これは、第4回③の続きです。見てない人は、①から読むことを推奨します!






 ​2日目がスタート



おはようございます⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*。


2023年8月27日(日)。

2日目は、広島県東広島市にある JR西条駅からスタート。




5回目の入鋏印を押してもらい、ホームへ移動。

今日最初に乗る列車は、9:06発の普通 岩国行き。車両は広島地区の227系0番台です。


偶然にも、昨日乗ったのと同じ編成でしたww




途中、八本松駅と瀬野駅の間にある「瀬野八(セノハチ)」という峠を越えていきます。約10kmにわたって急勾配が続く区間で、226mの高低差があります。


227系RedWingは、出力が大幅に向上してるため普通に走っていますが、重量が多いかつ長大編成で走る貨物列車は、電気機関車1両では登り降りすることができないため、最後尾に補助機関車「補機」を連結して走ります。


【14本目 乗車データ】

会 社:JR西日本

路   線:JR山陽本線 (G)

種   別:普通

行き先:岩国

区   間:西条(JR-G10)→瀬野(JR-G07)

編   成:227系0番台/広ヒロA05編成

備 考:6両編成



終点の岩国までは行かずに、瀬野駅で途中下車。この駅で降りた理由は…


  ​スカイレールサービス




JR山陽本線の瀬野駅から徒歩1分のところにある、みどり口駅からみどり中央駅 間の1.3kmを結ぶ鉄道路線「スカイレールみどり坂線」(正式名称:広島短距離交通瀬野線) に乗るためです✨(*´▽`*)


ずっと前から乗ってみたいと思ってたのですが、その、スカイレールみどり坂線 が「2024年4月末で廃止される」という報道があり、これは廃線になる前に一度乗らないといけないなと思って来ましたw




スカイレール みどり口駅の改札はこんな感じ


土休日や昼間は主に15分間隔で運行されています。




自動券売機できっぷ(片道大人170円)を購入し改札内へと入ります。QRコードでかざすタイプのきっぷで、一般的な鉄道に見られる乗車券を採用していない。(他に採用例として、沖縄都市モノレールや北九州モノレールがあります)


改札機に「ICタッチ」と買いてあったが、実は ICカードに対応してるのは、JR西日本が発売してるICOCAにスカイレールの定期券・回数券機能を載せたカードのみが使えるみたいでかなり限定的…





階段をのぼり、乗り場へと向かう。

車内はロープウェイみたいなゴンドラという感じだが、これでもれきとした鉄道である。

1998年の開業当初から使用されている車両で、定員は25名(うち、座席は8席)で小規模であるものの、バリアフリーに対応してて車椅子を使っても乗ることができます(*´▽`*)。冷房装置も完備✨



↑みどり中央までの上りは前面展望を撮ったので、このリンクを押して視聴してみてください。




5分の乗車で、みどり中央駅に到着。小型の鉄道とは思えないほど立派な駅舎だ。




傾斜が急な山に住宅街「スカイレールタウンみどり坂」を切り開いたニュータウンなので、上は景色もとても良いです✨。


街にマップには駅前に商業地区と書いてありましたが、実際は何もない更地の状態でした…





時間の都合上、すぐに折り返します。



再び、きっぷを購入し乗り場へ向かいます。



10時05分、みどり中央駅を発車。



瀬野駅近くの、みどり口駅まで標高差約160m。ビルで例えれば、約45階分を5分で下っていきます。



急勾配を下り、一旦傾斜が緩やかになると、




唯一の途中駅である、みどり中街駅に到着。ここでは対向のスカイレールの車両と行き違い。



列車はみどり口駅に向かってカーブしながら勾配を下っていきます。


スカイレールは、駅構内はリニアモーター駆動、駅間を走行中はロープウェイと同じワイヤーロープで運転する特殊な方式を使っています。



上部の桁は懸垂式モノレール、走行の方式はリニアモーターとロープウェイ、それぞれの長所を取ったようなシステムといった感じ。

また、無人運転なので人員も少なく済むというメリットもあります。


この交通システムを採用してるのはスカイレールだけです!



みどり口駅(瀬野駅)手前は、特にえげつないことになっていて、なんと「263‰(パーミル)。角度で言えば15度」の急勾配!!


坂に弱い鉄道ではありえない勾配ですw




みどり口駅に戻ってきました。

走行中は揺れが激しく、乗り心地は良いとは言えませんでしたが、遊園地のアトラクションみたいで景色も良かったので楽しめました(*>∇<)ノ


  ​スカイレールの現状と今後


スカイレール廃止後は「電気バス」が代替交通としてみどり坂の住宅街へのアクセスを担うことになっています。


「スカイレールタウンみどり坂」の人口は約7,335人で、1日5,000人の利用客数を見込んで建設されたものの、実際の利用客数は1,300人ほどで予想の3割に満たず年間1億2,000万円以上の赤字を叩き出し、この路線しかない特殊な交通システムを採用しているため部品の調達が困難

というのが廃線になってしまう理由ということです。


実際乗車したとき、利用者は団地に住んでる地域住民よりも私と同じ鉄道ファンの方が多かったです。


この立派な設備を廃線にするのは、もったいないな〜と感じました。



(※画像使い回し)


私自身、スカイレールに乗るのはおそらく今日が最初で最後の乗車になるでしょう(´ー`*)


4月の廃止直前になると鉄道ファンで混雑するかもしれないので、スカイレールの乗り納めは早めにしておくのがいいかもしれません✨(*´-`)


  ​18きっぷの旅 再開




JR山陽本線 瀬野駅に戻り、18きっぷの旅を再開。




10:14発の普通 広島行きに乗車します。


【15本目 乗車データ】

会 社:JR西日本

路   線:JR山陽本線 (G)

種   別:普通

行き先:広島

区   間:瀬野(JR-G07)→広島(JR-G01)

編   成:227系0番台/広ヒロA44編成

備 考:




車内が混雑していたので、広島駅まで全カット。


10時34分、瀬野駅から20分ほどで中国地方最多の利用客数の「広島駅」に到着です♪(*´▽`*)



④はここまで。

次回の⑤が、第4回の最終です.ᐟ‪‪‪.ᐟ‪‪

第4回⑤→公開中

2024/4/28追記→廃止直前になったため、当ブログのタイトル名を変更いたしました。