「岸部シローさん」
自己破産、愛妻の死と、波乱万丈の人生を送っている
岸部シローさんのブログが人気だとか。
その独特のネガティブで後ろ向きな語り口が受けているらしい。
http://blog.smatch.jp/kishibe/
以前、たぶん、1998年頃だったと」思うが、
月刊太陽の仕事で、南青山にあった岸部シローさんのマンションに
撮影にでかけたことがある。
確か骨董の特集だったと思う。
「僕は気に入った骨董品を見たら、もうダメ、矢も盾もなく買ってしまう」
と、一点を見つめながら、
静かながらも不気味な迫力で語った岸部さん。
彼の破産宣告報道があったのは、
その2~3日後だったと思う。
即座に編集者に連絡を取り、記事はどうなるのかと聞いたりした記憶が
残っている。
結局その特集記事は掲載され、
その後、岸部氏の骨董道楽を語る証拠として
いろんなところで引用されたらしい。
その頃、立て続けに、
私が写真を撮った大御所が
亡くなったり、破産したりしている。
日本料理研究家の天皇と言われたS先生、
陶芸家の巨匠B先生。
そして岸部シロー氏。
俺は疫病神なのか?
などとマジで悩んだことがある。
しかし、
それは単なる偶然だったらしく、
2000年以降、私が撮ったセレブリティたちは
元気でぴんぴんしているようだ。
岸部シロー氏の後ろ向きなブログを読んだら、
当時の暗~い、記憶がよみがえってきた。
「サダム・フセインは有能だった」
戦争やテロなどによって死亡したイラク人は
推計で15万1000人に上り、
15~59歳の男性の死亡原因は46%が
武力紛争などの暴力行為だったことが分かった。」
と信頼出来る筋からレポートされています。
アメリカがイラクに侵攻しなかったら死なずにすんだ人たちです。
独裁者が存在するには、それなりの理由があると思います。
イラクのような多民族、宗派が入り乱れている国には、
有能な独裁者が不可欠だと思います。
だから、多くの国民がサダムを支持していたわけです。
今のロシアもそうです。
プーチンのような強権でごり押しするような
政権でなかったら、
ロシア国内で内乱、離反が相次いでいたでしょう。
それを批判する権利は、民主主義国家の国民にはないと思います。
もし、そこに問題が出てくれば、解決するのはその国の国民。
武力介入などは、いかなる理由があっても論外だと思います。
様々な理由で今まで、
アメリカが、欺瞞の民主主義を掲げて
介入してきた国は、
悲惨な目にあってきています。
全く、歴史に学ぶことのできない愚かな国だと思います。
9.11は天罰だったのでしょう。
「ヒラリークリントン」
が、テレビで弱気の発言をして涙ぐんでいたが、
これは結構マイナスなのではないだろうか?
ヒラリーさんは実務に長け、大統領として能力的には問題ないが、
感情が顔に出るし、失言も結構ありそうな気がする。
わたしとしては、民主党ではエドワーズさんを応援しているのだが。
共和党ならハッカビーさんが良いな。
クリスチャンの私としては、牧師出身の候補者というだけで
安心感が持ててしまう。
「私は支配層になりたいわけではない。奉仕者になりたいのだ」
というコメントがすばらしい!