泳ぐ写真家龍之介 -100ページ目

「木村拓哉苦戦~」

そろそろ、SMAPでは視聴率が取れなくなってきたと、芸能評論家がコメントしていました。

木村拓哉の、「Change」も予想外の視聴率だったらしいです。

しかし、

これだけ、長期間、一線で露出していると

すでに飽きられていても不思議ではないと思います。

よく、がんばっているな!というのが正直な感想です。


1994年頃だったと思います。多分。

そのころ木村拓哉くんを撮りました。

人気が出てきた頃です。

講談社のWithという女性誌のグラビア撮影でした。

ジャニーズで、売り込みに力を入れていると見えて、

重役さんもスタジオに見えました。


とてもシャイで、神経質そうだったというのが第一印象です。

かわいいカットが掲載されました。そのうち、写真を載せます。


それからは、彼は、日の出の勢いで有名になっていきました。

こちらとしても、とても嬉しく感じていましたが、

人気と売れ方が異常で、

大変だろうな。というのが正直な感想でした。

そろそろ一息ついて、充電した方がよいかも

と思います。


一時的に人気は落ちるかもしれませんが、

また復活して、新境地を拓いてほしいと思っています。




假屋崎省吾さん



~さん。と呼んでは失礼になってしまうほど、

名実ともに一線の華道家となられた假屋崎省吾先生だが、

先日、名刺を整理していたら、先生の名刺が出てきた。


今から15年ほど前に、2年ほど集中して、

生花や、フラワーアレンジメントの撮影をしていた時期がある。

供に仕事をした、川瀬先生、安達先生、ジェーン・パッカーさんは

すでに大家として有名だったが、

假屋崎さんは、まだ、一般には知名度がなかったようだ。

多分、現在のように、派手な格好ではなかったと思うので、

あまり記憶にないのだ。

そのとき撮った作品を見てみたが、やはり、相当な才能だと思う。

テレビ等で、強烈なアピアランスに目を奪われがちだが、

その作品のオリジナリティと個性はすごいと思う。


掲載した写真は、フラワーアレンジメントの写真だが、

このように、ちょっとした力を抜いたかに見えるような写真にも、

非凡なセンスが見え隠れする。


いっしょに仕事をした才能が世に認められて

有名になるのを見るのは、とても嬉しいことだ。


短期間に才能を枯らさないように

マイペースで素晴らしい作品を創っていって欲しいと思う。



「ハイビスカス」

3年前に撮影のために買ってきたハイビスカスがある。ある秋の夜、うっかりベランダから部屋に入れるのを忘れて、ほとんど枯れてしまった。しかし、水と肥料をやっていたら、徐々に息を吹き返してきた。昨年は、まだ弱弱しく、花を咲かせることは無かったが、今年になって、葉が生き生きとしてきて、先日、大きなつぼみを付けた。

で、朝起きてみると、写真のとおり、見事な大輪の花を咲かせていた。

わけもなく感動した。

やっぱり、生命というものは、神秘的で尊いものだと

あらためて感じた。