先日の日本代表対セルビア戦の試合後に、内田がこんなコメントを残しました。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2013/columndtl/201310120003-spnavi

よくみんな引いて守ってとか、前から行ってとか、日本らしいサッカーとか言っているけど、臨機応変にやらないと絶対勝てない。どれか1つの方法で勝とうってそういうもんじゃない。

これは私も常々そう思っていて。
セルビア戦で言えば、柿谷と香川がいる間は地上戦で攻めるのは全然OKと思うんです。
問題はハーフナー・マイクが入ってからで、190cmを超える選手が入った後も高いボールがほとんどなかった。
挙句、最後のCKまで地上戦で繋ごうとしてパスミス右矢印失点という展開でした。
地上戦もしくは空中戦で「日本代表らしさははてなマーク」と言われれば前者ですけど、それが通用せずに80分を迎えたのですから、何か変化を加えなければならなかったと思うのです。

ヴェルディについても、1つの方法だけでやりきるのは難しいでしょう。
特に守りに関しては、どんな順位のどんな相手を迎えても、5-3のブロックを作って、外でボールを持たれている時は引いて相手のミス待ちで、中にボールを入れられたらCBが体を張って防ぐ。現状はこれの一辺倒です。
1つしか守り方がないので、5-3ブロックが作れない被カウンター時や疲労がたまった時間帯ではやられてしまいます。
また、CBに故障者が集中叫びしているのも、CBでしかボールを防がない(防げない)為に、数多くのギリギリの対応、時には限界以上の対応を求められているからだと考えています。

という所でタイトルに戻ります。

臨機応変にやる為には、練習の時から2つ目3つ目4つ目……と数多くのパターンを作っておくことが大切になるでしょう。
例えば「今日は4-4-2な」と言われて、そこはプロですからある程度はできるのでしょうが、相手もプロなのである程度ではダメなのですよね。
普段の練習から会話と反復リサイクルでしっかり連携を取っておく必要があると思います。

一方、別に3-1-4-2を捨てるワケではありません。
2つ目の方法を持ったから3-1-4-2や~めたっ、では手持ちの方法が結局1つだけのままになっちゃいますものねえへへ…
そこは残しつつ、でも新しい方法もやって行くという部分で、まずは天皇杯の川崎戦で、新しい何かNEWを見せてくれることを期待しますかお

りゅーはーでした。