囲は市街地で、多くの人で賑わっています。
駅前には方南通りと環七通りが交差しています(環七通りの本線は立体交差)。

  

  
乗り鉄の注意点  

方南町支線では中野坂上~方南町の支線内系統(02系3両編成のみ)と、中野検車区への出入庫を兼ねた中野坂上以遠~中野富士見町の本線直通系統(02系6連)が運転されています。全車は終日運転されていて、後者は朝と夕方以降に運転されています。
支線内系統はデータイムが毎時8本で、ラッシュ時は増発されますが早朝・深夜は減便されます。また、本線直通系統は朝ラッシュ時と深夜を中心に相当本数運転され、中野坂上~中野富士見町は利便性が高くなっています。

  

また、中野坂上駅における支線内系統と本線系統との接続は良かったり悪かったりとばらつきがありますが、どちらも本数が多いのでさほど待つ必要はありません。また、中野坂上駅では支線内系統は両側にホームのある中線に停車するので、新宿方面・荻窪方面ともに上下移動なくスムーズな乗り換えが可能です。

  

中野坂上~方南町の所要時間は、7分です。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
中野坂上駅   東京メトロ:丸ノ内線(本線)。都営地下鉄:大江戸線  
  
(参考:Wikipedia)