風神 あ~る・ベルンハルトJrの「夜更けのラプソディ」 -60ページ目

運転免許更新のお知らせが来た。
もう五年が過ぎたのか、早いなあ。

免許証なんてまじまじと見ることはないけど、この時ばかりは見る。
そして毎回思う。

若いなあって。

若いころに、さらに若いころの写真を見るとなんか恥ずかしかったりするけど、ただひたすら、若いなあとしか思えない。

前回はどこの警察署に行ったろうか。
普段は利用することもない駅から大きい通りに出て、ちょっと歩いた記憶がある。

ネットで調べてみた。ああ、前回行ったのはこっちの警察署だ。
もう一か所は、ああ、自転車を飛ばしたハローワークの近くだ。
休みの日に行くしかないな。

さて、今日は珍しく遅い出勤。
それだけ、やること多くて慌ただしくなるな。
電車の時間を調べなくちゃ。

あ、雨が降ってきた。
ベランダを開けると小雨のようだ。

二軒の家に植えられたハナミズキが見える。向かいが白で、その道向うがピンク色。




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午後と夜、山手線は二度も止まったようだ。
そのあおりを受けて、遅れ気味の電車は大混雑だった。

誰かが何かの影響を受ける。
誰かが誰かに影響を与える。

人知れず、影響を与え合うのが人だったりするのかもしれない。
実は、与えた当人が一番気が付いていなかったりもするのかも。
そんなことを、ふと思った帰り道。


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昼間は暑いぐらいだったのに、夕方から風が強まり急に寒くなった。

家に帰り、ふと不安になってベランダを見た。暑い日が続いたからだ。

心配は的中して、スパティフィラムがしなしなになっていた。

昔買った小さなスパティフィラムは、馬鹿に大きくなったけれど、室外に出す時期は難しい。相変わらず直射日光にも、寒さにも、乾燥にも弱い。

もう何年も植え替えをしてあげていないことがずっと気になっている。
やるなら今の時期なのだけれど……。

僕は一年中、この植物を心配しているような気がする。
そう、何十年も僕といて、いろんな時代を知っているこのスパティフィラムを。

今年も、花を咲かせてくれるだろうか。



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1912年、当時の東京市がアメリカにサクラを贈り、その返礼として1915年にアメリカから白花種が寄贈されたのが、はじめとされています。和名はアメリカヤマボウシ。



一青窈のハナミズキが2001年9月11日アメリカ同時多発テロ事件を題材としているのは有名な話です。
削って削って、テロ事件の跡形もなくなったのがこの歌、ハナミズキです。それゆえに、不思議な歌詞に見えます。

果てない波とは、それが止まりますようにとは、テロの応酬のこと。
親子の別れ、母の思い、父の思い、死者の願い……。

下手に解説はくわえない方がいいでしょうね。
それぞれの解釈で、この歌を聴いてほしいです。

空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい 水際まで来てほしい
つぼみをあげよう 庭のハナミズキ
薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと 終わりますように
君と好きな人が 百年続きますように

夏は暑過ぎて 僕から気持ちは重すぎて
一緒に渡るには きっと船が沈んじゃう
どうぞゆきなさい お先にゆきなさい
僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと 止まりますように
君と好きな人が 百年続きますように

ひらり蝶々を追いかけて 白い帆を揚げて
母の日になれば ミズキの葉 贈って下さい
待たなくてもいいよ 知らなくてもいいよ
薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと 終わりますように
君と好きな人が 百年続きますように

僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと 止まりますように
君と好きな人が 百年続きますように
君と好きな人が 百年続きますように


菜の花の次に僕が好きなのが、白いハナミズキです。

一青窈/ハナミズキ



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散り残る染井吉野が風に揺れるころ、満開を迎える桜がある。今日はそんな川辺のお話。
(画像は拝借しました。ええ、まだデジカメ買ってないんです)

御衣黄(ギョイコウ)

