泳ぐ写真家龍之介 -124ページ目

「岸部シローさん」

自己破産、愛妻の死と、波乱万丈の人生を送っている

岸部シローさんのブログが人気だとか。

その独特のネガティブで後ろ向きな語り口が受けているらしい。


http://blog.smatch.jp/kishibe/


以前、たぶん、1998年頃だったと」思うが、

月刊太陽の仕事で、南青山にあった岸部シローさんのマンションに

撮影にでかけたことがある。

確か骨董の特集だったと思う。

「僕は気に入った骨董品を見たら、もうダメ、矢も盾もなく買ってしまう」

と、一点を見つめながら、

静かながらも不気味な迫力で語った岸部さん。

彼の破産宣告報道があったのは、

その2~3日後だったと思う。


即座に編集者に連絡を取り、記事はどうなるのかと聞いたりした記憶が

残っている。


結局その特集記事は掲載され、

その後、岸部氏の骨董道楽を語る証拠として

いろんなところで引用されたらしい。


その頃、立て続けに、

私が写真を撮った大御所が

亡くなったり、破産したりしている。


日本料理研究家の天皇と言われたS先生、

陶芸家の巨匠B先生。

そして岸部シロー氏。


俺は疫病神なのか?

などとマジで悩んだことがある。


しかし、


それは単なる偶然だったらしく、

2000年以降、私が撮ったセレブリティたちは

元気でぴんぴんしているようだ。


岸部シロー氏の後ろ向きなブログを読んだら、

当時の暗~い、記憶がよみがえってきた。



「サダム・フセインは有能だった」

「03年3月のイラク戦争開戦から06年6月までに
戦争やテロなどによって死亡したイラク人は
推計で15万1000人に上り、
15~59歳の男性の死亡原因は46%が
武力紛争などの暴力行為だったことが分かった。」

と信頼出来る筋からレポートされています。

アメリカがイラクに侵攻しなかったら死なずにすんだ人たちです。

独裁者が存在するには、それなりの理由があると思います。
イラクのような多民族、宗派が入り乱れている国には、
有能な独裁者が不可欠だと思います。
だから、多くの国民がサダムを支持していたわけです。
今のロシアもそうです。
プーチンのような強権でごり押しするような
政権でなかったら、
ロシア国内で内乱、離反が相次いでいたでしょう。
それを批判する権利は、民主主義国家の国民にはないと思います。

もし、そこに問題が出てくれば、解決するのはその国の国民。
武力介入などは、いかなる理由があっても論外だと思います。

様々な理由で今まで、
アメリカが、欺瞞の民主主義を掲げて
介入してきた国は、
悲惨な目にあってきています。
全く、歴史に学ぶことのできない愚かな国だと思います。
9.11は天罰だったのでしょう。

「ヒラリークリントン」

が、テレビで弱気の発言をして涙ぐんでいたが、

これは結構マイナスなのではないだろうか?


ヒラリーさんは実務に長け、大統領として能力的には問題ないが、

感情が顔に出るし、失言も結構ありそうな気がする。


わたしとしては、民主党ではエドワーズさんを応援しているのだが。


共和党ならハッカビーさんが良いな。

クリスチャンの私としては、牧師出身の候補者というだけで

安心感が持ててしまう。

「私は支配層になりたいわけではない。奉仕者になりたいのだ」

というコメントがすばらしい!