今年のリーグ戦は残り6試合。
ヴェルディはプレーオフラインとの勝ち点差が6で、一方栃木もほぼ同様に勝ち点差7。
サッカーでは一般的に「追いつける勝ち点差≒残り試合数」と言われていますので、どちらも限界ギリギリです。
負けはモチロン引き分けでも厳しく、勝った方が昇格争いに生き残る「サバイバル・マッチメラメラ」の様相を呈する一戦となりました。

その栃木のプラス材料は、3人の外国人が揃ったことでしょう。
ゴールゲッターとして優秀なサビアや、ドリブルが強烈なクリスティアーノも要警戒注意ですが、何と言っても栃木の心臓として君臨するパウリーニョの存在が大きいです。
(実際、パウリーニョが長期離脱した17節から、栃木は13試合でわずか1勝という低迷期に陥っていましたダウン
ゴールに近い選手ということで、どうしてもサビアやクリスティアーノが気になる所ですが、勝利する為にはパウリーニョの段階まで遡って抑える必要があると思います。

その為にも大事なのは、川崎戦の後半に見せたような、こちらから奪いに行く守備です。
引いて凌ぐだけでは、ボランチのパウリーニョにプレッシャーを与えることができません。
アウェイだからと臆することなく、積極的に打って出てくれることを期待しますビックリマーク

守備の方でも、パウリーニョは存在感を示すでしょう。
半分近く欠場しているのにタックル数がチーム2位ですから、中央突破の場合は彼の壁を超える必要があります。
一方で、ここ5試合は合計で11失点。
特にサイドからの攻撃で7失点(セットプレーやスローイン含む)と、横方向から攻められると脆さ叫びを見せる傾向にあるようです。

となれば、ヴェルディのキーマン鍵は自ずと森&小池となりますね。
森は天皇杯・川崎戦の後半で良い動きを見せ、調子は上向きアップのようですから、明日は積極的に仕掛けて欲しいです。
また小池も、持ち味のドリブルのみならず、中に入る動きを増やして相手のマークを混乱させてくれますようにお願い

ATHLETAバスツアー電車に参加する為、少し早寝のりゅーはーでした。
今週末もヴェルディファミリーは大忙しですスマイル

特に男子に関して、生き残りをかけた大一番メラメラが揃いました。
トップチームはアウェーの栃木戦、もちろん勝たなければ後がありません。ATHLETAバスツアー電車が当たったので、スタジアム以外は体力温存モードで行って来ますかお
ユースはJユースカップ予選の2試合目。対戦相手の岐阜は磐田に8ゴールを献上しましたから、勝利は必須ですし得失点差アップも重要なゲームになるでしょう。
Jr.ユースは、関東リーグの最終戦。5位以内だと全国に行けるんだったかなはてなマークなので、ここは頑張って欲しいですね。1試合少ないけど勝てばなんとかなりそう。

その他、メニーナの試合(勝てば土日連戦のようですね)や、バレーボールや、お祭りへの参加などもあります。
あとメディア関連テレビのイベントも多いですね。TVに出演したり、雑誌に掲載されたり、ネット中継があったり、などなど。
中でもニコニコチャンネルによるネット中継は、今後例えば練習風景(トレーニングマッチ)も流すようになってくれたら嬉しいと思っているので、好評を博しますようにお願い

りゅーはーでした。
欠場する人(鈴木と)、戻って来る人(高原)がいる訳ですが、栃木戦でどう扱うかは注目ポイントサーチだと思います。

まず欠場する方。
鈴木が天皇杯でレッドカードしょぼんを受けた為、栃木戦は出場停止となります。
前回の鈴木出場停止の際は、大輔ボランチという大勝負ビックリマークに出るも、全く上手く行きませんでした。
実は大輔にはボランチの適性があると考えていますが、18歳にいきなり1ボラをやらせるのは余りにも時期尚早でしたネぼー

なので今回は、昨日途中出場を果たした中後が、スタメン候補の一番手だと思います。
ただ彼は彼で、90分ケガせずに働けるかはてなマークという点で不安が残るのも確か。
西と飯尾がフォローして負担を減らしたり、交代枠を上手く使ったりなどして、渋~い中盤を作り上げて欲しいと思います。

