先日〔2月17日(日)〕、毎日新聞神戸支局主催「2018年 11月度 毎日紙上書道展」の審査結果が新聞紙上で発表されました。今回展で4回目の出品になります。
本書道展は、毎月開催されていて、「高校、大学・一般」の部は、2月、5月、8月、11月(いずれも第4土曜日締切、翌日曜日審査)の年4回開催されています。審査は、「高校」と「大学・一般」の部とは別に行われます。
兵庫県内からの出品はもちろん、県外からの出品も可能とのことでしたので、勉強のために毎回出品させていただいています。
「優秀賞」は、毎日新聞紙上(兵庫地方版)に、大きな作品写真と講評等が掲載され、毎日新聞社の立派な賞状がいただけますので、大きな励みと自信に繋がります。
出品料は無料(送料のみ必要)で、「高校、大学・一般」の部は、半切作品(縦書き)のみで、臨書・創作いずれも可能で、題材は自由です。毎回、この部門の出品総数は、100~150点ほどです。
次に、褒賞です。
<入賞> ※一般の入賞数です。
◎優秀賞(16点)〔約16%〕
※賞状、毎日新聞兵庫地方版に作品写真・氏名・講評等掲載
○佳作(20点)〔約20%〕
※毎日新聞兵庫地方版に氏名等掲載
・ 選外(約64%)
本書道展には、昨年2018年2月度展から出品させていただいていて、以後3回展の結果と出品作品は以下の通りです。
◎2017年2月度展…「優秀賞」(空海「灌頂記」臨書作品)
○2018年5月度展…「佳 作」(「新庭松桂香」創作作品)
◎2018年8月度展…「優秀賞」(空海「灌頂記」臨書作品)
そして、今回展に出品させていただいた作品は、創作作品(魏徴「述懷(懐)」)です。
釈文「古木鳴寒鳥 空山啼夜猿」
最近、苦手な行草創作品を勉強するため、字数の少ない題材を見つけて、少しずつ書いています。線質、変化、余白の取り方など、まだまだ勉強することは山積みですが、皆さまの素晴らしい作品や臨書等を通して、地道に頑張りたいと思います。
それでは、今回展の結果です(紙上発表ですので、審査結果の画像がありません)。
今回展も、「優秀賞」(上位約16%以内)を受賞させていただきました。選外も多い中の上位受賞は大変励みになります。また、審査員の先生にも講評をいただきました。
今回展では、
「線質が充実しています。重厚さ・強さに加えて潤いを醸し出している線は魅力的です。」
という講評をいただきました。
もちろん受賞も嬉しいですが、このような講評は、独学で書道をしている身にとりまして、モチベーションアップや今後の頑張りに繋がります。本当にありがとうございますm(__)m
この題材は、昨年末から少しずつ書いていますが、さらに練り込んだ多彩な線質や立体的な作品表現できるようにしたいと思います。
そして、今後、本書道展へは可能な限り、「臨書作品」と「創作作品」とを交互に出品させていただき、勉強したいと思っています。
また、この題材では、先日、以下の書道展で上位賞をいただきました。この時は、八つ切り(半切1/4)でしたので、また、作品の雰囲気が違います。
⦿日本教育振興会主催「第30回 新春書初大会」…上位賞「秀作賞」
この書道展においても、審査員の先生から、
「作品の線が洗練されています。」
という講評をいただきました。
そして、この書道展でいただいた賞品の干支(亥)の固形墨です。とてもカラフルで上品な墨で、桐箱に入っています。で賞品は、家族も楽しみにしていて、早速玄関に飾らせていただきました(*^_^*)
それでは、この度も大変お世話になりました審査員の先生をはじめ、ご担当の毎日新聞神戸支局の皆さまに、心から感謝申し上げます。また、次回5月度展もお世話になると思いますが、よろしくお願いいたしますm(__)m
追伸
いつもの出品作品郵送封筒です。宛名の「神戸市…」は、けっこう書きやすかったので、まずまずの出来だと思います。