![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/14/12/j/o0412029714425036670.jpg?caw=800)
大船渡線を紹介します。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/25/49/g/o0800060014425036690.gif?caw=800)
大船渡線は、当初は一ノ関から気仙沼までまっすぐ東へレールが敷かれる計画でしたが、複数の地区の政治家による招致合戦?の結果、路線があっち行きこっち行きの、まさに「我田引鉄」事態になり、最終的に「鍋弦(なべづる)線」と揶揄されるような線形になってしまい、この線形の悪さが災いして現在はマイカーや路線バスに対して不利な競争を強いられています。現在、JR東日本では、線形の悪さを逆手に取り、その線形を竜に見立てて『ドラゴンレール大船渡線』の愛称が付けられました。また、大船渡線で運転されている快速列車の名称は『スーパードラゴン』です。 (参考・引用:Wikipedia)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR東日本:大船渡線 | 一ノ関~盛 | 105.7km | 全線単線・非電化 |
踏破達成時 | 2005年8月 |
再訪問・撮影時 | 2007年8月 |
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/aa/38/j/o0550041214425036711.jpg?caw=800)
一ノ関を出発すると、すぐに東に向きを変え、北上高地に入って行きます。陸中門崎(りくちゅうかんざき)からは向きを北に変え、いよいよ「鍋弦線」区間に突入します。この先、「鍋弦線」区間が終わる千厩駅まで直線距離で約8kmの所、26.1kmもかけて迂回します。
陸中松川まで北上した後、徐々に東へ向きを変えていきます。途中にある猊鼻渓(げいびけい)は国の名勝に指定され、舟下りも楽しめる観光地です。猊鼻渓辺りから完全に東へ進んで行き、摺沢から今度は南へ下って行きます。そして千厩でようやく「鍋弦線」区間が終わり、当初計画通りに東へ、気仙沼を目指します。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/50/a2/j/o0550041214425036736.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/21/46/j/o0550041214425036747.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/2a/fd/j/o0550041214425036764.jpg?caw=800)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/99/19/j/o0550041214425036780.jpg?caw=800)
気仙沼を出発すると、市街地の裏をトンネルの連続で通過し、市街地北部の駅、鹿折唐桑に着きます。ここからは海沿いを行かずに内陸部を進み、再び岩手県に戻ります。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/ac/b5/j/o0550041214425036794.jpg?caw=800)
陸前高田から海沿いを進みますが、地形がリアス式海岸なので、車窓は海沿いと内陸を繰り返します。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/06/63/j/o0550041214425036812.jpg?caw=800)
大船渡から大船渡市街地に入り、三陸鉄道南リアス線と合流し、岩手開発鉄道の線路が近づいてくると、終点の盛(さかり)です。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/04/39/j/o0550041214425036831.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/a8/28/j/o0550041214425036856.jpg?caw=800)
また、現在は貨物専業の岩手開発鉄道がさらに北へ延びています。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/14/s-limited-express/d6/c2/j/o0550041214425036876.jpg?caw=800)
盛駅の駅舎です。JRの駅舎(右側)と三陸鉄道の駅舎が隣り合っています。
大船渡線は一ノ関~気仙沼と気仙沼~盛では車窓風景が全く違うのですが、運転系統は意外と全線直通が多いです。
運転間隔は1時間~4時間で一定していませんが、本数が少ない事には変わりありません。
また、データイムに全線を通し運転する快速『スーパードラゴン』(快速運転は一ノ関~気仙沼間)が2往復設定されています。この他、早朝に通過駅のある上り普通列車が1本あります。
運転間隔は1時間~4時間で一定していませんが、本数が少ない事には変わりありません。
また、データイムに全線を通し運転する快速『スーパードラゴン』(快速運転は一ノ関~気仙沼間)が2往復設定されています。この他、早朝に通過駅のある上り普通列車が1本あります。
全線の所要時間は、快速で2時間20分程度、普通列車では2時間30分~2時間50分程度です。
他線との接続は概ね考慮されていますが、列車によっては待ちぼうけをくらう場合もあるので、やはり時刻表での確認が必須です。
乗換駅 | 乗換路線 |
一ノ関駅 | JR東日本:東北新幹線、東北本線 |
気仙沼駅 | JR東日本:気仙沼線 |
気仙沼駅 | 亀山リフト (山麓駅まで徒歩&大島行き船舶で最短1時間)【運休中】 |
盛駅 | 三陸鉄道:南リアス線(釜石方面) |
(参考:Wikipedia)