復帰する方は高原。
チーム得点王が出場停止から帰って来ます。
しかしながら、愛媛戦での退場シーンではコンディション低下ダウンを如実に窺わせており、100%スタメンに戻るかとなると正直微妙なのかなと。
一方、高原の代わりに川崎戦のスタメンとなった翔哉は、ノーゴールながらキレのある動きを見せました。
実績、調子、プレースタイルがことごとく正反対の為、両者の比較てんびん座は難しいですが、個人的には翔哉のスタメン継続にチャレンジするのが面白いだろうと考えています。
理由としては、まずは川崎戦の後半で見つかった光明を活かしたいのと、あとベンチに翔哉と常盤を並べても使い分けが悩ましいのに対し、高原と常盤ならば柔軟な戦術変更リサイクルが出来るのではないでしょうか。

いずれにせよ、栃木戦は勝った方がプレーオフ争いに生き残れるという、熾烈なサバイバル・マッチメラメラになると思われます。
新たに菜入が手術するなどメンバー事情は苦しいですけども、総「緑」戦で立ち向かっていただきたいものですかお

りゅーはーでした。
サッカーは勝たなきゃいけないのは分かってます。
分かってるんですけど。


それでも後半は面白かった!


今年3-1-4-2を始めてから、今日が一番面白かったかもしれません。
攻めはこれまでのMAXに近かったです。
最後のシュートやパスの所でズレて決め切れませんでしたが、狙うサッカーのほとんどは体現できていたと思います。
そんで守備ね!
後半の守備は主体的に奪いに行けてて実に良かったです。
ずっと「引いて凌ぐだけではなく、守る時でも積極的に」と言い続けていて、でも実際には出来ないだろうなぁ…と思っていたので、今日の守備は新鮮な驚きかつ収穫でした。
アレができれば8連勝だって全然見えます、個人的には。
これが対J1だからというのではなく、リーグ戦でも発揮してくれることを期待したいですね( ´ ▽ ` )ノ

課題としては、それが0-2からだったり後半からだったりじゃないと発揮できないことでしょう。
特に最初の10分はパスミスから失点するわ、競り合いでコケてドフリー作るわ、PK与えるわで、酷いもんでした(>_<)
川崎に限らずどんなチームにだって、こちらから2点プレゼントしていては、勝つのは至難です。
前半のサッカーを後半のサッカーで塗りつぶす上昇を期待したいものです。

りゅーはーでした。

天皇杯の会場までもうちょい。

photo:01



アウェイ席までぐるっと周ってる途中でキックオフ、かな?
非常に残念なベラルーシ戦でした。
リードされるまでは、まぁザッケローニ監督が悪いかも知れません。
1トップを柿谷にしたのであれば、もっとダイレクト虹にゴールを目指すチャレンジを増やすべきでした。
ボランチやそれこそCBからの1本のボールでも、好トラップで決定機に繋げるのが柿谷の良さ。
そこをチーム全体に意識させなかった(少なくともボランチ2人は全く意識していなかったぼー)のは、監督として失敗だったと思います。

しかしながら、3-4-3にして以降のグダグダっぷりは、9割以上選手が悪いと思います。
3-4-3は3トップにするのが主な目的。そこまでは分かります。
だからといって、FW以外は攻めなくて良いというメッセージ手紙ではありません。
サイドの上がりが減り、ボランチは前を伺わず、3バックも「私CBですもんシラー」と後方のまま。
結局7人で守って3人で攻めるのでは、どっちが勝っている状況なのか分かりませんね。
そこから4バックに戻ったのは、確かに監督の迷走でもありますが、それ以上に中の選手が情けないと思わなければなりませんむかっ

さらにハーフナー・マイクが入ってからも酷かったです。
1つ前のセルビア戦でも、マイクが入ってからショートコーナーを選択し、よりにもよってそこからのカウンターで失点しています。
さすがに反省したと思いきや、何と今日もマイク投入後にショートコーナーを選択えっ
そして結局川島までボールが戻ってからようやく蹴り込むというね。
何も考えていないようにしか思えないのですが、アレでも何か考えてるんですかねえー

……ふぅ、珍しく辛口になってしまいました。
でもねぇ、限られた戦力のヴェルディでさえ、3バックでの組み立てはもうちょっと上手いし、パワープレー始めたらちゃんと放り込みますよ。
下手ですけど、そもそも放り込まないってことは滅多にないです。
それがねぇ、仮にも日本代表でしょうはてなマーク
190cmのFWを入れたベンチからのメッセージ手紙が全く以って伝わらない、それも2試合連続で伝わらないとか、おかしいですよ。
今日の選手達は、自分はW杯メンバーに選ばれて当然と思っているのかも知れませんが、今回のプレーではメチャクチャに程遠いということをもっと自覚して欲しいです。
次のベルギー戦では強い刺激を加えてみて欲しいですねかお

