![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/e6/8d/j/o0550041214425114604.jpg?caw=800)
今回は、国鉄の特定地方交通線から転換された第3セクター鉄道の第1号である三陸鉄道の路線で、
岩手県大船渡市の盛駅から釜石市の釜石駅までを結ぶ「三陸縦貫線」を形成する路線のひとつ、
三陸鉄道北リアス線を簡単に紹介します。
岩手県大船渡市の盛駅から釜石市の釜石駅までを結ぶ「三陸縦貫線」を形成する路線のひとつ、
三陸鉄道北リアス線を簡単に紹介します。
後に「あまちゃん」ブームで利用客が増えた時期もありました。
尚、現在は宮古~釜石(旧・山田線)と釜石~盛(旧・南リアス線)を合わせて久慈~盛の全区間が「三陸鉄道リアス線」です。
いつもながら写真が非常に少ないですが、ご了承下さい。
今回の記事は東日本大震災前の訪問時、またダイヤなどについても東日本大震災前のデータに基づいて作成しました。
また、2011年8月現在、小本~陸中野田間において運転を見合わせています。
また、2011年8月現在、小本~陸中野田間において運転を見合わせています。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/24/2f/p/o0800060014425114687.png?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
三陸鉄道:北リアス線 | 宮古~久慈 | 71.0km | 全線単線・非電化 |
踏破達成時 | 2005年8月 |
撮影時 | 2005年8月 |
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/17/4f/j/o0550041214425114709.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/9a/99/j/o0550041214425114725.jpg?caw=800)
JR山田線・釜石方面へ直通する列車はJRのホームに停車します。
宮古を発車すると西(山側)へ進み、右へカーブして山田線と分かれ、トンネルを抜けると2010年開業の新駅である山口団地、宮古市郊外をトンネルの連続で一直線に抜けて一の渡、さらにトンネルをくぐり佐羽根を過ぎると田老川の谷間をトンネルの連続で下り、やがて民家が増えてくると田老駅に到着します。田老は、高さ10mの防潮堤で有名ですが、2011年3月の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の時の津波にはなすすべもなく一部が破壊されてしまいました事は記憶に新しいです…。
田老駅からは新線区間に入ります。田老駅を発車すると田老の町並みの西側をかすめるように北上し、やがて山間部に入り線内最長の真崎トンネルを抜けて摂待、さらに長大トンネルをくぐって岩泉町に入り、トンネルを抜けると当初は岩泉線の終着駅になる予定だった小本に着きます。
小本発車後も一直線に幾つものトンネルをくぐり、田野畑村に入って海に近い島越に着きます。その後は海沿いの山間部を進み住宅地が見えてくると田野畑に到着します。
小本発車後も一直線に幾つものトンネルをくぐり、田野畑村に入って海に近い島越に着きます。その後は海沿いの山間部を進み住宅地が見えてくると田野畑に到着します。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/b3/be/j/o0550041214425114744.jpg?caw=800)
田野畑を発車すると内陸部に入り、やはりトンネルの連続で普代村に入り、やがて谷間の田園地帯に変わり国道45号線が近くを走るようになると普代に着きます。
普代からは国鉄時代に開業した区間に変わります。普代を発車すると左手に町並みを見ながら北上し、やがてトンネルが連続した区間に入りますが、比較的海に近い場所を走ります。
白井海岸、堀内、そして野田村に入り野田玉川と進み、やがて左手に住宅地を見ながら田園地帯に入ると陸中野田に到着します。
陸中野田を発車するとすぐに久慈市に入り、内陸部を進み陸中宇部、山越えをした後は平地に出て市街地に入り、最後は長内川を渡ると終点の久慈に到着します。
陸中野田を発車するとすぐに久慈市に入り、内陸部を進み陸中宇部、山越えをした後は平地に出て市街地に入り、最後は長内川を渡ると終点の久慈に到着します。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/ae/86/j/o0550041214425114759.jpg?caw=800)
間もなく久慈駅に到着します。久慈駅はJR八戸線とホームが分離されています。
三陸鉄道の久慈駅は一見、島式ホームのように見えますが、単式ホーム1面1線の構造です。
また、跨線橋には「ようこそ不思議の国の北リアスへ」と書かれた看板があります。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/55/44/j/o0550041214425114783.jpg?caw=800)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/79/72/j/o0550041214425114798.jpg?caw=800)
駅舎内には売店やそば店、観光案内所があり、レンタサイクルの貸し出しも行っています。
三陸鉄道北リアス線は全列車、普通列車のみの運転となっています。
本数は13往復で、宮古~久慈を通して運転します。また、朝には普代発久慈行きの下り区間列車が1本あります。
また、1往復のみJR山田線~南リアス線を直通して盛まで足を延ばす列車があります。
本数は13往復で、宮古~久慈を通して運転します。また、朝には普代発久慈行きの下り区間列車が1本あります。
また、1往復のみJR山田線~南リアス線を直通して盛まで足を延ばす列車があります。
運転間隔は終日にわたり1~2時間に1本の割合で運転されています。
宮古でのJR山田線との接続、および久慈でのJR八戸線との接続は概ね良好ですが、接続が悪い場合があるので事前に時刻表で確認を!
宮古~久慈の所要時間は概ね1時間30分~1時間40分の間です。
乗換駅 | 乗換路線 |
宮古駅 | JR東日本:山田線(盛岡方面、釜石方面【現・三陸鉄道リアス線】) |
久慈駅 | JR東日本:八戸線 |
(参考:Wikipedia)