散り残る染井吉野が風に揺れるころ、満開を迎える桜がある。今日はそんな川辺のお話。
(画像は拝借しました。ええ、まだデジカメ買ってないんです)
御衣黄(ギョイコウ)

マヨネーズにゅるにゅるしたくなりそうな珍しい緑色の桜。
花びらの色はやがて薄い黄緑色に変わり、中心部分から赤みを帯びてくる桜です。
鬱金桜(ウコンザクラ)

御衣黄桜よりも淡い黄緑色。
この桜は割と珍しいようで、全国でもそんなに数は多くないそうです。
ギョイコウよりこっちが好きかな。
八重紅虎の尾(ヤエベニトラノオ)

ウコン桜もギョイコウ桜も頭上だったけど、これだけは低いところにあるので、自転車を押したまま近づきます。
八重の桜全般、遠目はやぼったいけど、枝の中に顔を突っ込んで間近で見ると、淡いピンクのグラデーションの見事さに惚れ惚れする桜です。
これらはすべて里桜(栽培品種)の一種だそうです。関山(カンザン)松月(ショウゲツ)、いろいろ咲いていました。
話は飛んで、間近の「ぢ」が打てなくてかなり苦戦しました。「ち」に「〃」……え? どう打つんだっけ。
意識したことなかったけど、ほとんど使わない文字だった。
さて、みなさんは打てますか?
さあ、「まぢか」を打ってみよう(笑)
答えはdiでしたね。キーを発音するとマディカ……。
du(づ)は使うから普通に打てるけど、これも一つの発見かな。
でも僕の発見はこれじゃないのです。
─僕の発見─
丸太のベンチに腰を下ろし、自販機で買ってきたバリスタブラックを飲み、煙草に火をつけた。

空に吸い込まれるように舞い上がった煙草の煙の向こうで、桜の花びらたちが渦を巻き、ロンド(輪舞曲)を踊る。春の嵐の予感。
それをじっと見ていた僕は発見した。
風に転がる花びらが、縦に、そう、まるで車輪のように転がっていることに。
いや、ある。縦に転がる花びらは見たことがあるのだ。けれど、見続けたことはない。偶然だろうと目で追ったすべての花びらが縦に転がってゆく。

風に翻弄されて、吹き流されてゆくものだとばかり思っていたその姿に、僕は驚いた。
風が弱まると、まるでだるまさんが転んだみたいに、パタッと伏せる姿もなんともかわいい。
散った花びらは死んだのではなかったのだ。枝を離れ自由の身になったのだ。
それはきっと、春を彩り、無事にハナミズキにバトンを渡した桜たちへの、最後のご褒美に違いない。
遊べ、遊べ、人に踏まれるように。遊べ、舞え、せめて、短い命を。
川辺を離れる時に、地面に舞い散った花びらに僕は声をかけた。
ご苦労様、ありがとうね、と。
そしていつもの公園で、僕はハトおばさんと、空手家(?)の若者を見かけた。
帰りがけ近くを通ると、ハトおじさんだった。
あまりスクロールしなくても読める長さのブログ。
それは短編小説でも心がけているけれど、長くなってしまった。だから、変な終わり方(笑)
松任谷由実/輪舞曲
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