函館本線の支線【砂原線】(大沼~砂原~森) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
森駅にて。

 

今回は函館本線のうち、駒ケ岳回り・大沼~森間の勾配が連続する区間を迂回する支線、
砂原線(砂原支線)を簡単に紹介します。


 

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用)

 

函館本線の支線・砂原線

区間  営業キロ  備考 
大沼~砂原~森  35.3km  全区間単線・非電化。 
  
踏破達成時・撮影時  2006年6月 

  

  

イメージ 3
大沼駅にて。ホーム2面3線の駅ですが、1番線ホームと2番線ホームの間には中線があり、貨物列車の待避線として使用されています。

 

大沼を発車すると右へカーブして駒ケ岳経由の本線と分かれます。その後は田園や林の中を進み池田園、そして大沼のほとりにある流山温泉(温泉の営業時間外は列車が通過)と停車していきます。


 

イメージ 4
流山温泉駅にて。新幹線200系電車が静態保存されています。

 

銚子口を発車すると駒ケ岳の山麓を走り、七飯町から鹿部町に入ります。やがて北へ針路を変えて、西側に陸上自衛隊の演習場がある鹿部に着きます。


 

イメージ 5
鹿部駅にて。西日本などの駅であれば屋根瓦を使うところですが、北海道など北日本では大雪に備えて軽いトタン屋根(?)の駅舎が多いです。

 

鹿部を発車すると森の中を走り、森町に入ると渡島沼尻、今度は西へ針路を変えて通称の支線名の由来となった渡島砂原駅に到着します。

 

渡島砂原駅を発車すると砂原岳(駒ケ岳の北側にある峰)の北麓を西進し、掛澗を過ぎると北側の住宅地越しに噴火湾(内浦湾)を望めます。その後も住宅地の中を尾白内、東森と進み、やがて駒ケ岳経由の本線が左側から合流してしばらく並走した後、森に到着します。


 

イメージ 6
森駅にて。2面3線のホームを持つ駅で、1番線ホームと2番線ホームの間には下り列車通過用の中線があります。
跨線橋からですと、駒ケ岳と噴火湾(内浦湾)をバックに車両を撮影できます。


 

イメージ 7
森駅の駅舎です。駅舎内のキヨスクと駅前の「柴田商店」で名物駅弁の『いかめし』が販売されています。

  

  
乗り鉄の注意点  

砂原線区間は普通列車と上り急行『はまなす』、上り臨時寝台特急『トワイライトエクスプレス』、そして貨物列車が通ります。
普通列車は駒ケ岳経由のルートよりやや本数が多いですが、それでも概ね2~3時間間隔、データイムは下りで約6時間、上りも約4時間間隔が開くことがあるのでご注意を。
また、ほとんどの列車が函館または長万部まで直通運転します。

 

ちなみに車両はキハ40形の独壇場です。

 

大沼~森の所要時間は概ね50分前後です。

  

  
のりかえ  

乗換駅  乗換路線
大沼駅  JR北海道:函館本線(駒ケ岳回り長万部方面、函館方面)藤城支線(藤城線)は乗換不可。 
森駅  JR北海道:函館本線(長万部方面、駒ケ岳回り函館方面)  
 (参考:Wikipedia)