熱闘、保育園! その1 


実はみなさまにご報告があります。



このたびオムツ田セブンくん、
なんと、保育園に通えることが決まりました!!!

パチパチパチパチ、

オムツ田くん、オムツ田の父、共にとても楽しみです。



……とか。




さらっと書いてるけれど、

むちゃくちゃ大変でした、保育園入園(まだしてないけど)。



知っている人は知っていると思うけど、
東京都の保育園入園事情は、凄惨です。



大量の園児が、その親たちが、
数少ない保育園の席を目指して、
血みどろの戦いを繰り広げるのです。




マジで、エグかった。





僕ら夫婦が居住区の区役所にはじめて赴いたとき、

担当者に言われたのは


「このままだとお子様は、
 保育園にも幼稚園にも、永遠に入れません」


というようなひと言でした。

いや、言い方は違ったし、
あくまで「入れない可能性がある」という話だったけれど、
僕ら夫婦にはそう聞こえました。


まるで担当者の言葉が
みるみる自分の額に刻印されていくような
とんでもない衝撃がありました。



たしかに保育園に入るのは大変だ、
と友人たちから散々聞かされていたし、
ニュースでも

「待機児童ゼロへ!」

みたいな言葉はよく耳にしていました。



でもこと自分のことになると

「そうは言ってもなんとかなるんじゃねーの」

的なのんきな気持ちでいたのです。


しかも、最初に市役所を訪ねたのは
まだセブンがお腹にいるとき。
出産前です。


これだけ早く準備しだしてるんだから、
タイミングは何歳になるか分からないけど、
入れないことはないだろう、
と高をくくっていたこともあります。


だから衝撃的だった。


まだ妻のお腹が大きなうちから、
向こう数年間の育児について
まったく先の見えない真っ暗な状態になったのです。



ここまで当家に保育園の門が狭かったのは
僕らの家庭の特殊な事情によるものです。



つづく。