もう3月ですね。桃の節句。三寒四温はありますが、着実に春の足音が聞こえる今日この頃です(^^)

 

 

先日〔2月22日(木)〕、「第38回 ふれあい書道展」審査結果が届きました。今回展で、12回目の出品になります。

 

本書道展は、夏と冬の年2回開催され、例年、全国47都道府県から、約17,000点という大変多くの出品総数があります。また、出品者の年齢は幅広く、幼児(2歳)~100歳以上の方々の出品があります。

 

年齢、作品の大きさなどに関係なく、一律1点300円というお手頃な出品料ですので、毎回、私は10点~15点ほどの作品を出品させていただいています。

 

本書道展で、審査員の先生から作品を評価していただくという意味でも、多くの作品を出品させていただいています。

 

 

詳細は、コチラ になります。

 

 

次に、褒賞です。

 

<特別賞> ※出品数は前回展(「第37回展」)のものです。「その他」は、「八つ切り」や「半切1/2」がほとんどです。

 

◎広島県知事賞(半紙・条幅作品各2点、計4点)
◎広島県議会議長賞(  〃  )   
◎広島県教育委員会賞
(  〃  )   
◎熊野町長賞
(  〃  )   
◎熊野町議会議長賞
(    〃  ) 
◎熊野町教育委員会賞
(  〃  )   
◎熊野町商工会長賞
(  〃  )   
◎熊野筆事業協同組合理事長賞
(半紙作品2点、条幅作品1点、その他の作品1点、計4点)
◎ふれあい書道展審査長賞(半紙作品2点、その他の作品2点、計4点)
※画像入り特大特別仕様の賞状、副賞(熊野筆セット、紙軸表装作品)、熊野町民会館展示、作品集・インターネットに作品画像・氏名等掲載(半紙18点、条幅15点、その他1点、計36点:上位約0.2


⦿筆都大賞
※画像入り賞状、副賞(紙軸表装作品)、熊野町民会館展示、作品集・インターネットに作品画像・氏名等掲載(半紙116点、条幅59点、その他の32点、計207点:上位0.~1.2


<ふれあい賞>
⦿シルバー大賞※90歳以上の高齢者の方)(半紙作品12点
上位約0.4%…90歳以上の方の割合で算出
⦿キッズ大賞
(※幼児のみなさん)(半紙作品3点
上位約3%幼児の皆さんの割合で算出
※画像入り賞状、副賞(紙軸表装作品)、熊野町民会館展示、作品集・インターネットに作品画像・氏名等掲載  
  
特選
(3,278点:上位約1.2~20%
○奨励賞(9,937点:約20~80約%)
○敢闘賞(3,102点:約80~100%)
※画像入り賞状  

 

 

そして、本書道展には、「第27回展」から出品させていただいていて、過去の各回の自己最高賞と、「第29回展」からの受賞作品は以下になります。

 

○第27回展…「特選」

 

第28回展…「特選」 臨書:顔真卿「争坐位文稿」

 

ふれあい28②

 

 

第29回展…特別賞「広島県議会議長賞」(全国第2位相当) 臨書:空海「灌頂記」


 

 

⦿第30回展…上位賞「筆都大賞」 臨書:顔真卿「裵将軍詩」


 

 

⦿第31回展…上位賞「筆都大賞」 一字書「無」

 


⦿第32回展…上位賞「筆都大賞」 創作

 

 

 

第33回展…特別賞「熊野町長賞」(全国第4位相当) 臨書:空海「灌頂記」

 


 

 

第34回展…特別賞「ふれあい書道展審査長賞」(全国第9位相当) 臨書:空海「風信帖」

 

 

 

⦿第35回展…上位賞「筆都大賞」 創作



 

 

⦿第36回展…上位賞「筆都大賞」 創作

 


 

 

⦿第37回展…上位賞「筆都大賞」 創作

 

 

 

そして、今回展に出品させていただいた作品は、以下の20点になります。

 

 

 

 

 

今回は、いつもより多くの作品を出品させていただきましたが、半年前「第37回展」後から時間を見つけて作品づくりをして、良さそうなものを少しずつストックしてきた作品ばかりです。

 

ですので、締め切りまでの作品づくりや選別の苦労はほとんどありません。毎回、楽しく出品させていただいています(*^_^*)

 

また、審査結果から、自己の半年の成果がどのようなものだったのか、また、どの作品がどのような評価をしていただけたのかを知ることができますので、とてもありがたい書道展です!

 

 

それでは、今回展の審査結果は、以下の通りになります。

 

 

 

今回展では、久しぶりに、特別賞「熊野町商工会長賞」(全国第7位相当上位約0.15%を受賞させていただきました。

 

本書道展で特別賞の受賞は、過去3回ともに「臨書作品」でしたが、今回展は、「創作作品」での受賞ですので、さらに、最近書いている隷書作品ですので、大変大きな自信と励みになります!

 

過去の書道展では、特別賞受賞作品の多くが臨書作品(空海「灌頂記」)で、これはこれで嬉しいのですが、この空海の臨書を通して、少しずつではありますが、文字の線質や変化、そして全体構成等々、本当に勉強させていただきました。

 

お恥ずかしい話ですが、「臨書」は、6年ほど前に、書道を再開した時、見様見真似の独学で初めて取り組みました。

 

その後、空海「灌頂記」・「風信帖」顔真卿「争坐位文稿」・「祭姪文稿」・「送裵将軍詩」王羲之「蘭亭叙」歐陽詢「九成宮醴泉銘」「木簡」などの法帖で、まさに基礎基本の臨書を勉強してきました。

 

 

さらに、様々な書道展に出品させていただいたり、皆さまの素晴らしい作品を鑑賞させていただいたりするのも、大きな勉強になっています。

 

この6年間、これらのことがあったからこそ、大きな成果を上げさせていただいたなぁと思います。いかに臨書の勉強が大切かを身を持って実感できました。

 

同じ法帖でも、時間を空けて見るたび見るごとに、いつも輝いて、しかも違った形で見え、自己を益々高める素晴らしいお手本だと思います。

 

これからも、地道に臨書の勉強を続け、その合間に、臨書で培ったノウハウを生かし、多くの作品を鑑賞させていただきながら、創作題材に取り組んでいきたいと思います。

 

 

それでは、この度も大変お世話になりました審査員の先生方をはじめ、全国書画展覧会や関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。また、次回展へも勉強のため出品させていただきたいと思います。この度は、どうもありがとうございました。

 

 

<追伸①>

いつもの出品作品郵送封筒です。毎回、細字の練習のつもりで書いていますが、今回はまあまあの出来かなぁ思います。