本日、帰宅しましたら、郵便受けに、「第31回 ふれあい書道展」の審査結果の封筒が入っていました。今回で5回目の出品となります。

 書道を再開したばかりの27回展と28回展(コチラ! )は「特選」、29回展(コチラ! )は全国第2位相当の特別賞「広島県議会議長賞」、そして、前回の30回展(コチラ! )では特別賞に次ぐ「筆都大賞」を受賞させていただきました。

 この書道展は、夏と冬の半年に1回ずつ、年間2回開催されています。出品総数は、毎回16,000~17,000点余りでとても多く、日本全国、幼児~100歳以上のご高齢の方まで幅広く出品されています。そして、今回展の出品総数は16,621点でした。

 この書道展は、半紙~全紙まで、どの大きさの作品でも、1点300円と格安で、毎回とても楽しく出品させていただける書道展です(*^^)v

 それでは、いつものように、以下は褒賞となります。


 <特別賞>(※出品数は前回展のものです。「熊野町商工会長賞」までは、半紙作品2点、条幅作品2点の計4点、※「その他の作品」は、「八つ切り作品」や「半切1/2作品」がほとんどです。)

  ○広島県知事賞
  ○広島県議会議長賞
  ○広島県教育委員会賞
  ○熊野町長賞
  ○熊野町議会議長賞
  ○熊野町教育委員会賞
  ○熊野町商工会長賞
  ○熊野筆事業協同組合理事長賞
(半紙作品2点、条幅作品1点、その他の作品1点)
  ○ふれあい書道展審査長賞
(半紙作品2点、その他の作品2点、計4点)

  ※画像入り特大賞状、副賞(熊野筆セット、紙軸表装作品)、熊野町民会館展示、作品集・インターネットに作品画像・氏名等掲載(半紙作品18点、条幅作品15点、その他の作品3点、計36点:0.2%

 <筆都大賞>
  
※画像入り賞状、副賞(紙軸表装作品)、熊野町民会館展示、作品集・インターネットに作品画像・氏名等掲載(半紙作品約128点、条幅作品56点、その他の作品18点、計190点:約1.3

 <ふれあい賞>
  ○シルバー大賞
(※90歳以上の高齢者の方)(半紙作品6点)
  ○キッズ大賞
(※幼児のみなさん)(半紙作品1点、その他の作品2点)

  ○特選(約3,608点:約23%
  ○奨励賞(
8,001点:約51%
  ○敢闘賞
(約3,400点:約24%
  
※画像入り賞状  
 

 そして、今回出品させていただきました作品は、以下の8点(半切4点、半紙3点、半切1/2が1点)です。




 今回展は、先日結果が届きました「高野山競書大会」と「高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会」への出品前のスランプから少しずつ抜け出そうとしていた時期ですが、何しろ仕事が忙しかったので、あまり落ち着いて作品づくりができませんでした。

 しかし、自分で言うもの何ですが、このような中でも、まあまあよく頑張ったなぁと思います(*^^)v

 そして、今回展の結果です。



 特別賞には届きませんでしたが、その他(半切1/2:一番下の画像)の作品が、「筆都大賞」に入賞しました。

 前回展では、その他の作品の出品総数は1,796点で、特別賞が3点筆都大賞が18点でしたので、今回の筆都大賞に当てはめてみますと、上位約0.2~1.1%の狭き門の中に入れていただき、大変光栄に思いました。

 特に、このような状態の中での出品で、今回展は出品させていただいたのが一番の目標でしたので、余計に嬉しく、また自信に繋がりました。

 この「筆都大賞」を受賞させていただきました作品は、半切の練習をしていたときに、失敗した紙の下半分が空いていて、もったいなかったので、そのまま「ちょっと大きい筆」(コチラ! )を使って気楽に書いたものです(ちなみに、この筆の
価格は、税込1,520円です)

 しかし、気楽な気持ちの中にも、初めて大きな紙に一字書を書きましたので、適度の緊張感があり、作品を書く姿勢がしっかりしていたような気がします。 

 今までにはない面白いかすれ線が出たので、今回展に出品させていただきました。作品づくりは、いつどのような作品ができるか分かりませんので、とても面白いです。また、この筆を使って作品を書いてみます!(^^)!

 そして、他の受賞は、「特選」が半切作品2点(「送裴将軍詩」、「萬物生光輝」)、「奨励賞」が3点(半紙作品1点灌頂記「胎藏灌頂」、半切作品2点「游雲驚龍」、「敬愛自尊」)、そして、初めて受賞??させていただきました「敢闘賞」は、半紙作品2点(灌頂記「於髙雄山」、「無」)でした。

 ここのところ、条幅(半切)作品の評価はまずまず良いのですが、基礎基本である肝心の半紙作品の評価がイマイチです。ここ最近は、軽く流して書き過ぎてしまっていますね。今回は、得意なはずの半紙の一字書も「敢闘賞」でした。

 以下、2年ほど前、まだ半紙作品しか書いていなかった時期の半紙作品「無」です。




 一番上の画像は、「第27回展ふれあい書道展」に出品させていただきました作品です。このときは、書道を再開して、まだ間もない時期でお恥ずかしいですが、半紙に一所懸命向き合って練習していましたね。思いがけず「特選」をいただきました。

 下の2作品も、それからすぐの書道展へ出品させていただき、「特別賞相当の賞」を受賞させていただきました。

 3作品ともに、技術と言うより、真剣に向き合って作品を書いていた記憶があります。今は、技術というより、半紙作品や条幅作品に向かう真剣さが足りなくなっているような気がします。

 ある程度は作品が書けるようになりましたので、心の中に傲慢さや自慢げで、浮ついた気持ちが出てきているように感じますね。ここ最近、家族からも、そこのところは指摘されています。 

 ですので、
今回の評価は、その表れを見事に作品から読み取られてしまったのだと思います。この結果を前向きにしっかり受け止め、周囲の意見にも耳を傾けていきたいと思います。

 また、インターネットや展覧会をはじめ、多くの皆さまの素晴らしい作品からも、多くのことを勉強させていただき、謙虚な気持ちを持って精進させていただきます。

 私は今現在、どなたからもアドバイスをいただくことなく、独学でしか練習していませんので、書道展へ出品させていただき、その評価から、今の自分の作品の状況を判断させていただき、次へのステップにさせていただいています。

 それでは、今回もお世話になりました審査員の先生方や主催者の皆さまに、心から感謝申し上げます。また、次回展にもぜひ出品させていただき、多くのことを学ばせていただきます。この度は、どうもありがとうございましたm(_ _)m

 今日は長々と語ってしましましたが、皆さまのご参考になれば嬉しく思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m

<追伸です。>

 作品郵送の封筒です。今回はまずまず書けたと思いますが、いかがでしょうか?