函館本線の短絡線【藤城線】(七飯~大沼) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

今回は函館本線のうち、七飯~大沼間の上り勾配が連続する区間を短絡する下り線専用の
藤城線(藤城支線)を簡単に紹介します。


 

イメージ 1
(Yahoo!地図を使用)

 

路線名  区間・営業キロ  備考 
JR北海道:函館本線  函館~旭川(423.1km)  駒ケ岳駅回り。支線は含めず 
 

函館本線の短絡線・藤城線 

区間  営業キロ  備考 
七飯→大沼  (※)13.2km  全区間下り線のみの単線・非電化。 
(※)藤城支線経由の営業キロは設定されていません。  

  

踏破達成時   2003年5月  
撮影時    2011年1月  

  

  

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七飯駅にて。当駅から大沼駅の間、下り列車は本線と藤城線、二手に分かれます。


 

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七飯を発車すると高架橋に上がり、右へカーブして渡島大野(現:新函館)・仁山経由の単線をオーバークロスします。


 

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その後は右手に七飯の市街地を見ながら高架線を走ります。


 

イメージ 5
高架区間が終わると左へカーブし、東側にある七飯岳の麓を緩やかな上り勾配で北上します。
車窓左側を見ると、かなり標高の高い場所まで来ました。


 

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やがて山深くなり、短いトンネルを数本抜けると小沼のほとりに出て、右側の渡島大野・仁山経由の単線の本線と合流します。
小沼の向こう側には駒ヶ岳を望めます。


 

イメージ 7
最後は本線としばらく並走した後、大沼駅に到着します。
この先、今度は駒ケ岳経由の本線と砂原経由の支線(通称:砂原線)の二手に分かれます。

  

  
乗り鉄の注意点  

藤城線を経由する列車は下り列車のみです。
すべての急行・特急列車と貨物列車、そして一部の普通列車(3本のみ)が藤城線を経由します。

 

普通列車を利用される場合は本数が少ないのでご注意下さい。
また、北海道新幹線の新函館北斗開業後は、夜行列車を除いて藤城線を経由する旅客列車が消滅する可能性も考えられますので、早いうちの乗りつぶしをお勧めします。
(2021年現在、若干本数ですが藤城線経由の普通列車が残存しています)  

  

  
のりかえ  

(参考:Wikipedia)