マヨネーズにゅるにゅるしたくなりそうな珍しい緑色の桜。
花びらの色はやがて薄い黄緑色に変わり、中心部分から赤みを帯びてくる桜です。

鬱金桜(ウコンザクラ)

御衣黄桜よりも淡い黄緑色。
この桜は割と珍しいようで、全国でもそんなに数は多くないそうです。
ギョイコウよりこっちが好きかな。

八重紅虎の尾(ヤエベニトラノオ)


ウコン桜もギョイコウ桜も頭上だったけど、これだけは低いところにあるので、自転車を押したまま近づきます。

八重の桜全般、遠目はやぼったいけど、枝の中に顔を突っ込んで間近で見ると、淡いピンクのグラデーションの見事さに惚れ惚れする桜です。

これらはすべて里桜(栽培品種)の一種だそうです。関山(カンザン)松月(ショウゲツ)、いろいろ咲いていました。

話は飛んで、間近の「ぢ」が打てなくてかなり苦戦しました。「ち」に「〃」……え? どう打つんだっけ。
意識したことなかったけど、ほとんど使わない文字だった。


さて、みなさんは打てますか?
さあ、「まぢか」を打ってみよう(笑)

答えはdiでしたね。キーを発音するとマディカ……。
du(づ)は使うから普通に打てるけど、これも一つの発見かな。
でも僕の発見はこれじゃないのです。

─僕の発見─

丸太のベンチに腰を下ろし、自販機で買ってきたバリスタブラックを飲み、煙草に火をつけた。


空に吸い込まれるように舞い上がった煙草の煙の向こうで、桜の花びらたちが渦を巻き、ロンド(輪舞曲)を踊る。春の嵐の予感。
それをじっと見ていた僕は発見した。

風に転がる花びらが、縦に、そう、まるで車輪のように転がっていることに。

いや、ある。縦に転がる花びらは見たことがあるのだ。けれど、見続けたことはない。偶然だろうと目で追ったすべての花びらが縦に転がってゆく。



風に翻弄されて、吹き流されてゆくものだとばかり思っていたその姿に、僕は驚いた。

風が弱まると、まるでだるまさんが転んだみたいに、パタッと伏せる姿もなんともかわいい。

散った花びらは死んだのではなかったのだ。枝を離れ自由の身になったのだ。

それはきっと、春を彩り、無事にハナミズキにバトンを渡した桜たちへの、最後のご褒美に違いない。

遊べ、遊べ、人に踏まれるように。遊べ、舞え、せめて、短い命を。

川辺を離れる時に、地面に舞い散った花びらに僕は声をかけた。
ご苦労様、ありがとうね、と。

そしていつもの公園で、僕はハトおばさんと、空手家(?)の若者を見かけた。
帰りがけ近くを通ると、ハトおじさんだった。

あまりスクロールしなくても読める長さのブログ。
それは短編小説でも心がけているけれど、長くなってしまった。だから、変な終わり方(笑)

松任谷由実/輪舞曲


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遥か遠くにあったランキング3位に登ってしまった。乱高下を見せないこのランキングは妙だ。誰もクリックしていないように見える。いや、そんなことはないか、クリックしてもらっているから上がったんだな。なんてこともない僕のブログにクリックしてくれている皆様、ありがとうございます。
でも、不思議なランキングです。どれかに絞りたいとも思うのだけれど、それぞれ反応が違うので面白いです。


