恵那峡ロープウェイ(岐阜県。2000年休止・2006年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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今回は、岐阜県中津川市の蛭川駅と恵那市の恵那峡駅を、木曽川の渓谷「恵那峡」を空中で渡って結んでいましたが、2000年の恵那峡ランド閉園と同時に休止となり、現在は休止か廃止かわからない、
恵那峡ロープウェイの休止線探訪のレポートを簡単に紹介します。
ちなみに、一度閉園となった恵那峡ランドは2002年に恵那峡ワンダーランドとして再オープンし、現在も営業しています(冬期休業)。しかし、ロープウェイは現在も復活していません(復活は無理でしょうが…)。

  

尚、夕方に撮影したせいで写真の画質が悪すぎますが、ご了承願います。
  
また、2012年に再訪問しています⇒その時の探索記事はこちら。  

  

  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

区間   全長   高低差  方式  
蛭川駅(恵那峡ランド)~恵那峡駅  717m  26m   三線交走式普通索道  
  
  
訪問・撮影時   2003年3月、2006年8月  

  

  

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恵那峡の遊覧船乗り場付近にある案内図です。
見づらいですが、2006年時点では恵那峡ロープウェイの路線図が残っていました。
 
ちなみに、戦前には西側の大井ダム付近まで現・恵那駅方面から北恵那鉄道大井線が延びていました。
⇒北恵那鉄道大井線の廃線跡探訪記事はこちら

  
  

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遊覧船乗り場に程近い恵那峡駅への入口です。
画質が悪くてすみません…。

  
  

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上の写真の左側の柱を拡大して撮影。
土休日と繁忙期のみの運転だったようですが、毎時4本運転の時間帯もあり結構高頻度でした。

  
  

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さらに奥へ進むと通行止めになっていました。
随所に誘導看板が残っていました。

  
  

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横道から恵那峡駅へ行ってみました。
2006年時点で駅舎は残っていました。しかし、文字が欠け始めていました。

  

また、恵那峡駅へは遊覧船乗り場から崖を登るルートと、崖の上の傘岩付近から平坦ルートを歩くルートがありました。

  
  

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ホームへ登る階段でしょうか?
雨ざらしで状態が悪くなっています。

  
  

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ロープウェイ東側の恵那峡大橋よりロープウェイが渡っていた木曽川を望む。
写真左側が恵那峡駅で、右側の風車のある所が恵那峡ワンダーランドで、園内に蛭川駅がありました。
両駅の間は約5分で結んでいたそうです。

  

ロープウェイから見下ろす木曽川・恵那峡の景色はさぞ素晴らしかったことでしょう…。
私も一度乗りたかったです…。

  

  

あとがき  

恵那峡ロープウェイが現在は休止か廃止か分かりませんが、いずれにしても復活は絶望的です。

  

前回訪問時はまともに写真撮影ができなかったので、もう一度訪問して現状を確かめたいです。
(訪問は難しいかもしれませんが…。)

  

また、恵那峡ワンダーランド内に恵那峡ロープウェイの駅施設が残っているかどうか気になります。

  

  

アクセス  

公共交通機関:JR中央本線・明知鉄道明知線の恵那駅より東濃鉄道バスで14分、恵那峡バス停にて下車。
マイカー:中央自動車道・恵那ICより恵那峡駅まで10分、恵那峡ワンダーランドまで15分。