わざわざシリーズ化して切り出すこともないのかも知れないけど、

よやっと中耳炎との闘いも先が見えてきたので

このあたりで少しまとめてみようかと。

 

 

中耳炎。

 

 

子を持つ親ならば誰だって一度は聞いたことがあるこの病名。

 

なんせ2歳になるまでに9割のこどもが掛かるという

超メジャーな病気です。

 

 

でも、赤ちゃんが中耳炎を患ったかどうかは

すごく分かりづらい。

 

 

分かりづらいもんだから、対応が遅れる。

 

 

対応が遅れると、発見したときには病気が進行している。

 

 

病気が進行していると、治癒も遅れる。

 

 

治癒が遅れるとふつうの中耳炎が

「慢性中耳炎」

という病気にクラスアップしてますます完治が難しくなる。

場合によっては耳を切って治療を行う、

というなんとも面倒くさい病気です。

 

 

 

柴崎家の場合も発見が遅れました。

 

 

というか第一子が中耳炎に罹っていることを

即発見できる親というのは

そうそういないんじゃないかと思う。

 

 

 

とにかく僕らは不意を突かれました。

 

 

 

赤ちゃんの免疫がガクンと落ちて、

病気をもらいやすくなる生後半年を過ぎても

柴崎家のオムツ田セブンくんは俄然ピンピンしていました。

 

 

 

咳をしたり鼻水をだしたりすることはあっても、

それが辛くて泣いたり暴れたりと言うことがほとんどないのです。

 

 

いつもニコニコしていてとにかくご機嫌、

それが中耳炎発覚までのオムツ田くんでした。

 

 

そんな彼がはじめて発熱したのは

生後10ヵ月。

 

 

その日、夕方になってオムツ田の母から

 

「オムツ田くんが38.4度の絶賛発熱中!」

 

という連絡がありました。

(その様子は以前ブログで書きました

 

 

 

僕が急いで発熱グッズを買い込んで自宅に戻り、

腋の下や首元をヒヤしたりすると、

その日はあっという間に熱が下がったので一安心。

翌日も食欲はしっかりありました。

 

 

 

しかしその2日後、柴崎家を訪れた僕の母から

 

「はじめて高熱を出したなら、

とりあえず病院にみてもらったほうがいい」

 

と言われ、翌朝オムツ田くんを病院へ連れて行くことになります。

 

 

熱が下がってから3日も経っていたので

とくになにも心配していなかったのですが、

そこでお医者さんから言われたのが

 

 

「あー、中耳炎になってるね」

 

 

というひとこと。

 

 

なんせオムツ田くんが病院で病名を告げられるなんて

オムツ田人生で初めてのことです。

 

 

 

「この前出したって言う熱も、中耳炎からきた熱だね」

 

 

「中耳炎って熱もでるんですか……」

 

 

「わかりにくいから仕方ないですよ。

鼻水はしばらく前から出てたかな?」

 

 

 

「そう言われてみれば

かれこれ数週間は出てるかも知れません」

 

 

「赤ちゃんは鼻水をよくだすけど、

2、3週間鼻水がとまらかったら、

その鼻水が耳の奥に流れてたまっちゃう可能性があるんですよ。

 

赤ちゃんは耳と鼻の距離がすごく近いから

そういうことがしょっちゅうある。

 

ここ最近、不機嫌だったりグズったりしなかった?」

 

 

そう言われても、僕にも妻にも記憶がない。

 

 

オムツ田くんはデフォルトで超ご機嫌ボーイなので、

基本的にいつもニコニコ笑ってる。

 

もしかしたら不機嫌名こともあったのかも知れないけれど、

なかなかそれが気づきにくい。

 

 

「しかたないですよ、初めてなんだもん。

慢性化してもいやだから、

ここは薬でしっかり治しちゃいましょう」

 

 

ごめんよオムツ田くん。

中耳炎を患っていたなんて。

 

オムツ田の父も母もまったく気づいてあげられなかった。

 

 

ちょっと心配なことがあったときに、

自分たちだけで解決したと思わずに、

ちゃんと病院に行くのって、大事だ。

 

 

そう思って病院を後にした日でありました。

 

 

つづく。

 

 

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