結局最後まで辛口のりゅーはーでした。
明後日は天皇杯の川崎戦。
古巣対戦となる飯尾が述べている通り、大久保・レナト・憲剛らで形成される攻撃力が非常に強烈なチームです。
[東京V]飯尾一慶、天皇杯・川崎F戦でかつての古巣に挑む

しかし、明後日に関してはもっと強烈なアタッカーが控えています。
それは台風26号台風
勢力自体も強い台風ですけど、何よりコース取りとタイミングがやばく、現在の予想進路は下図となっています。

$緑一色時々青

うーん、どこからどう見ても直撃ショック!
中止(延期)の可能性は相当高そうですし、開催されるにしても辿り着けるかは非常に微妙です。
南武線って止まり易い印象があるんだよなぁえへへ…

個人的には正直延期になるのが良いと思っています。
今のチーム状態でやっても勝てる気しませんし、また勝敗以前の話として、あまり悪条件で強行しては選手の負傷やサポーターの移動時の事故注意にも繋がりかねません。
日程調整などで大変にはなるのでしょうけども、安全を第一とした決定を期待します。

ま、台風がそれちゃうのがベストなんですがねにひひ

りゅーはーでした。
先日の日本代表対セルビア戦の試合後に、内田がこんなコメントを残しました。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2013/columndtl/201310120003-spnavi

よくみんな引いて守ってとか、前から行ってとか、日本らしいサッカーとか言っているけど、臨機応変にやらないと絶対勝てない。どれか1つの方法で勝とうってそういうもんじゃない。

これは私も常々そう思っていて。
セルビア戦で言えば、柿谷と香川がいる間は地上戦で攻めるのは全然OKと思うんです。
問題はハーフナー・マイクが入ってからで、190cmを超える選手が入った後も高いボールがほとんどなかった。
挙句、最後のCKまで地上戦で繋ごうとしてパスミス右矢印失点という展開でした。
地上戦もしくは空中戦で「日本代表らしさははてなマーク」と言われれば前者ですけど、それが通用せずに80分を迎えたのですから、何か変化を加えなければならなかったと思うのです。

ヴェルディについても、1つの方法だけでやりきるのは難しいでしょう。
特に守りに関しては、どんな順位のどんな相手を迎えても、5-3のブロックを作って、外でボールを持たれている時は引いて相手のミス待ちで、中にボールを入れられたらCBが体を張って防ぐ。現状はこれの一辺倒です。
1つしか守り方がないので、5-3ブロックが作れない被カウンター時や疲労がたまった時間帯ではやられてしまいます。
また、CBに故障者が集中叫びしているのも、CBでしかボールを防がない(防げない)為に、数多くのギリギリの対応、時には限界以上の対応を求められているからだと考えています。

という所でタイトルに戻ります。

臨機応変にやる為には、練習の時から2つ目3つ目4つ目……と数多くのパターンを作っておくことが大切になるでしょう。
例えば「今日は4-4-2な」と言われて、そこはプロですからある程度はできるのでしょうが、相手もプロなのである程度ではダメなのですよね。
普段の練習から会話と反復リサイクルでしっかり連携を取っておく必要があると思います。

一方、別に3-1-4-2を捨てるワケではありません。
2つ目の方法を持ったから3-1-4-2や~めたっ、では手持ちの方法が結局1つだけのままになっちゃいますものねえへへ…
そこは残しつつ、でも新しい方法もやって行くという部分で、まずは天皇杯の川崎戦で、新しい何かNEWを見せてくれることを期待しますかお

りゅーはーでした。
後半1-0、通算2-2で引き分け。
後半得点者は菅嶋。

途中出場神谷がPAのドリブルでPKをゲットし、菅嶋が左隅に決めて同点。
その後は足を攣らせまくる新潟を尻目に攻勢を強めます。
ただ、新潟5番(酒井さんとこの三男らしい)が空中戦に強い為、クロスから直接という形はなかなか作れず。
ミドルシュートやパスワークは人海戦術で凌がれ、それらを振り切って生まれた数度のフリーも、1年生が決め切れませんでした。

まあでも、試合自体は素直に面白かったです。
矢継ぎ早に工夫を凝らして色々やっていることが、見ている側にもちゃんと伝わったからだと思います。
あとはほんの僅かな技術やスピード、落ち着きなどの問題なのでしょう。
練習あるのみですな!

では帰ります。りゅーはーでした。