泳ぐ写真家龍之介 -54ページ目

「マックばあさん」

「マックばあさん」とは、私の母のことです。
父が亡くなってから、母は、茅ヶ崎のマンションで独り住まいです。
もともと父がコンピュータでメールとかやっていたので、
いろいろと覚えたようです。

父が亡くなってから、
母は、ネット経由で、銀行取引や株取引をしたい。と言うので、
だったら、スパイウェアや、ウィルスの心配が全くない
マック(マッキントッシュ)がいいんでないかい?
とマックを半ば強引に設置しました。

本日午前中、母のマンションで光ファイバーの設置作業があって、
私は、午後からインターネットの設定のために母のマンションに出かけました。

マンションに着くと、母が
「ねえ聞いてくれるかい。光ファイバーの設置に来たおにいさんが、
私のマック見て、ひえー、おばあさん、マック操作できるんですか~!
とびっくりしていたよ。」
と得意満面で話してくれました。

母は、マックが操作できるということに、ことの他プライドを持ったようです。
この調子だったら、まだ当分ぼけないだろうな。
と、ちょっと安心しました。

「アンチエイジング・トレーニング」

50を過ぎると、筋肉が発達していても、
筋肉の周りを囲んでいる、コラーゲンが減ってきて、
たるみが出て来ます。
ちょっと見、筋肉が落ちているような感じに見えます。
これは実に情けないっす。
「これだけは仕方ないな。」
なんて、あきらめ半分で、スイミングチームの仲間と話していました。

ところが、偶然、

最近、ピラティスで、インナーマッスル(目に見えない部分、内部の筋肉)
を鍛えていたら、
インナーマッスルの発達が、
コラーゲンが減った部分を、スペース的に補ったのか、
たるみがなくなってきました。
びっくりです。
まだ、人体実験段階ですが、肉体が若返ったように見えます。
いやそう思いたい!
鏡で自分の肉体を見る趣味はないけど、とても、気分イイッス!

インナーマッスルは、負荷の大きいウェートトレーニングでは
発達させることができません。
負荷が少ない、ピラティスやヨガが最適なのです。
ヨガは目的が少し違うので、
やはりピラティスが最適でしょう。
自分の体重を、バランスをとりながら、支えたり
して、無理なく筋肉を付けていきます。

そういえば、ヨガやっている女優の由美かおるさんや、
ヨガの大家、柳生直子先生は、
実際のお年より20歳は若く見えます。

私をヨガの世界に導いてくれた
藤本憲幸先生も、私より少し年上ですが、
まだ30代に見られる事があるとか。

ヨガやピイラティスを行うことは、
こういう効能もあったわけですね。

ちょっと、真剣に、
アンチエイジング・ピラティス+リラックス・瞑想スイミングを
探求してみようと思っています。

やはり、人間の体ほど面白い、興味深いものはありません。








「究極のポジティブ・シンキング」

ナチスドイツが、第二次世界大戦中に、
ユダヤ人約600万人を国家的規模で計画的に殺害した
いわゆるホロコーストですが、
最も、大量に虐殺が行われた
ポーランドのアウシュビッツ収容所で、
処刑される直前の、ユダヤ人のラビ(聖職者)が、言った言葉にとても感銘を受けました。

もう、明日にもガス室か焼却炉送りになりそうになったラビに、
ナチの将校が
「おまえたちが、救世主だと言っているユダヤの神は、とうとう、おまえを助けに来ないようだな。」
と毒づくと、
ラビは、落ち着いて、
「神様の到着が少し遅れているようだね」
と語ったそうです。
その、数日後、侵攻してきたソビエト軍が収容所を開放して、
ラビは生還したそうです。

わたしは、今まで、
いろんなポジティブ・シンキングの体験談を耳にしてきましたが、
これ以上のものはありません。