エアーブラシプロジェクト リュッキー -4ページ目

8月の雪⑥

みなさん、こんばんは!


私が以前書いていたブログ小説「8月の雪」を再開します。


初めから読んでない方は2013年、7月に書いた「8月の雪」①から


読んで頂けると嬉しいです。


さあ、みんな集まって!!8月の雪、また始まるよ!!



「8月の雪」



シ~ンっと静まり返った鉄筋コンクリートで出来た校舎。




ムッとするような暑さと共に



締め切った窓の向こうからかすかに蝉の声が聞こえてくる。




まだ夕方だというのに明かりが点いてないとさすがに暗い。



「へえ~ここが新校舎かあ。(´Д`;)」




学校独特の集団生活臭がどこか懐かしく感じる。



「良いなあ、今の中学生は。こんな綺麗な校舎で生活できて。( ´艸`)」




1年7組



ユキの目指すそのクラスは新校舎の一階一番奥にあった。


「ここが、1年7組・・・か。お邪魔します。(´Д`;)」



ガラガラ・・・




中学の時には、あんなに大きく感じた机や椅子も


久しぶりに見たユキの目には小さく見えた。




「ふふ、こんなに机小さかったっけ。可愛い( ´艸`)」



汗とチョークの混じったような教室の匂い。(;´Д`)ノ


綺麗に並べられた机や椅子。


なぜか下の方だけ汚れてるカーテン。(;´Д`)ノ



大きな黒板には、達筆な文字で


2学期、元気な姿で会いましょう!



と書かれてある。



「良いなあ~なんか青春。( ´艸`)」



10年後の今日、この教室でまた逢おう。



ふと夏目の事が頭をよぎった。




「来ないよね・・・きっと。(-"-;A」




教室の窓からは浴衣を着た


若い女の子達が楽しそうに話しているのが見える。



「何を期待してるんだろう、私。」



教室の中のひとつの椅子に腰掛けその机に目を向けると


女の子の小さな文字で何か書いてある。



ナオト先輩LOVE!