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朝日が昇るたび、凍っていた雪がゆるりと解けて春が来る。

灰色から青へ、青から群青へと変わる空。
眠りから覚めたようにさえずる小鳥。涙の一滴(ひとしずく)のように光る朝露。

季節は変わった。

それでも、もしも辛かったら、それでも、もしも、寒かったら、どこかで守られていることを知ろう。

どうしようもなく辛くても、ここまで生き延びさせくれた力に思いを馳せよう。小さな声でもいいから、ありがとうと感謝を伝えよう。

季節は春だけど、まだ春の来ない君へ。
ひとつ前の季節に取り残されて、吹雪に歯を食いしばる僕より。

君に幸多かれ。
ついでに、僕にも。

春よ、来い/松任谷由実


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う~ん……。

市場へ行く人の波に 体を預け

このくだりで違和感を覚えました。
坂井泉水(ZARD)の歌う女性は東京に住んでますね。OLです。
一方、久保田早紀の歌う女性は謎に包まれています。

あなたにとって私 ただの通りすがり

もう少し感情をこめてほしいです。久保田早紀はうまく抑揚をつけています。

エキゾチック感で久保田早紀の圧勝です。でも、違う女性像を描くという意味では坂井泉水も善戦してるかな。
ギターのアレンジ、うるさいです。

時間がないので、ぶっきらぼうな書き方ですみません(苦笑)

ZARD/ 異邦人


久保田早紀/異邦人


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カウンターに突っ伏すようにして眠っていた女は、ふと顔を上げて男を見た。

「みゃすたー、ターキーのビール割り」
「もう、やめときなよサキちゃん。それにさ、バーボンのビール割なんてどこで覚えてきたんだ。ビールでいいじゃないか」

「もう、い、い、の」
「よくないよ」
「うるしゃい。氷たっぷり、ターキー多めの、び、い、る、割り」

やれやれといった風情で、男は氷をたっぷり入れたタンブラーに生ビールを三分の一ほど注ぎ、残りをソーダで満たした。それをバースプーンでステアする手つきは、熟練のバーテンダーに見えた。

ワイルド・ターキーなど一滴も入っていないタンブラーを、男は女の前に置いた。

「ありがちゅ」
それを一口飲んだ女は、うみゃいと頷いた。そして、ため息ひとつを吐いて呟いた。

「最後の恋だと思ってた。わかんにゃいよね」
「うん?」
「マスターにはわかんにゃいよねー」
「なにが?」
「部屋に帰っても、だーれもいないんだよ。だーれも帰ってこないんだよ。まあ、結婚してたわけじゃにゃいけろさ。わかんにゃいよね」

「うん、わからないね。ひとりひとり、持っている物差しが違うからね」
「物差しの話じゃにゃい!」女はネックレスを引きちぎった。

「あーあ、派手にやったね。なにこれ」男は顔を寄せ、カウンターに散らばった小さな破片たちを眺めた。

「亀」
「亀? あ、ほんとだ亀だ」男が指先で触る。
「これをしてたら、幸せになれるってゆったのに」

「もらったの?」
「うん、むらった。ぷれじぇんと。おたんじょうび」

「ちっちゃい亀をたくさん首からぶら下げて幸せになるんだったら、苦労はないね」
「うるしゃい。いいよ、家に誰かが待ってる人はいいよ。奥さんはさあ、お風呂沸かしてんの」

「沸かしてない」
「あら、さびし」
「ひとりもんだからね」

「え? バツイチにゃの? あー分かった。浮気ら。浮気したんら、このエロじじい」
「サキちゃん、口が悪くなってるなあ、清楚な人だと思ってたのに」

「あみゃーい! 世の中にね、清楚な女なんて存在しないんだよ。みゃすたー純朴な少年みたいな夢みてんのね。清楚な女なんてね、ろこにもいにゃいんだよ、れさ、浮気して離婚されたんしょ」

「──だよ」
「ん? にゃに? メイろ喫茶? 娘さん、メイろ喫茶で働りゃいてんの」

「耳まで遠くなっちゃったか、サキちゃん。門松は冥土の旅の一里塚って知ってる?」
「知らにゃい」
「めでたくもあり、めでたくもなし。一休さんの作さ」

「ん?」
「遠くに行っちゃったんだよ。手の届かないところにね」
「うそ」
「なんで嘘つかなくちゃならないんだよ」
「いつ?」

「サキちゃんから見れば、遠い昔の話さ。そうだな、娘も生きていれば、サキちゃんと同じ年ぐらいだろう」

「ちょっと待って、にゃんで奥さんと別れたの」
「奥さんも冥土さ。事故だよ」
「やだ……ごめんマスター、嫌なこと思い出させちゃったかな」

「いいんだ。過ぎ去ったことさ。それより、深酒はやめなよ。酒で忘れられることなんてないのさ。それが、俺の学んだことだよ。さっきサキちゃん、最後の恋って言ったよね」
「うん」

