泳ぐ写真家龍之介 -106ページ目

「伊吹幹事長」

自民党に伊吹幹事長という人がいる。

最近まれにみる、性格の悪さと徳のなさを発散している方なので

ああ、あの人か。とぴんとくる方も多いと思う。


私は、小沢さんに自民党を終焉させて欲しいと思っている人間なので、

伊吹幹事長がテレビに登場するのを、大いに歓迎している。

伊吹さんが登場すると、

自民党のイメージがますます悪化する。

おまけに伊吹さんは官僚出身だ。

そのキャリアはイメージの悪化を倍増させている。

だから

伊吹さんは、影の民主党応援団長なのだ。


本日、山口県の補欠選挙で自民が民主に敗北した。

これも伊吹さんのおかげなのかもしれない。


「バイオ燃料」

地球環境にやさしいとかで、

バイオ燃料が注目されている。

そのせいか、原料の穀物の値上がりが止まらない。


特にアフリカとかの所謂後進国では、

穀物の値上がりが深刻な影響を与えているそうだ。


私の率直な意見を言うと、このままだと、

バイオ燃料の普及によって、地球の空気がきれいになるまえに、

相当数の人間が餓死したり、飢えに瀕してしまうと思うのだが。

そんなかんたんなことが分からないのだろうか?と思う。


車に食べさせるより、まず人間だ。


その当たり前のことが皆分かっているはずなのに

こういうことになってしまう経済のシステムがどこか狂っているのだろう。

サブプライムローンの件もそうだ。

最新の金融工学やコンピュータシステムを駆使していても

予測すらできず、大損してしまう。


最近のエコブームは、わざとらしく、欺瞞の匂いがする。


競泳の水着

私は時々思い出したようにマスターズの競泳大会にでることがある。

大体200m、400mの自由形だ。

一度、

4位との差が0.01秒差で3位に入賞したことがある。

何がその差になったのか興味があるところだ。

もう、水泳競技をリタイアして30年以上もたつのに、

やはり競技では0.01秒差というのは、ばかにできないのだ。


イギリスのspeedoという水着メーカーの競泳水着を着ると

50mで、なんと0.7秒速くなるらしい。いやなったそうだ。

これは尋常ではない。

日本の選手たちは、ミズノかデサントだから、speedoを着ることができない。

日本水連がそのメーカーと契約しているから

他社の水着を着ることはできないのだ。

実際、選手たちがspeedoを着て練習してみて、真っ青になったそうだ。

「これの速さは一体何なのだ!」

というほど、体が浮いて、泳ぎやすかったそうだ。


これは、致命的なビハインドになりそうだ。

案の定、チーム北島の平井コーチが危機感を表していた。


オリンピックは総力戦だ。

日本水連と日本のメーカーにどんなつながりがあるのか知らないが、

水着は、ベストのものを供与するという体制でないと

今後勝てないかもしれない。