あるいは、悲しみの果てに……
その種類も、その果てに待っている決断という名の結果も様々。
でも、忘れてはいけないことがある。
その苦しみも、その悲しみも、自分が仕掛けたものだということを。
そんな馬鹿な! 自分で仕掛ける人間なんているわけないでしょ!
もっと楽して生きたい! もっともっと楽しく生きたい! それが普通でしょ!
笑いたい! 弾けたい!
うんうん、そう思いたい気持ちも分かるのだけれど……
じゃあさ、じゃあさ! その責任は自分にあるって言いたいの!?
だから、自分で何とかしろって!?
何とかしたわよ! でももう、ダメなのよ! 打つ手は、尽きたのよ!
ううん、ダメじゃないよ。
ダメも良いも、人が決めることじゃない。君が決めること。
自分が仕掛けたからには、答えは見えないかい? 必ず乗り越えられるって答えが。
さて、君は幼い頃の校庭に戻って、体操着になっている。
そしてなにやら、ポールに付いているフックの高さを調整している。
そして、よし! と小さく呟く。
それから、小走りにそれから離れ、立ち止まって腕を振りながら、それを見つめる。
走り高跳びのバーの高さを調整したのは君さ。他の誰でもない。
走れ! 跳べ!
あらら、失敗しちゃった。
さ、もう一度戻って、
走れ! 跳べ!
この世に、失敗はない。あるのは、君の挫けた心が呼び込む、諦めだけ。
走れる足を、跳べる筋力を、ありがとう!
もう一度チャレンジできる強い心を、ありがとう!
自分が跳びたいのに、それを文句も言わず両手を胸に握りしめ、黙って見つめる人たちに、ありがとう!
君を応援する声を、君は忘れているかもしれない。明日を作るのは、他の誰でもなく、君の挫けない心だよ。
そしてそれを跳んだとき、振り返って、ありがとうと言おう。落ちずに残ったバーにも感謝をしよう。
君の明日は、君が決める。
苦しい今日があるからこそ、微笑みを携えて、明日という今日はやってくる。
過去も膨大、未来も膨大。今は一瞬。
その一瞬を、呪うことなく、恨むことなく、感謝の心でしっかり生きよう。
そのとき、君の世界は必ず変わる。
そして、気がつく。巻き起こる嫌なことは、自分を鍛えるために、さらなる喜びを味わうために、自分が仕掛けたものだとね。
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Kiroro / Best Friend


