雲辺寺ロープウェイ(香川県観音寺市・2005年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回は、徳島県三好市池田町にある四国霊場第六十六番『雲辺寺』への足として、香川県観音寺市大野原町に架けられている
雲辺寺ロープウェイを紹介します。  
  
尚、地図は省略いたします。ご了承下さい。     
  
  
区間   全長   高低差   方式  
山麓駅~山頂駅   2,594m   657m   四線交走式普通索道  
  
  
訪問・撮影時   2005年9月  

  

  

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山麓駅の駅舎です。山麓駅でも標高259mで、眺望が素晴らしいです。
また、駅舎内には、おみやげ店もあります。
山頂駅が見えますが、かなり遠いです。


 

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搬器は101人乗りで、かなり大きいです。1号搬器は赤色、2号搬器は黄色です。


 

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下り時に山麓駅を望む。近年建設されたロープウェイは駅全体を覆っていない構造のものが多いですが、乗客が雨に濡れないように配慮されています。


 

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上り時に中間地点で下り搬器とすれ違います。地面からは相当な高さです。


 

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もう少しで山頂駅に着きます。


 

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山頂駅のホームからの眺めです。山麓の観音寺市はもとより、遠くには瀬戸内海も見渡せます。


 

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山頂駅の駅舎です。とても面白い造りです。
山頂駅西側にはスキー場の『スノーパーク雲辺寺』があります。
⇒2020年3月をもってスキー場は閉鎖され、跡地は「雲辺寺山頂公園」として再整備されました。  


 

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山頂駅から徒歩数分、県境を越えて徳島県に入った所に四国霊場第六十六番『雲辺寺』があります。
昭和62年に雲辺寺ロープウェイが開業して以来、訪れやすくなりました。

  

  

あとがき  

雲辺寺ロープウェイは、その名のとおり雲辺寺へのアクセス路線として、お遍路さんも多数利用していますが、もちろん一般の方でも利用できます。

  

運賃は往復2,000円(大人)で、営業時間は年中無休で7:20(12月~2月は8:00)~17:00で、20分間隔で運行しています。
片道の所要時間は7分で、距離を考えるとかなり高速です。

  

  

アクセス  

公共交通機関では直接山麓駅まで行けません。予讃線の観音寺駅からタクシーで約30分、豊浜駅でも約20分かかります。
徒歩では豊浜駅から2~3時間要すると思います。お遍路さんならともかく、一般の方では相当厳しいです。

  

現実的なのは、マイカー利用で高松自動車道の大野原ICより約15分です。私も鉄道ファンでありながら、さすがに今回はマイカーで行きました…。

  

(参考:四国ケーブル『雲辺寺ロープウェイ』HP、Wikipedia)