「この子も恋してるんだろうなきっと。」



28にもなって何やってるんだろう、私。




帰ろ。(;´▽`A``




立ち上がり際、後ろの掃除道具入れの横に花瓶が見えた。


数本の花がしぼんだまま。




「あれ、水入ってないじゃん。何て花なんだろうこれ。( ̄_ ̄ i)」




紫に白の混じったその今にも枯れそうな花が


なぜか自分の心を見ているようで淋しく感じた。



ユキは廊下を挟んで向かいにある水道の蛇口で


花瓶に水を入れ花も綺麗に入れ直した。




「これでよし!また綺麗に咲いてね。さあ、帰ろ(´▽`)」





「ユキ!」


廊下の奥から男性の声がした。



何を期待してた訳でもない。


もうとっくに諦めていたはずなのに


その声が聴こえた瞬間、まるで時間が止まったかのように


全身が動かなくなった。



「夏目く・・・」



ユキは声がした方をそっと振り向いた。



違う。


薄暗くてよく見えなかったが夏目のシルエットではない。




そこに現れたのは、当時同級生だったアキオだった。


全身の金縛りが解けて一気に汗が引いた。




「アキオ君?なに・・・どうしたの。こんな所で。」


「理恵から聞いたんだよ。ユキがここに要るって・・・絶対行くなって言われたけど。ぷぷぷ」



ははは・・・相変わらず空気が読めない男。


行くなって言われたなら来るな。(-"-;A



アキオ君は顔はイケメンだけど昔から空気が読めない事で有名だった。


「なに?ユキいつ帰って来てたの?」


「う、うん・・・昨日ね。」


「へえ~そっか。可愛くなったよなユキ。」



なんだろ、全然嬉しくない。(-"-;A




「それにしても綺麗になったよな校舎。俺らの時はゴミ捨て場だったもんな!あはは」




ゴミ捨て場って言うな。ゴミ捨て場って(-"-;A




「ユキ、お前も祭り行くんだろ?一緒行こうぜ。」



そっか、なんじゃかんじゃ祭り。




もう、来ないよね・・・きっと。


これも想い出として心のアルバムに仕舞おう。(;´▽`A``


「そうね!アキオ君、一緒に行こうか。(´▽`)」



「コラア~!!アキオ!ヽ(`Д´)ノ」



廊下の向こうから理恵が大声で怒鳴った。




「アキオ!コラなんばしよっとか!きさん!!絶対行くなっ言ったろうが!ヽ(`Д´)ノ」



「うん、言ってたな。でも気になったから・・・」



「気になったからじゃないのよあんた!不法侵入で通報するわよ!」


「理恵は昔の方が可愛かったよな。絶対。」



ブチブチ・・・


「アキオ、なんちや?(-_-メ」



「いや、いえ・・・じょ、冗談です。」





「あはは、理恵ちゃん、良いよ良いよもう。どうせ来な・・・(;´▽`A``」






「ユキ!」



 うそ(・_・;)




うそ(・_・;)



振り向かなくてもユキは気付いた。



私の頭の中の声紋機能がGOサインを出している。



この声は間違いなく




100%間違いなく・・・



夏目君。



「ユキちゃん、来たよほら!良かったね~良かったね~ユキちゃん!」



「何だよユキお前、夏目と待ち合わせしてたの?」



「黙れ不法侵入者!お前はこっちに来い!ヽ(`Д´)ノ」



「理恵ちゃん、待って。でも・・・」




「後は二人でゆっくり想い出をとっておいで。('-^*)/」



「う、うん。(・_・;)」



もっとお洒落な服着てくれば良かった(-"-;A


もう汗ビッチャビチャ。(・_・;)



ああ、神様もう一度だけシャワーを浴びさせて(。-人-。)



⑦へ続く


いつもありがとね。 リュッキー



























ニンジン

みなさん、おはようございます。



昨日、スーパーへ買い物に行きました。


ニンジンを観ていた時、


隣の知らない奥さんが



「あら、ニンジンが安いわよ。」



私にそう言ったんです。(;´Д`)ノ


だから私は


「そうですね、安いですよね。(;´Д`)ノ」


って、応えました。



そう言うと、奥さんがチラッと私を見て


「何本か買う?」って言うので私は


「そうですね・・・じゃあ3本くらい買おうかな。( ´艸`)」


って、言うと奥さんがまた私をチラっと観て



「え?5本もいる?」


そう言ったんです。ヽ(;´Д`)ノ



だから、私は


「いや、うちはそんなにニンジン食べないので・・・(;´Д`)ノ」



って、良いながら知らない奥さんの顔観て気が付いた。




隣の知らない奥さん。。。


携帯のワイヤレスマイクで誰かと話してたんです(-"-;A



じゃあ、先に言ってください。お恥ずかしい(_ _。)


いつもありがとね。 リュッキー










ヘビのおもちゃ

みなさん、こんにちは。



ヘビのおもちゃを買いました。(;´Д`)ノ


嫁を驚かそうと思いお風呂場へ置いておきました。



フフフ・・・これは驚くぞ。( ̄ー ̄)



帰宅。



「あら、パパお帰りなさい。ワンダーランド休みだと早いわね。( ´艸`)」



ん?なんだ・・・この余裕加減は。( ̄_ ̄ i)



「何か、変わった事なかったか?( ̄_ ̄ i)」




「ああ、それがお風呂場にヘビが居たのよ。驚いたわ。( ´艸`)」



フフフ、そうか。( ̄▽+ ̄*)



「もう、パパビックリしたわよ。( ´艸`)」



フフフ、そうか。( ̄▽+ ̄*)



「で?俺の可愛いヘビさんはどこだ。( ̄▽+ ̄*)」



「フフフ、捨てたわ。( ´艸`)」




フフフ、そうか捨てたか。( ̄▽+ ̄*)





