泳ぐ写真家龍之介 -11ページ目

「写真表現皆伝道場」

今まで、写真のプロとして仕事を続けてきた過程で得た技術や
考え方をまとめたサイトをオープンしました。
コンテンツは順次アップしていきます。
自分の写真家人生25年の一区切りとしても
形にしていきたいと思っています。
アート写真からポートレート撮影、商品撮影まで、
多岐に渡り、自分の感性を通して得た
表現方法や技術がお役に立てば幸いです。

「写真表現皆伝道場」


「商品撮影1」

先日、事務所で、商品を撮影しました。
小さなものだったので、
狭い仕事部屋でも対応できたからです。

撮影後に、クライアントさんから
商品の撮影方法について聞かれました。

予算がない場合には、自分たちで何とか撮りたいとのこと。

できるだけお金がかからない、シンプルな方法を教えたのですが、
多分、現場でいざ撮影となったら、
全く応用がきかないので立ち往生だと思っています。

撮影技術は、臨機応変。その部屋に差し込む光の強さや角度、
その場での、小物を使ったちょっとしたアイデアが
出来を左右することが大きいのです。
そこで物をいうのが経験。

ですから、最近よく行われている、インターネットショッピング出展者のための
撮影講習会で、一般的な商品撮影を教わっても、
いざ、現場となると、どうやって良いのか混乱することが多いのです。

案の定、クライアントさんも講習会に参加したことがあるとか。

それで良い写真が撮れていたらプロは必要ではありません。

しかし、私が、実際の現場に出向いて、
その状況で、ベストな方法を指南することは可能です。

で、今度、商品撮影を指南することになりました(続く)


トヨタ危機

トヨタが北米大陸で苦戦しています。
リコールやら、無償修理、それから生産中止。
急な販売拡大のツケや、多車種路線の弊害が出てきているのでは?
と感じています。
品質を保ちながら、コストを半分にしろとか
無理難題を部品メーカーに押し付けてきた罰があたったのかもしれません。

おまけに、昔の車に比べ、電子機器関係が、格段に複雑になっているし、
それを制御するプログラムも膨らむ一方です。
プログラムにはバグが付き物。
ある条件では正常に動いていても、別の条件下で、暴走したりと
予測がつかず、常に、更新を必要としているのです。

もしバグが見つかったら、どうするのだろう?
と常々思っていました。
ロムを替えればよいのかもしれませんが、
何百万台も売れた車のサポートはどうなるのでしょうか。

ロムをやっと替えた直後にまたバグが見つかったりして。

しろうとの私でも怖くなってしまいます。

やはり、便利快適さには、罠が潜むわけです。

トヨタもGMと同じ運命を辿ると、言われていますが、
意外と、早くそうなるのかもしれません。