今回は、奈良県吉野郡吉野町吉野山にあり、桜のシーズンは大変混雑する吉野ロープウェイを紹介します。
尚、吉野ロープウェイは路線バスも運営している吉野大峯ケーブル自動車によって運営されています。搬器が近鉄特急カラーなので近鉄が運営していると間違えそうですが…。
また、吉野ロープウェイは日本で現存する最古のロープウェイ路線です。
また、吉野ロープウェイは日本で現存する最古のロープウェイ路線です。
(Yahoo!地図を使用)
区間 | 全長 | 高低差 | 方式 |
千本口~吉野山 | 349m | 103m | 四線交走式普通索道 |
初訪問時 | 2002年2月 |
撮影時 | 2009年3月 |
山麓の千本口駅は、近鉄吉野線の終着駅である吉野駅から緩い上り坂を徒歩2~3分の所にあります。
実際はロープウェイなのですが、ケーブルのりばと書かれています。
実際はロープウェイなのですが、ケーブルのりばと書かれています。
千本口駅の駅舎です。手前にきっぷうりばがありますが、閑散期は改札口の所で料金を徴収します。
駅前からプラットホームまで一直線に歩いて行ける構造になっています。
駅前からプラットホームまで一直線に歩いて行ける構造になっています。
千本口駅にて。山頂の吉野山駅が見えます。
写真の1号搬器は『かえで』号、反対側の2号搬器は『さくら』号と名付けられています。
プラットホームの傾斜は緩いです。また、ケーブルカーみたいに搬器内に段差があります。吉野ロープウェイが『ケーブル』たる所以は、この搬器の構造からでしょうか?
写真の1号搬器は『かえで』号、反対側の2号搬器は『さくら』号と名付けられています。
プラットホームの傾斜は緩いです。また、ケーブルカーみたいに搬器内に段差があります。吉野ロープウェイが『ケーブル』たる所以は、この搬器の構造からでしょうか?
千本口駅を発車しました。奥のほうにちらっと近鉄吉野駅が見えます。
下り時に撮影。
中間地点で吉野山駅からの搬器とすれちがいます。回送の搬器は扉が開いています。
中間地点で吉野山駅からの搬器とすれちがいます。回送の搬器は扉が開いています。
まもなく山頂の吉野山駅に到着します。
搬器が通る面の溝が浅く、これも吉野ロープウェイの特徴です。
搬器が通る面の溝が浅く、これも吉野ロープウェイの特徴です。
吉野山駅にて。搬器は近鉄特急を模したデザインです。
吉野山駅の入口は分かりにくいです。狭い道路沿いに広場があり、そこには吉野大峯ケーブル自動車のバス停があります。
この付近は吉野山の「下千本」に当たり、「中千本」「上千本」「奥千本」へはバスに乗り換えです。但し、桜の時期は吉野山駅にはバスが発着しない(定時運行が困難な為)ので注意が必要です。
この付近は吉野山の「下千本」に当たり、「中千本」「上千本」「奥千本」へはバスに乗り換えです。但し、桜の時期は吉野山駅にはバスが発着しない(定時運行が困難な為)ので注意が必要です。
営業期間:通年。但し、悪天候時、整備などによる運休あり(要確認)。
営業時間:8時10分~17時40分(冬休み期間は17時20分まで)。但し、桜の時期は7時40分~18時40分。
運転間隔:概ね30分毎(桜のシーズンは概ね15分毎)。
所要時間:片道3分。
料金:大人片道350円(小人180円)、往復600円(小人300円)。但し、春の期間は往復券は発売されません。
営業時間:8時10分~17時40分(冬休み期間は17時20分まで)。但し、桜の時期は7時40分~18時40分。
運転間隔:概ね30分毎(桜のシーズンは概ね15分毎)。
所要時間:片道3分。
料金:大人片道350円(小人180円)、往復600円(小人300円)。但し、春の期間は往復券は発売されません。
乗換駅 | 路線名 |
千本口駅 (山麓駅) | 近畿日本鉄道:吉野線 (吉野駅まで徒歩3分) |
(参考:吉野大峯ケーブル自動車のHP、gooブログ「奈良の名所・遺跡」、Wikipedia)