「これからも、たくさん恋はできるよ。娘はさ、恋ひとつすることもなく、お父さん大好き! で終わっちゃったんだよ。それがさ、最初で最後の恋なんて、不憫じゃないか。かわいそすぎないか」

「マスター……泣かさないで」女はカウンターに付いた両腕に顔をうずめた。

「泣けばいいさ、涙はね、神様のくれたとっておきのシャワーさ。色んなものを洗い流してくれる。サキちゃん。江利チエミって知ってるかい」

「知らない。ほんとごめんねマスター」
「いいんだよ。今流してあげるから聴いてごらん。俺、これを擦り切れるぐらい聴いて、毎晩泣いたんだ。夜が来るのが、怖かったんだ」

江利チエミ/酒場にて


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JuJu VS 竹内まりや

竹内まりやの名曲「駅」の聴き比べです。

オリジナルのせいだけとも言えない、なんというか臨場感がありますね。
別れた彼氏を偶然見つけてしまった驚きと戸惑い。

黄昏の駅で 胸が震えた

ほんとに震えてる感じがします。ちょっと鳥肌立ちました。



あなたがいなくてもこうして 元気で暮らしていることを さりげなく告げたかったのに……

JuJuは「駅」という歌を歌っています。
本家の竹内まりやは、過ぎ去った物語を、目に見える情景を、蘇る心象を語っています。

表情をじっと見ながら歌に耳を傾けていると、竹内まりやっていい歌手なんだなと改めて思いました。涙出そうです。

僕の勝手な判断は、竹内まりやの勝利。

JUJU/駅


竹内まりや/駅


ラッシュの人波に飲まれて 消えてゆく後ろ姿が やけに悲しく心に残る

竹内まりや作詞作曲ですが、「やけに」という言い回しは、女性が使わない気がして少し引っかかる箇所ですけど、いい歌です。

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加治 ひとみ (かじ ひとみ、1987年8月26日 - )は、日本の歌手、作詞家。東京都出身。身長165cm。avex trax所属。2016年1月、エイベックスよりデビュー。 愛称は「かぢ」。
TGA(東京ガールズオーデション)2014年アーティスト部門グランプリ受賞。

本人の歌うオリジナル楽曲ではすべて作詞を手がけていて、1年に数百曲もの歌詞を書く。 JUJUの「この夜を止めてよ」をオーディションの審査の際に歌唱し、思い入れの強い曲でもある為、カバー映像をYouTubeで公開している。 不定期に女子会を開き、女性のリアルを歌詞に取り入れている。 また他人と被らないファッションが注目を集めている。

─Wikipediaより─

加治ひとみ、うん、確かに上手い。いい声してる。下手すると、歌はjujuより上手いかも。これがオリジナルだとしてもちっともおかしくない。大ヒットしそう。

けれど、この歌に関しては、やはりjujuが上かな。
jujuの声は、どこか切ないんだよね。これは技術ではないんだろうね。

究極の美しさは、単に美人であることではない。内側から醸し出されるものだ。

それは乗り越えた悲しみであったり、受け取ったことどもへの感謝であったり、人に対する優しさであったりする。
そんな感じ。

だから、悔しさも、悲しさも、苦しさも辛さも、誰を恨むことなく、肥しにしよう。明日の君と、君の周りの誰かが笑顔になるために。

では、聴き比べてみてください。

この夜を止めてよ/加治ひとみ


この夜を止めてよ/juju


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