創玄書道会主催「第57回 全国競書大会」の結果です! | りゅうちゃん2(ryuchan2)『独学書道』のブログ ~Japanese Calligraphy~

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2013年から数十年ぶりに書道を再開し、主に書道展出品を通して、モチベーションを上げながら、独学で書道の勉強をしています。本ブログは、自身の成長の記録や振り返り、また多くの皆さまの参考になればと思い、発信しています。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。今年も、あと残り1ヶ月を切りましたね。いかがお過ごしでしょうか?

 

 

先日〔11月30日(月)〕 、「第59回 創玄書道会 全国競書大会」の結果通知と賞状・賞品が届きました。今回大会で、8回目の出品になります。

 

 

本競書大会は、審査の結果通知と同時に、賞状と賞品が届きます。

 
また、本競書大会へは、「第50回記念大会」から出品していて、賞の上下はありますが、前回大会まで連続で特別賞を受賞させていただいている書道展の一つです。
 
 
過去の受賞作品は、以下になります。
 
数年前までは、「金剛峯寺賞」以上の上位特別賞受賞作品は、東京・目白の「創玄会館」に表装展示されていましたが、それ以降は展示がなくなりました。
 
 
以前、一度だけ展覧会を見に行ったことがありますが、とても素敵に表装展示されていました。
 
 
例年通り、来年3月発行の会報「創玄」には、「金剛峯寺賞」以上の上位特別賞受賞作品の写真と氏名、その他の特別賞は氏名が掲載されます。
 
 
本書道会の書風は、渇筆を十分に生かした迫力ある毎日系の書風で、特に、近代詩文書を重視する傾向にあると思います。もちろん、他の部門も素晴らしい作品ばかりです。
 
 
私の書風とは違いますが、毎年、創玄会報を購入し、素晴らしい作品を鑑賞しながら、独学で勉強させていただいています。いろいろな会派の書風を勉強していると、引き出しが増え、作品づくりに幅が出ます。
 
 
次に、本競書大会の詳細は、コチラ です。
 
 
また、褒賞は以下になります。
 
詳しい褒賞については、コチラ をご覧ください。
 
 
<特別賞>(一般・学生共通)
※(   )内は、過去7回大会の自己の受賞回数〔半は半紙、条は条幅(半切)〕
◎東京都知事賞
◎創玄書道会賞(半3)
◎大会会長賞(半1)
◎毎日新聞社賞(条3)
◎金剛峯寺賞(半1)
◎大会委員長賞(条1)
◎創玄書道会奨励賞(半1)
◎推選(半1)
 
<本賞>(一般)
○特選(条1)
○秀作
○優作
○佳作
○入選
 
<本賞>(学生)
○特選
○金賞
○銀賞
○銅賞
○努力賞
○入選
 
 
一般部では、「半紙の部」「条幅(半切)の部」があり、審査に慎重を期すため、なるべく半紙一人5点以上がよいとのことです。また、条幅3点以上の出品が望ましいように思われます。
 
また、一般部の漢字部門では、半紙・条幅の部ともに、上位賞受賞作品の多くが臨書作品です。
 
学生部は、この限りではないと思います。
 
 
そして、今回大会には、条幅臨書作品5点を出品し、半紙作品は出品しませんでした。5点中3点は、けっこう以前に書いたストック作品の中から選んで出品しました。
 
左から、空海「灌頂記」3点顔真卿「祭姪文稿」「送裴将軍詩」です。
 
 
それでは、今回大会の結果です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回大会では、特別賞「毎日新聞社賞」上位約0.4~0.7%を受賞させていただき、本競書大会では、4回目の受賞(いずれも条幅)になります。
 
受賞作品は、上記写真 灌頂記「太僧衆數…」でした。
 
新聞社賞は、今回で22回目の受賞なり、そのうち「毎日新聞社賞」は一番多く、7回目です。
 
今回大会では、「金剛峯寺賞」以上の受賞作品は、今月12月末日、本書道会のHPに初めてインターネット展示されますので、ご覧ください。
 
 
先月、掲載した日本書道美術院主催「第65回 全国競書大会」でも、「毎日新聞社賞」を受賞させていただきました。
 
いずれの書道展においても、新聞社賞は、特別賞の中でも、上位に位置しています。
 
 
また、「創玄書道会奨励賞以上の特別賞を受賞すると、毎年、創玄書道会創始者文化勲章受賞者でもある「金子鷗亭 先生」が書かれた受賞楯がいただけます。毎年、違った作品の楯ですので楽しみにしています。
 
とても素敵な楯ですので、また部屋に飾り、眺めて癒やされたいと思います(^^)
 
 
それでは、このような状況の中で、ご苦労も多かったことと思いますが、本競書大会を開催をしていただき、本当にありがとうございました。審査員の先生をはじめ、創玄書道会の皆さまに、心から感謝申し上げますm(__)m
 
まだまだ終息の気配がなく、さらに、寒さも厳しくなってきましたので、皆さま、お体を大切に益々のご活躍をお祈りしております。また、次回展へも勉強のため出品させていただきます。
 
 
また、今回も事務局の方が電話にて、ご質問などに、とても親身に対応してくださり、大変嬉しく思いました。どうもありがとうございましたm(__)m
 
 
<追伸>
いつもの出品作品郵送封筒です。条幅5点を入れたので、とても大きな封筒です。リサイクル封筒ですので、表面が凸凹、さらに、しわしわでしたので書きにくかったのですが、まあまあ書けたかなぁと思います。