異修羅の個人的評価 良作アニメ | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 良作アニメ


得点 66点


・原作はライトノベル。魔王が倒された後の世界で暴れ回る強者たちのバトルロワイヤル群像劇。個人的にはPVのバトルシーンや声優陣のメンツで興味を持ち、バトルの良さで意欲を湧かせてくれた作品に感じられた。


評価点はこのようなところ。

声優陣のインパクトが凄まじく、圧倒的で豪華なメンツとなっている。梶裕貴や上田麗奈、福山潤、大塚明夫を始め様々な勢力のキャラに様々な豪華声優陣が当てられており、キャラの味を引き出せている。

バトルは非常にスピード感があり、作画とCGの融合が上手く特徴を引き出している。場面におけるワクワク感を引き出してくれており、迫力ある演出と躍動感のある動きで、場面にしっかり力を入れているように思える。単に戦うだけでなく政略や瞬時の判断による知略を巡らせた戦い方も取り入れているのも評価できる。


不満点はこのようなところ。

全体的に設定や台詞回しが難解で、キャラの行動原理や思考回路もかなり独特で共感しづらいためか、見ている側を置いてけぼりにする場面がとにかく多い。

また、群像劇であるが故の欠点か、序盤はキャラ紹介や掘り下げがメインになりがちでテンポが悪くなっており、本筋の陣営間のキャラクター同士でのバトルロワイヤルに発展するまではかなり時間が掛かり、盛り上がりに欠けてしまっている。


声優陣と作画の素晴らしさの反面、シナリオのスケールを収めきるには無理があったように思える惜しい作品。バトルアニメ、群像劇が好きならおすすめする。


余談 2期制作決定おめでとうございます。