第96回 小野田線本山支線でクモハ42に乗車 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回のつづき…

2001年8月2日、『青春18きっぷ』使用の中国地方乗りつぶし2日目後半は厚狭駅からです。
今回の日程 2001年8月2日(木) 【2日目後半】

厚狭1420(山陽本線・3538M)1429宇部1431(宇部線・946M)1441宇部新川1558(宇部線→小野田線・441M)1611雀田1627(小野田線本山支線・631M)1632長門本山1638(634M)1643雀田1704(小野田線・443M)1719小野田1734(山陽本線・559M)1812下関1818(山陽→鹿児島本線・247M)1831小倉1925(鹿児島→山陽本線・5582M)1940下関2036(山陽本線→東海道本線・9238レ臨時快速『ムーンライト山陽』)【車内泊】
厚狭からは山陽本線の小郡(現・新山口)行き3538Mに乗って宇部まで移動します。車両は115系2連でした。途中、3線区間の遺構があちらこちらで見られました。
宇部では宇部線の小郡行き944Mに乗り継ぎます。車両は105系2連で、乗客は少なかったです。小野田線分岐駅の居能では下車せず、拠点駅の宇部新川で下車しました。

宇部新川では1時間以上時間が空くため、駅を出て街をぶらぶらします…が、あまりにも暑くて近くのコンビニ(ローソン)へ。店内のロッピーからは当時公開中のアニメ映画「千と千尋の神隠し」の宣伝が大音量で、しかもエンドレスで何度も流れていました。
汗が引いた後にドリンクを買って駅に戻ります。


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すでに小野田行きの441Mが入線していたので『18きっぷ』を呈示して改札を抜けホームへ向かいます。441Mは123系の単行で、乗客は少なかったです。
列車は定刻に宇部新川を発車し、居能から小野田線に入ります。厚東川を渡ると住宅地と田園が混在した風景の中を走り、16時11分に雀田に到着し、ワンマン列車だったので運転士に『18きっぷ』を見せて下車しました。

雀田駅にはすでにクモハ42が停車していました。早速乗り込むと…当然ながら冷房装置は無く、暑かったです。車内の写真は撮り忘れてしまいましたが、ボックスシートが並んでいました。乗客は私の他に「乗り鉄」と思われる2名いて、最終的に乗客は計3名で雀田を発車しました。途中の浜河内では乗降ゼロで、全員、終点の長門本山まで乗り通しました。雀田から2.3km、たった5分の道中でした。


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長門本山では時間がなかったので、さっさと写真を撮って車内に戻ります。すると運転士の方から「クモハ42乗車記念証」を貰いました。予想していなかった事で、嬉しかったです。

帰りも行きと同じく「乗り鉄」3名とワンマン運転士だけで、やはり途中の浜河内での乗降は無く、雀田まで戻りました。
雀田では時間があったので駅前を散策しようと思いましたが、暑いので断念…。冷房の無いクモハ42の中で次の電車を待っていました。

ようやく小野田行きの電車がやって来ました。車両は123系の単行で、後年に本山支線の運用にも就くことになる車両です。部活帰り?の高校生が多く、ドア付近に立つことになりました。クモハ42と別れ、小野田市街と臨海工業地帯の間を走ります。途中の南小野田駅はその昔、「セメント町」駅と名乗っていました。小野田市街を抜けると丘陵地帯を進み、山陽本線と合流して終点の小野田駅に到着しました。

小野田からは山陽本線の下関行き559M(115系4連)に乗ります。私は乗車位置で待っていて、ドアが開き降車が済んだ後に乗ろうとしたのですが、高校生が強引に割り込んできて先に車内に入ってしまいました。この高校生(当時)は、軽い気持ちで割り込み乗車をしたかもしれませんが、特に私のような県外からの旅行者相手にそういう事をやってしまうと、下手すれば山口県の高校生全体、ひいては山口県民に対して悪いイメージを持たれかねません。ルール、マナーは守るべきだと強く思いました。が、かく言う私も人の事を言える立場にないのですが……。
車内は混雑していて、結局先に乗ろうが後に乗ろうが空席はなく、ドア脇に立って車窓を楽しみました。下関では羽犬塚行き247Mに乗り継ぎます。車両は415系の4連+4連で、オールロングシートでした。やはり九州側の列車の方が長編成です。そして関門トンネルを抜けてこの年2度目の九州入りを果たし、小倉駅で下車しました。


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小倉まで行った目的は……この年、JR九州では『トレインピック21』という、JR九州内を走る特急等の21列車に乗車して景品を貰う企画をやっていました。特急乗車をアシストする為に、「ホップきっぷ(12,000円)」「ステップきっぷ(10,000円)」「ジャンプきっぷ(8,000円)」の3種類の連続2日間フリーきっぷが発売されていました。1回目は「ホップ」、2回目は「ステップ」、……といった具合に。しかし、1回目の「ホップきっぷ」を購入するには、『トレインピック21』のパスポートを入手する必要があったのです。
早速小倉駅にあるJR九州の「みどりの窓口」に行き、パスポートを入手しました。これで次回九州旅行をする際は「ホップきっぷ」が購入できます。しかし、この時点では次回九州を訪れるかどうかは分かりませんでしたが……。

パスポート入手後は下関まで戻り、立ち食いうどんを食べて夕食を済ませ、いよいよ「ムーンライト山陽」に乗車します。EF65PF形が14系のリゾート&シュプール車の4両編成を従えていました。全車指定席で私は3号車の禁煙車窓側席に着席しましたが、下関の時点では乗客はまばらで、「ムーンライト九州」に乗る人も多いのでしょうか? また、思ったより深く倒れるリクライニングに感動しました。下関を定刻の20時36分に発車し、車内改札が終わった後はいつしか眠りについてしまいましたzzz (つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
JR西日本:小野田線居能→小野田11.6km踏破達成!
JR西日本:小野田線(本山支線)雀田~長門本山2.3km踏破達成!
(参考:Wikipedia)