モリゾー・ゴンドラ(愛・地球博の会場内移動手段。2005年) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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瀬戸会場内にあった瀬戸駅にて。

  

今回は、2005年に愛知県で開催された『愛・地球博』(愛知万博)のメイン会場である長久手会場とサブ会場である瀬戸会場を結ぶ交通手段のうちの一つであった、
モリゾー・ゴンドラを紹介します。

  

  

地図はこちらに載っています(愛・地球博HP)

  

  

区間   全長   高低差  方式  
長久手駅~瀬戸駅  (約2km)  不明   単線自動循環式普通索道(8人乗り)  
  
  
訪問・撮影時   2005年5月  

  

  

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長久手会場のメインゲートであった北ゲートから会場に入り、人波をかき分けて北東へ約5分の所にモリゾー・ゴンドラ長久手駅がありました。
長久手駅のすぐ南側には長久手会場内を南北に結ぶキッコロ・ゴンドラの北駅がありました。
モリゾー・ゴンドラに乗るためにピーク時は長時間待たされる事も多々あったようです。


 

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長久手駅を発車しました。この付近は会場内を走ります。


 

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長久手駅を発車後すぐに長久手会場を飛び出しました。リニモの線路が見えます。


 

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後ろを振り返ると、長久手会場がどんどん離れて行きます。
この辺りは起伏に富んだ地形で、出発後間もないですがかなり上昇しました。


 

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モリゾー・ゴンドラの名の通り、森の中を走っていました。
車窓右手にはリニモの車両基地が見えます。

 

この後約2分間、近隣住民のプライバシー保護の為に窓ガラスが曇り、外の景色が見えませんでした。


 

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長い道のりも終盤に差し掛かる頃、左へ屈曲するために大規模な設備を通りました。
箱根ロープウェイの姥子(うばこ)駅に似た感じでしたが、こちらはホームのない駅といった感じでした。
低速で通過して左へ屈曲しました。

 

ちなみにこの場所は曇りガラスの区間ですが、どうしても見たい所があり、天井にある換気用の窓から覗いてしまいました。すみません…。


 

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屈曲部を過ぎると窓ガラスの曇りは取れました。後方にある屈曲部を望む。


 

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やがてモリゾー・ゴンドラは瀬戸会場に入りました。終点の瀬戸駅が見えてきました。


 

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長久手会場の長久手駅から約2km。約9分かけて瀬戸駅に到着しました。
ちなみに長久手会場~瀬戸会場を結ぶ交通手段はモリゾー・ゴンドラの他に一般道を通る会場間燃料電池バスも活躍していました。

  

  

あとがき  

営業期間   愛・地球博開催時は毎日営業していました。  
営業時間   開門(9時を中心に波動による変動あり)~18時台。  
運転間隔   随時8人乗りのゴンドラがやって来ました。  
所要時間   片道8分。  
料金   取られませんでした。  

  

  

アクセス(リニモ以外は万博閉幕に伴い廃止)  

乗換駅   乗換路線  
長久手駅   キッコロ・ゴンドラ (ゴンドラ北駅。徒歩5分)    
長久手駅   IMTS (北ゲート駅。徒歩10分)  
長久手駅   リニモ (愛・地球博記念公園駅。会場外にあり。徒歩15分)  
  
(参考:『愛・地球博』のHP、Wikipedia)