美祢線(山口県・2004年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2010年9月現在、バス代行輸送中⇒復旧→2024年は運休  

 

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厚狭駅にて。キハ120形気動車です。

  

今回は、かつては石灰石などの貨物輸送で賑わっていた美祢線を紹介します。
いつもながら、写真が少なく、また画質も悪いですが、ご了承下さい。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間   営業キロ  備考  
JR西日本:美祢線  厚狭~長門市  46.0km   全線単線・非電化  
  
  
踏破達成時   2001年8月  
撮影時   2004年8月、2010年1月  

  

  

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厚狭駅にて。立派な駅舎です。
厚狭駅は1999年に晴れて新幹線の停車駅になりました。

  
  

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厚狭駅にはかつて0番線が存在していました。
美祢線の列車が使用していたのでしょうか?

  

厚狭駅を発車するとすぐに左へカーブし山陽本線、山陽新幹線と分かれます。両線の中間には留置線が直進しています。
カーブが終わると厚狭川沿いを北上し、程なくして山間部に入ります。

  
  

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湯ノ峠~厚保(あつ)にて。

  

湯ノ峠を過ぎ、ますます山深くなって行きます。やがて国道316号線と分かれ、厚狭川に沿って一旦西へ進み、厚保の手前で再び北へ針路を戻します。その後も厚狭川に沿って山間の谷間を進み、四郎ヶ原を過ぎてトンネルを抜けると南大嶺駅に到着します。

  
  

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南大嶺駅にて。かつて大嶺支線の列車が使用していた1番線の線路跡はホームになり、駅舎から上下移動なしにホームまで到達できるようになりました。

  

南大嶺を発車すると右カーブで大嶺支線の廃線跡と分かれ、しばらくして市街地に入ると美祢に着きます。

  
  

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(後方展望)美祢駅にて。

  
  

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(厚狭方を展望)美祢を発車してしばらくすると車窓右手に側線が広がります。ここから、厚狭方からはスイッチバックする形で宇部興産伊佐セメント工場へ至る専用線が分岐します。

  

その後は美祢市の郊外を北上し、重安を過ぎると再び山間部に入り、於福を過ぎるとさらに山深くなります。そして長いトンネルを抜けると瀬戸内側から日本海側に変わり、今度は日本海に向かい徐々に谷間を下って行きます。

  
  

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渋木を過ぎてしばらくすると湯本温泉の温泉旅館を車窓から確認できます。

  

温泉街を過ぎると長門湯本で、その後は次第に周囲が開けてきて、田園の中にある板持付近から沿線に民家が増え始めます。

  
  

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(後方展望)板持~長門市にて。

  

川を渡って国道191号線をアンダーパスし、左手からの山陰本線と合流すると終点の長門市に到着します。

  
  

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長門市駅にて(写真は山陰本線の列車)。
長門市駅には側線、車庫もあります。

  
  

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長門市駅の駅舎です。

  
  

なお、一部の列車は山陰本線仙崎支線を1駅、仙崎まで直通運転します。

  

  

乗り鉄の注意点  

美祢線は幹線にもかかわらず(当時、貨物輸送量が大きかったので幹線に指定されたそうです)、列車本数が少ないです。
また、朝の美祢始発の下り列車1本を除き全線通しの運転で、終日にわたり概ね1~2時間に1本の割合で運転されています。
尚、厚狭~長門市の所要時間は1時間強です。
   
2010年9月現在、美祢線は7月の大雨により不通になり、現在も復旧のメドが立っていません。  

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
厚狭駅  
厚狭駅  
JR西日本:山陽新幹線山陽本線   
国鉄:山陽本線・宇部~厚狭の貨物線跡(簡易記事)  
南大嶺駅   JR西日本:美祢線大嶺支線の廃線跡  
長門市駅   JR西日本:山陰本線山陰本線(仙崎支線)  
  
(参考:Wikipedia)  
  
  

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