何!捨てた?((( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚



「うん、もうイラッとしたからゴミ袋に入れて遠くに捨てたわ。( ´艸`)」




「お前!二千円もしたとぞ!あのヘビ!ヽ(`Д´)ノ」



「あら、よくも二千円も出してあんな物買ったわね。(-_-メ」



「お前ば喜ばそうち思って・・・俺は・・・(ノДT)」


「喜ぶと思ったの?(´Д`;)」



「じぇんじぇん。でもあれ新品だぞ(ノДT)」


「あんな物に新品も中古もないわよ。(-_-メ」



「どこに捨てたんだ。(ノДT)」



「私の仕事場の近くのコンビニの燃えるゴミ入れ。(´Д`;)」



「またお前メチャメチャ遠い所に捨てたな。燃えるゴミって(ノДT)」



「うん、要らないから。(-_-メ」




写真すら撮ってないのに・・・ムゴイo(TωT )



いつもありがとね。 リュッキー















見事優勝!!

みなさん、こんにちは!



昨日は友人のバイクレースを応援に行ってきました。(;´Д`)ノ




「気のせいかしら・・・さ、寒いわね。(´Д`;)」


「うん、さぶいお。(´Д`;)」




「石井さん、速いわね。(´Д`;)」


「ああ・・・優勝する勢いだな。( ̄_ ̄ i)」




「勝っちゃったわね・・・(´Д`;)」


「ああ・・・優勝だな。( ̄_ ̄ i)」



表彰式。


「パパ、るあが居ないわ!!(´Д`;)」


「るあなら表彰台でシャンパン振ってるぞ。(;´Д`)ノ」



ええ?!(=◇=;)




「な、なんで?( ̄□ ̄;)!!」


「何でだろうな・・・( ̄_ ̄ i)」




「あの子が優勝したみたいになってるわよ。(´Д`;)」




「うん、まあ・・・ある意味優勝だな。(;´Д`)ノ」





優勝おめでとう!!るあ。ヽ(;´Д`)ノ



いつもありがとね。 リュッキー





ダメ親父インタビュー

みなさん、こんにちは。


リュッキーさん、こんにちは!


「おう、なんだよ。忙しいんだよ。」



どうですか?最近。


「どうもこうもねえよ。何だよ今年は厄年か?」



何かあったんですか?


「何もねえ日がねえよ。」



その中でもショックだった出来事は何ですか?



「優柔不断って言われたことだな。」


当たってるんじゃないですか?


「うるせえよ。」



そんな時は美味しい物でも食べるのが


一番だと思いますが・・・


「ああ、俺もそう思って冷蔵庫に入ってたサラミ食ったんだよ。」

サラミですか?


「ソーセージみたいな大きいのな。」


美味しかったですか。



「半分くらい食ってからサラミの入ってた袋見たんだよ。


そしたら外側のビニールを剥がしてからお召し上がり下さい。って」



どう言う事ですか?

「ビニールも一緒に食ってたんだよ。

あれビニールに大きく書いて欲しいな。」



リュッキーさん、好きな食べ物は?


「馬刺し。生もの全般が好きだな。」


逆に嫌いな食べ物はありますか?


「先生から頂いた、かしわ餅だな。


葉っぱごと食べて人生で初めて吐き出したからな。」


どんな味だったんですか?

「食ったらわかるよ。」


先日、朝帰りしたらしいですね。


「ああ、あれは呑みすぎたな。」


奥さん怒ったでしょ。


「もう、ぷんぷん!だったな。」



何て言われたんですか?


「玄関でお前、年はいくつだ。って・・・」


それから?

「あと7分遅かったら置手紙して出て行こうと思ってた。って」


あと7分ですか。危なかったですね。


「俺もそう思ってギリギリセーフ!って言ったんだよ。」


奥さんは何と?


「ずっと前からアウトなのよ!って。」



あはは、上手いですね奥さん。


うるせえよ。


いつもありがとね。 リュッキー