後藤寺線(2005年10月訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
(画像は日田彦山線の列車)

  

今回は、福岡県の筑豊地区を東西に走る短距離路線、後藤寺線を簡単に紹介します。

  
  

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用)  

  

  

後藤寺線   田川後藤寺~新飯塚   13.3km   全線単線非電化  
  
  
踏破達成時   2005年10月、2010年10月  

  

  

イメージ 3
起点の田川後藤寺駅は、後藤寺線をはじめ、日田彦山線、平成筑豊鉄道糸田線の列車も発着する一大ターミナル駅で、駅前には商店街もある……のですが、何か駅も商店街も人影がまばらで閑散としています。

 

駅舎前の看板には、『博多まで約1時間!!』、『博多まで片道910円、6枚回数券4,910円』などと必死に博多をアピールしています。
なお、田川市の後藤寺地区からは、福岡市天神行きの西鉄特急バスが多数運転されていて、またマイカーでも福岡市中心部まで約1時間で行けそう(?)なので、後藤寺線はかなり苦戦を強いられているような気がしました(私の勝手な感想ですが…)。もっとも、『天神』ではなく『博多』へ行くのならば、JRも便利だと思えるのですが…如何せん後藤寺線の列車本数が少なすぎます。


 

イメージ 4
田川後藤寺駅では、後藤寺線の列車は行き止まり式の0番線から発着します。

 

発車するとすぐ日田彦山線、平成筑豊鉄道糸田線と別れ、後藤寺線は一路西へ向かいます。


 

イメージ 5
(後方展望)
最初の停車駅である船尾付近は、線路の両側を麻生セメントに囲まれて、筑豊らしさを味わえます。


 

イメージ 6
(後方展望)
後藤寺線唯一の入水トンネルを抜けると飯塚市に入り、筑前庄内付近はのどかな風景の中を走ります。


 

イメージ 7
下鴨生は嘉麻市に所在し、かつては漆生線が分岐していました。広い構内は、昔は側線が何本もあっただろうなと思わせます。
上三緒の手前で再び飯塚市に入り、田園風景の中をほぼ一直線に走ります。やがて左手から接近してくる筑豊本線と合流し、終点の新飯塚に到着します。博多まではここから快速で40分~45分です。


 

イメージ 8
新飯塚駅にて。

  

  
乗り鉄の注意点   

後藤寺線の運転本数は、データイム毎時1本が基本で、朝夕は増発され、中でも朝に1本のみ新飯塚発田川後藤寺行き、線内ノンストップの快速が運転されています。
他線列車との接続は、田川後藤寺と新飯塚の両駅とも概ね良いです。特に新飯塚のデータイムは、福北ゆたか線の快速と接続しているので、特に博多方面との行き来はスムーズです。

  

また、全線が福岡近郊区間に含まれているので、いわゆる「大回り乗車」の行程に組み込むことも可能です。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線   
田川後藤寺駅   JR九州:日田彦山線。平成筑豊鉄道:糸田線    
新飯塚駅   JR九州:筑豊本線【福北ゆたか線】   
  
(参考:Wikipedia)