土佐くろしお鉄道宿毛線(2007年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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今回は、高知県を走る土佐くろしお鉄道宿毛線を簡単に紹介します。
なお、画像が宿毛駅のものしかありませんが、ご了承下さい。

 

今回は、中村⇒宿毛の順に紹介します。

 

 

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(Yahoo!地図を使用)

 

 

路線名  区間  営業キロ  備考 
土佐くろしお鉄道:宿毛線  宿毛~中村  23.6km  全線単線・非電化 
 
踏破達成時・撮影時  2007年2月、2010年9月

 

 

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中村駅は2面3線のホームを有します。かつては特急『南風』などが宿毛まで多数直通していましたが、現在は激減しています。


 

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中村駅を発車すると高架線になり、市街地の中を左へカーブしトンネルを抜けると、日本最後の清流として名高い四万十川(渡川)を渡ります。そして県外資本のスーパーなど郊外型店舗の目立つエリアを高架橋で抜け、具同を過ぎるとすぐに連続でトンネルをくぐり、一気にローカル風景の中を走るようになります。新しい路線らしくカーブが緩く、また集落を避けて山裾を通っているからかトンネルが多いです。

 

国見、有岡と停車し、トンネル内で中村市から宿毛市に入ります。宿毛市最初の駅が工業団地で、次の平田との距離はたったの600mです。


 

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平田を発車すると長いトンネルに入り、トンネルを抜けると松田川を渡り、東宿毛に着きます。東宿毛は宿毛市の中心部への最寄り駅ですが、特急列車は全て通過します。最後は高架線で宿毛市の郊外を走り、終着駅の宿毛に到着します。


 

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宿毛駅に着きました。頭端式ホーム2面2線の構造です。


 

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宿毛駅ホームより中村方を望む。宿毛線は高架線が主体で線形が良いです。


 

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宿毛駅の車止めを望む。
この先、宇和島方面へ延伸される日は来るのでしょうか?


 

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宿毛駅の改札です。JRではありませんが「みどりの窓口」があります。


 

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宿毛駅の駅舎全容です。
2005年に衝突事故が発生し駅舎は大破しましたが、数か月後に修復されました。

 

宿毛駅自体は街外れにあり、区画整理はされているもののまだまだ未開発です。

 

また、城辺、宇和島方面へは宇和島自動車の路線バスで行く事ができます。

 

 
乗り鉄の注意点  

以前は高知方面から宿毛への特急列車が多数乗り入れていましたが、現在では夜の下りと朝の上り各3往復のみとなっていて、特急利用可能なフリーきっぷなどを持っていても乗り鉄泣かせな路線になってしまいました。

 

一方、普通列車は概ね1~2時間に1本の割合で運転されていますが、データイムは2時間以上間隔が開くことがあります。また、朝夕は若干運転間隔が小さくなります。

 

中村~宿毛の所要時間は、特急は途中の平田のみに停車し16分~17分、普通列車だと約30分かかります。

 

 
のりかえ  

乗換駅  乗換路線
中村駅  土佐くろしお鉄道:中村線  
(宿毛駅)  (宇和島方面への路線バス)
(参考:Wikipedia)